2007年5月3日木曜日

2007年5月3日(木) 防災公園

大洲防災公園
今日は息子にせがまれ市川市の「大洲防災公園」に行ってきました。ということで、本来ならば「憲法記念日」ネタなのでしょうが、今回は防災ネタで行きます。
この「大洲防災公園」は明治乳業市川工場の跡地に建てられたもので、「防災公園街区整備事業」のもとで全国に先駆けてつくられたとのこと。普段は写真でもおわかりのように遊具の備わった広場であり、バーベキュー広場や野球場などもそなえた憩いの場として大活躍しているのですが、イザというときは一時避難場所や被災の前線拠点、輸送の中継地点として機能しつつ、1万人が3日間しのげる飲料水を確保しているとのこと。もともと急病診療所が敷地内にあるため、よくお世話になっていたのですが、あらためて調べてみたらそんな機能を有していたのですね。
奇しくも昨日はプチ帰宅難民を体験するべくJR錦糸町駅から市川市にある自宅まで歩いてみた(所要時間は3時間程度)のですが、有事の際に大洲防災公園のような機能を備えた場所は必要だなって強く痛感した次第です。
ところで防災といえば様々な災害が想定されますが、一番遭遇する可能性の高いのはやはり地震でしょうか。先日、会社の避難訓練に参加したのですが、起震車が最新型で、関東大震災を始めとしていくつかの地震がプログラミングされていて、縦揺れから横揺れまでリアルに体験できるという優れものでした。大型の薄型液晶テレビも設置されていて、画面では体験している揺れに応じて家具類がどのように倒れていくのか、壁がどのようにひび割れていくのかっていうシミュレーションをCGで見ることもできました。この起震車は震度7も体験できるのですが、その揺れは「実際に起こってしまったらどうなってしまうんだろう?」って思うのが怖いくらいすごかったです。震度7クラスが都会で起こったらどうなってしまうんだろうって思う方は、コミックス「日本沈没」の最新刊(6巻)をご覧ください。

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