2009年4月29日水曜日

2009年4月29日(水) 新型インフル、アメリカで初の犠牲者

厚生労働省のPandemic Fluカードゲーム
豚インフルエンザあらため新型インフルエンザ(WHOがフェーズを3から4に上げると同時に、国内の報道機関は、新型インフルエンザと呼ぶようになった)ですが、とうとうメキシコ以外で初の犠牲者が出たとか。日本時間の4月29日19:40頃に第一報が伝えられたニュースですが、よくよく調べて見ると、亡くなったのはアメリカ人ではなく、治療目的にアメリカを訪れていたメキシコ人だったようです。(情報ソース:CNN.com
 
アメリカはメキシコに次いで感染者が多いため、死者が出るのは時間の問題だと思っていたのですが、たまたま亡くなった場所がアメリカであっただけで、この症例はちょっと特殊かもしれません。ただ、今回亡くなったのは1歳11ヶ月の幼児。季節性インフルエンザでもこの年齢の幼児が死亡することは希らしく、きちんとした治療を受けることのできる環境下で亡くなったということは、毒性が他より強かった可能性もあります。
 
そうなると、アメリカで死者が出たことより、問題の本質はもっと深刻である可能性があります。それは、ウイルスが人の間で感染を繰り広げてゆく過程で毒性を高めてくること。1918年のスペイン風邪がそうだったようですが、一旦流行が収まってから数ヶ月して、再び流行。その過程で、進化を遂げたウイルスが猛威をふるったというのです
 
豚インフルとは別に、『「H5N1」型の鳥インフルエンザ』が流行する可能性もあります。むしろ、こっちのほうが可能性として高いかも知れません。ちなみに『「H5N1」型の鳥インフルエンザ』は強毒性なので、人(ヒト)-人(ヒト)感染しだしたら、きっと人類はひとたまりもないでしょう。そういう意味で、インドネシアの豚が高い確率で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていたという報道がとても気になりました。「正しい情報を元に冷静な行動を取ること」と政府は呼びかけてくれてはいますが、イザ日本に上陸したら、果たしてみんなは冷静でいられるのでしょうか。
 

2009年4月28日火曜日

2009年4月28日(火) Pandemic Level Phase 4

ジュネーブのWHO本部
日本時間の今朝5時過ぎ、ケイジ・フクダ氏(WHO事務局長補代理/インフルエンザ担当)の記者会見で次の内容が発表されました。"The World Health Organization elevated the world's pandemic level to a phase 4 on a scale of 1 to 6." これが発表されたからと言って、国境が封鎖されるわけではなく、各国はそれぞれのphaseごとに定めている(であろう)行動計画に従ってアクションをとるだけだと思いますが、経済への影響という意味においては、インパクトは相当大きいと思います。
 
ちなみにパパペライザーの勤めている会社では、本日付で社内通達が出され、メキシコへの出張制限など、各種指針が出されました。また、USAとメキシコの現地法人向けにマスクなどを送る手配を行うと共に、社内備蓄用にマスクを10万枚発注したと聞いています。一方、パパペライザー家でも豚インフルエンザ報道が始まった翌日の日曜日に薬局へ行き、子供用のマスクを5枚ほど調達しました。パパペライザー自身もN99マスクを1枚だけ入手し、鞄に忍び込ませています。(活躍の場面が来ないことを祈っていますが...)
 
ところで、この豚インフルエンザ、どうしてメキシコだけにあれだけの犠牲者が出てしまうんでしょうか。報道では、医者に行くお金のない人が多く、症状的に手の施しようがなくなってから病院へかけつけ、ICU(集中治療室)でそのまま帰らぬ人になってしまうケースが全体の80%近くいるのだとか。一方で、英国BBCでは、「報告されていない若者の死者がいる」「状況はコントロールされていると言うにはほど遠い」「感染者の死亡率はメキシコ当局の報告より高いのが真実だ」「必要な検査が実施されなかったため豚インフルエンザとは報告されていない若者の死亡ケースが数例あるという」といった現地メキシコの医師の生々しい告発も報道されていますので、公式発表されている犠牲者は過少申告された結果なのかもしれません。そういったことを鑑みると、phase 5も時間の問題と言えるでしょう。
 
いずれにしても、遅かれ早かれ日本にも上陸してくるでしょうから、そのときに備えて食料や生活用品を少しずつ備蓄し始めておいたほうがいいかも知れません。

2009年4月25日土曜日

2009年4月25日(土) 豚インフルエンザ

忍び寄る影...
最近、少々気になるニュースがいくつかあります。まぁ、筆頭に挙げられるのは、やはり草なぎくん逮捕のニュースでしょうか。このニュース、少々騒ぎすぎの嫌いがありまして、彼をイメージキャラクターとして起用していたスポンサー企業に対しては、草なぎくん自身が丁重にお詫びしておいたほうがいいと思いますが、本人も反省していますし、もうそろそろマスコミさんは彼のことを放っておいてあげてもいいのかなと思っています。
 
それから世間的にはあまり大きく取り上げられていませんが、「中国で生産・販売するデジタル家電などIT(情報技術)セキュリティー製品の技術情報をメーカーに強制開示させる制度」が5月にも公表されるというニュース!「IT強国」を目指す中国政府は導入の意欲を改めて示したそうですが...。中国独自の安全基準である「強制製品認証制度(CCC認証)」というのがあって、これにITセキュリティー製品13品目(業界団体のまとめでは、日本企業の取扱金額は1兆円にのぼるそうです)を加えるのだそうです。ICチップ用OS(基本ソフト)やネットワーク監視システム、デジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システム、ファイヤーウォールなど、情報システムや情報機器の安全性確保に不可欠なソフトウエアで、日米欧企業が強みを持っている分野です。もしこれが導入されると、認証を受けられなければそれら製品を中国で販売できなくなるということで、日中間の通商貿易関係に悪影響を与えることは避けられなくなります。日本政府もあらゆるレベルで(中国政府に)再考を強く求めているそうですが、そりゃそうでしょう。どの先進国も採用していない異例の制度で、企業の知的財産が自国外に流出する危険性が高くなるわけですからね。中国側は申請で開示された情報を外部に漏らさないとしているものの、流出すればハッキングやコピー商品製造で「知的財産権が侵害されかねません。日中首脳会談も近日中に開催されるようなので、日本政府(麻生首相)の頑張りを期待したいものです。
 
気になるニュースはこれだけではありません。今日、相次いで報道された豚インフルエンザのニュース。英語では Swine Flu というそうです。(Pig ではないんですね、ハハ...)メキシコのコルドバ保健相は、24日、ここ1ヶ月にメキシコシティー近辺でインフルエンザに似た症状で少なくとも68人が死亡したと指摘。こうした症状の患者が1000人余り報告されたことも明らかにしし、死者のうち20人は豚インフルエンザが原因とこれまでに確認されたとのことです。一方、米疾病対策センター(CDC)は、メキシコで採取した組織サンプル14件のうち半数が、カリフォルニア、テキサス両州で豚インフルエンザと報告された8人のものと同じ遺伝子だったと説明しているとのこと。この事態を受けて、世界保健機関(WHO)は、ジュネーブ時間25日午後4時(日本時間同午後11時)に各国の専門家15人との緊急電話会議を開き、「国際的な懸念を招く公衆衛生の問題」かどうかを判断するとのことで、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)もどうなるかが気になるところです。このニュースで気になるのは、豚インフルエンザに感染したからといって、必ずしも豚と接触しているとは限らないということ。つまり、感染が「人(ヒト)-人(ヒト)」で起こっているということです。急に感染が広まっている印象があるので、誰かがウィルスを意図的に散布して、何ものかから世間の目を逸らそうとしているのかな?何はともあれ、パンデミック(世界的大流行)にならないことを祈りたいです。
 

2009年4月24日金曜日

2009年4月24日(金) 蝶と馬喰町

「ちょう」は「ちょう」でも...
A君「ねぇ、蝶(ちょう)の名前8種類言える?」 B君「言えるよ!蝶でしょう。それから蝶に、蝶、蝶、蝶、蝶、蝶、蝶!」 A君「(目が点...)」 A君「じゃ、じゃあ...C君は言える...?」 C君「馬喰町(ちょう)!」 A君「(呆然...)」 今日、かみさんから聞いた、ある小学3年生の会話です。思わず噴き出してしまうくらいウケてしまいました。素直なのか、天然なのか、とにかく微笑ましい会話だと思いました。
 
で、その馬喰町。言わずと知れたJR総武線快速の停車駅があるところで、ホームはかなり地下深いところにあります。その昔は日本一深いところにある駅だった覚えがあります。
 
見るからに恐ろしそうな地名ですが、馬を食べてしまうといった意味ではないようですね。Yahoo!知恵袋によれば、名前の由来は、徳川家康が関ヶ原出陣の際、馬工郎(馬喰)高木源五兵衛に命じて厩舎を作らせ、数百頭の馬を飼うために、配下の馬喰(馬方)を住ませたと。そして、その後も隣町の大伝馬町・小伝馬町に幕府の伝馬役を勤めた大勢の馬喰が明治維新まで住んでいた、という事から来ているようです。ちなみに馬喰とは、馬の売買や周旋をする人の事を言うそうです。なので、恐ろしい名前でもなんでもなく、昔の文化を町名にしたとても貴重な文化遺産の名前なんだそうです。
 

2009年4月21日火曜日

2009年4月21日(火) 同姓同名

YMOの若かりし頃...
この4月、大量の新入社員が入ってきました。まぁ1000人を超える数なので、著名人と同姓同名というのも存在するわけで...。そのなかでも、タカハシ ユキヒロという名の新入社員がいました。タカハシ ユキヒロといえば、パパペライザーの世代(世間一般ではアラフォーとか呼ばれている世代)であれば、「Y.M.O.」を即座に思い出すのではないでしょうか。ところが、件のタカハシ ユキヒロくんに「Y.M.O.だね!」と言ったところ、「こないだもそれを言われたのですが、Y.M.O.って知らないんですよ」って返されてしまいました。まぁ、世代間格差というやつなんでしょうね。(彼の親は絶対狙って名づけたと思っていますが)
 
ほかにも、チバ シンイチくんもいました。彼はその名を認識していて、「字が違います」と先手を打たれましたが。それから、新入社員ではありませんが、エグチ ヨウスケくんもいます。彼なんかはまさに字も同じでした。こういう方って、研修などの自己紹介でどよめきが起きるんですよね。
 
ということで、著名人と同姓同名だったりすると、一回で名前を覚えてもらえるというメリットがある一方で、その著名人のキャラクターによってはからかわれ易くなってしまうというデメリットもあります。嫌われている芸能人とか犯罪者とかと同姓同名だと、特に子どもの場合は可哀想ですよね。
 

2009年4月20日月曜日

2009年4月20日(月) スーパーモデル

Trish Goffさん
スーパーモデルといえば、日本人であれば川原亜矢子か冨永愛くらいしか知らないパパペライザーですが、そのうちの一人の冨永愛が離婚したとのこと。相手は日本人のパティシエなのですが、奥様が有名人というのも大変だったのでしょうね。当然のことながら日本人パティシエさんは名前すら出てくることはなく、冨永愛より稼いでいるとも思えないので、気苦労は多かったことでしょう。真相は闇の中ですが、心中お察しいたします。とはいうものの、1年半ほど前に日本人パティシエさんの知人から見せてもらった冨永愛一家のプライベートフォト(パリ市内で撮影したスナップショットで、仲睦まじい雰囲気がたっぷりでした)が印象に強く、今回のニュースはちょっとびっくりしました。
 
ところで、パパペライザー的にはスーパーモデルといえば Trish Goff だったりします。その昔(2003~2004年頃)、よく Fashion TV を見ていたのですが、彼女見たさにだらだらとよく Fashion TV を流していました。今、彼女が何をやっているのかは知りませんが、顔がとにかくちっちゃくて可愛らしい(カリメロちっくな顔立ち)という印象が強かったです。
 
余談ですが、今、世界中を騒がせているスーザン・ボイル(Susan Boyle)さん。スーパーモデルでもなんでもないのですが、歌声は本当にすばらしいですね。YouTubeでの試聴回数が5000万回を超えたとも言われていますが、見れば納得。今回ばかりはマスコミの扇動につられて正解でした。正直、彼女のルックスからは(その歌声は)想像できませんでした。
 

2009年4月19日日曜日

2009年4月19日(日) 歩いて分かる生活リズムDS

生活リズムDSの画面 (ちなみにMiiは私とかみさんです)
久しぶりの投稿です!ここ一ヶ月はいろいろありました。
 
プライベートでは...
■長男が小学校1年生に!
■長女が幼稚園の年中さんに!
■マンションの理事会、毎週のように開催!(昨年末より輪番制でマンションの理事を拝命しておりまして...)
 
一方、仕事では...
■千人超の新入社員が入社!(この関連業務のため、この一ヶ月は土日も休めずにずっと仕事していました...)
 
ってなことで、ブログを書いている時間がなかなかとれない日々が続いていた次第です。
 
ところで、このようなバタバタした最中、新しいニンテンドーDSのソフトを購入しました。写真にもある「歩いて分かる 生活リズムDS」です。このソフトには「生活リズム計(歩数計の一種)」というものがついていまして、1分ごとの歩数を記録してくれます。そして、日々このデータをソフトに送信することにより、自分の時間帯別の歩数(いわゆる生活リズム)を知ることができます。朝型なのか昼型なのか夜型なのか、曜日により違いはあるのかないのかとかを知って、自分の生活リズムを振り返ります。「休みの日は本当に歩けていないなぁ」とか「仕事の日の朝は生活リズムが安定しているなぁ」とか...。
 
ちなみにこのソフト、歩くことが楽しくなるような工夫がいろいろなされています。
1.「歩いてつくる世界地図」
 ⇒たくさん歩くと、歩数に応じて地球上の珍しい風物絵を地図上に描いてくれます。最初は数千歩でひとつの絵が完成するのですが、次第にたくさん歩かないとひとつの絵が完成しなくなります。
2.「リズムをあわせてライトアップ」
 ⇒たくさん歩くことで、発電。その発電量で(ソフト上の)自宅の照明が点くという仕掛けです。逆に言えば、歩かないと家はどんどん暗くなり、仕舞いには電気が消えてしまいます。
3.みんなのランキング/世界ランキング
 ⇒記録された生活リズムを様々な角度からランキング紹介してくれます。Wi-Fi接続すれば、歩数の世界ランキングも知ることができます。(2009年4月現在、世界中で36,000名くらい参加しているようです)
4.宇宙旅行
 ⇒世界中のみんなと協力して、宇宙旅行します。(Wi-Fi接続によってみんなの歩数を累積加算して、最初は「月(4,857万歩)」。次は「火星(1,119億1,428万歩)」という具合にはるか宇宙を目指します。)
 
Wii Fitと異なり、とにかく気楽(「生活リズム計」を腰に着けておくだけ)なので、これなら長続きしそうです。