今朝の話題はなんていっても昨日の男子400メートルリレーで悲願のメダルを獲得したこと!日本勢が五輪の短距離種目でメダルを獲得したのは史上初の快挙!トラック種目全体では、1928年アムステルダム大会の女子八百メートルで2位になった人見絹枝選手以来、80年ぶりということだそうです!昨夜、たまたまテレビにかぶりつきでオリンピック中継を見ていたこともあって、その瞬間を余すところなくテレビで視ていました。それだけに、感動もひとしおといったところです。今朝も6時に起きて、8時くらいまでずっとチャンネルを変えながらオリンピック関連報道を追いかけてしまいました。(笑)
スタート前、第一走者の塚原直貴選手(写真の一番左)がテレビカメラを前にして挑発的なパフォーマンスを繰り広げていたときには余裕あるなぁって思っていました。(今朝、そのことを某テレビ局での生出演時に指摘され、かなり恥ずかしがっていました)でも、結果は銅メダル!今季世界ランキング1位のアメリカがバトン渡しに失敗してゴールできなかったり、アテネ五輪金メダルの英国がオーバーゾーン違反で失格となったりといったラッキーな側面はありましたが、この競技は速さだけではだめで、バトンパスも非常に重要で、今回の走者4名はそれが絶妙に上手だった気がします。
アンカー走者の朝原宣治選手(写真の右から2番目)がゴールしたとき、本人に喜びの表情はあまりなく、そのことを今朝の生出演時にキャスターに指摘されていました。確かにそうだなぁと思っていたら、本人曰く「3位だか4位だかがハッキリしなかったため、電光掲示板の記録できちんと確認してから、、、」というようなことを語っていたので、なるほどと思いました。インターネット上のスポーツニュースにも、「あんなに掲示板を真剣に見たのは初めて」というコメントがありましたので、本当にわからなかったんでしょうね。確かに4位のブラジルとの差は100分の8秒という僅差。朝原宣治選手も4回目のオリンピックということで、ベテランらしい走りを見せてくれました。
ちなみに視ていて一番走りが早いなぁって思ったのは、高平慎士選手(写真の一番右)。頭が小さいなぁっていう第一印象はともかく、あの長い足がものすごい速さで回転していて、日本選手もすごいのいるじゃん!って思いました。
あまり関係ないですが、第2走者の末続慎吾選手ってエース格という立場もさることながら、喋りが上手ですね。何度もマイクを向けられているにもかかわらず、同じようなコメントを繰り返しているというような印象もありませんでした。「日本短距離として先輩方が培った歴史を結果にできた」などという言葉が普通に出てきていましたし。
記録は38秒15。平均すると、4人は100メートルを10秒切って走っているんですよね。第二走者以降はリレーゾーンで加速するため、単純に100mの記録を4倍するよりも速い記録が出るというのはあるものの、バトンパスもきちんとやりながらですからね。すごいです。これまでの日本記録は2007年の世界陸上大阪大会での38秒03だったかな?確か、この4人で出した記録だったと思いますが、それにはわずかに届きませんでした。でも、晴れの舞台でいい結果を出せたことは、すごいと思います。本当におめでとうございます!
さていろいろな感動のドラマを我々に与えてくれた北京オリンピックもいよいよ今日と明日の2日間になってしまいました。まだまだ見所はありますので、日本選手の活躍を期待したいと思います。
頑張れ日本!!!
<余談>
ジャマイカは本当に速かった!第三走者で世界記録保持者のボルトはいうに及ばず、アンカー走者も!2位との差も考えると、人間技とは思えませんでした。
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