今日は「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました。思い立った時にふらっと立ち寄れる美術館ではないんですね。ローソンでチケットを購入しないと入場できない、いわゆる完全予約制のスタイルをとっています。だからでしょう、決して混みあうことなくゆっくりと美術館の中を見てまわることができました。
最寄り駅はJR三鷹駅。バスでも行けますが、パパペライザーたちは徒歩で美術館に向かいました。といってもそれほど遠くはなく、15分ほどで現地に到着することができます。道すがら、玉川上水沿いを歩いていくのですが、「閑静な住宅街」を絵に描いたような住宅街が玉川上水沿いにあり、それを見ているだけでも飽きることはありませんでした。
ということで、あっという間に現地に到着。まず最初に出迎えてくれるのは、「となりのトトロ」のほぼ実物大トトロ(&まっくろくろすけ)!受付に鎮座して来場者を迎えてくれます。本当の受付はもう少し奥のほうにあるのですが、とりあえずここで写真をパチリというのが王道パターンなのでしょう。みんなパチパチ記念撮影をしていました。そのあと、いよいよ本当の受付へ向かいます。予約時間より30分程度早かったので、少し待たねばならぬことを覚悟していたら、「12時の方、時間前でもご入場いただけます!」アナウンスがあったため、早めに入場することができました。早めに行ってみるものですね。ラッキーでした。
さてこの美術館、どのようにまわればいいのか、よくわからない構造になっています。意図的にそうしているようですが、案内表示がとても少ないんですよね。幸いそれほど広くはない規模の美術館なので実害はありませんでしたが、もう少し案内表示が多めに欲しかったです。また、館内は写真撮影やビデオ撮影が一切禁止なんです。したがって館内の写真は一切撮れず仕舞いでしたが、外(屋上)にも展示物があったため、写真はその時に撮ったものです。ちなみに屋上には「天空の城ラピュタ」でおなじみのロボット兵とラピュタの石版があり、よほどみんな写真が撮れないことにストレスを感じていたのでしょう。ここぞとばかりに記念撮影しまくっていました。
ロボット兵です!
見所はいろいろありますが、屋上のロボット兵とラピュタの石板以外では、子ども連れであれば「となりのトトロ」のネコバスでしょうか。たぶんこれも実物大だと思うのですが、子どもであれば実際に乗ったりして遊ぶことができます。それにしても、親であればここは絶対に写真に収めたいスポットのひとつだと思うのですが、何でダメなんでしょうね。ちなみに館内には「ジブリ美術館は物語の入り口です。物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。そして、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰って欲しい、これが私達の願いです。皆様のご協力をお願いします。館主 宮崎駿」と書かれています。美術館会館当初は撮影できたようですので、きっと何かがあったのでしょう。
他の見所ですが、独自の短編映画(16分程度のショート作品)やジブリ作品ができるまでの工程説明などがあります。驚いたのは、「崖の上のポニョ」の映画が出来上がるまでに描かれた膨大な枚数の原画が積み上げられていたことです。ひとつの作品ができあがるまでにどれだけの人(ちなみに「崖の上のポニョ」は400人らしいです)が苦労しているかなど、単に映画を見に行っているだけでは知りえないことがここでは知ることができます。そういう意味で、子どもだけではなく、大人だけで来場しても十分に楽しめる内容になっています。
美術館鑑賞後は、せっかくなので井の頭公園を散策しながら吉祥寺駅に向かって歩き、途中子ども達と「白鳥のボート(自転車のようにペダルを漕ぐのですが、とても疲れました...)」に乗り、井の頭公園至近の「磯丸水産(安くてウマイ!お勧めです!)」で食事をして帰りました。
BGM:「君をのせて」 by 井上あずみ
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