うちの息子も来年4月にはいよいよ小学生に。ということで、先日、ランドセルをネットで注文しました。そのランドセル、息子の希望は黒。親の希望は茶色。結局、親のエゴを押し通して茶色を注文したのですが、息子があらためて黒を主張。だったら現物を見て判断しよう、ということになり、本日、注文先の工場へ行くことにしました。
場所は東京都足立区西新井にある土屋鞄製造所。ランドセルと革鞄・革小物を作っている創業40年の工房です。日暮里から日暮里・舎人ライナーに乗りかえ、西新井大師西駅下車1分のところにあります。ということでやってきたわけですが、さすがにランドセル選びのシーズンだけあって、工場に併設されている店舗にはたくさんの(うちの息子と)同年代のお子様を連れたファミリーが来ていました。で、さっそく現物を拝見。やっぱり茶色がいいなぁと思っていたら、なんと息子も黒が自分に似合わないとでも思ったのでしょうか、「やっぱり茶色のほうがいい」ということになり、息子の希望と親の希望が一致したということで、ホッと胸を撫で下ろすことができました。
ちなみに我が家はランドセルの素材にコードバンを選択しました。コードバンは馬のお尻の中心部にある一番丈夫でなめらかなところの革で、牛革に比べて摩擦や擦過に非常に強く、6年間使用するランドセルには非常に適した素材であるとのことです。希少性があるので若干お値段は高めではありますが、耐久性を考えると安物買いの銭失いにはならずに済むでしょう。
さてランドセルの件が一件落着したところで、上野公園に行ってきました。上野公園といっても大変広く、あの有名な上野動物園もその一部です。日暮里・舎人ライナーの終点が日暮里だったため、山手線に乗り換えずに歩いて向かいました。それほど遠くないんですね。谷中霊園の中を通って上野公園に向かったのですが、いい散歩道でした。ちなみに谷中霊園って著名人が多く埋葬されているんですね。パパペライザーが知っている人物だけでも渋沢栄一、徳川慶喜、横山大観、鳩山一郎が挙げられます。桜の名所でもあるそうなので、その時期に再び訪れてみたいですね。
さて、最初は遊具で遊ぶことを目的に向かった上野公園ですが、行って見ればやっぱり上野動物園に行ってみたくなりますよね。入園料が安いのも魅力。大人で600円です。(息子は年齢的に無料でした)しかし、何年振りでしょうか。少なくとも25年以上は経っている気がします。したがって、当時の記憶はほとんどありません。でも、入園して何かが違うと感じました。すいてる...。どの動物を見るのも苦労をすることはありませんでした。「上野動物園ってこんなにすいていたっけ?」「いちおう、今日は土曜日だよな?」と自問自答してはみたものの、3歩も歩けばすっかり気分は動物たちに集中していました。後から知ったことですが、入園者の減少は、ジャイアントパンダのリンリンが2008年4月に亡くなってしまったことが少なからず影響しているんだとか。余談ですが、ジャイアントパンダがいたであろう檻には現在レッサーパンダがいます。それはそれでかわいいんですけどね。
トラとかライオンとかホッキョクグマとかの定番動物はひととおり見て楽しめましたが、ゾウが外に出ていなかったのが残念でした。そうそう、カバも見ましたが、知ってはいたはずなのに、その巨大さにあらためて驚きました。一緒に見ていた学生の「デケー!!」「この体で時速40キロ以上で走る能力を持っているなんて信じられねー!」っていう声がその大きさを物語っています。体の部分だけであれば、ゾウのそれにも匹敵するかもしれません。隣にいたコビトカバも決して小さくはないのですが、確かに普通のカバに比べたら小さい小さい。とにかくそれくらい大きな動物がいることに、あらためて驚いた次第です。
もひとつ地味な動物ではありますが、オオアリクイも見てきました。シロアリを1日に3万匹は食べるんだとか。さすがに上野動物園ではその数のアリを用意することはできず、普段はドッグフードや鶏肉などを混ぜたエサを与えているんだそうです。それでもものすごい勢いで食べてましたけどね。それから、上の写真は上野動物園の最長寿動物と言われているガラパゴスゾウガメ。さすがに貫禄十分です。パパペライザーの生まれた1969年2月から上野動物園にいるそうですが、いったい何歳なんでしょうね。(一説には78歳を越えているともいわれています)150歳を超えて長生きするゾウガメもいるそうなので、パパペライザーがこのゾウガメ(タロウくんと呼ばれています)の最後をみとることはないんでしょうね。(笑)
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