2009年12月30日水曜日

2009年12月30日(水) ベートーベン

ベートーベンの肖像画
いよいよ2009年もあと1日を残すのみとなりました。本当に月日の経つのは早いものです。そんなある日、息子に2冊の伝記を買いました。伝記といえば、パパペライザーも子どもの頃にいろいろと読んだのですが、今回はエジソンとベートーベンです。なぜその2人か?エジソンは定番中の定番ということで購入したのですが、ベートーベンは多分に「のだめカンタービレ!」の影響が強いです。さらには、パパペライザーもベートーベンの曲がお気に入りであるというのも理由のひとつです。
 
で、伝記を読んで初めて知ったのですが、モーツァルトやハイドン、シューベルトといったクラシック界の重鎮とも直接の接点があったんですね。いやぁ、すごい時代もあったもんです。そんなこんなで、クラシックではベートーベンを好んで聴くことが多いです。
 
ベートーベンといえばいろいろ有名な曲がありますが、一般に連想されるのは交響曲の「第9」とか「運命」とか「英雄」「田園」といったところでしょうか。ちなみに件の交響曲は第9までありますが、パパペライザーは第7番と第9番がお気に入りです。(第7番はもろに「のだめカンタービレ!」の影響を受けています)ちなみに第7番と第9番はタイトルがないんですね。例えば第3番は「英雄」、第5番は「運命」、第6番は「田園」というタイトルがあるのですが、他の第7番と第9番を含む交響曲にはありません。それでも第9は合唱が有名になってしまったので、「第9」そのものがタイトルのように知られてしまいました。ちなみに、パパペライザーは第9の合唱パートはあまり好きではなく、最初のパートがお気に入りです。
  
ベートーベンはピアノソナタも有名ですね。特に第14番の「月光」。これ、一押しです!知ったきっかけは「テグザー」というパソコンゲームのエンディングなのですが、以来、耳に付いて離れません。どんな曲か聴いたことがない方は、ぜひこちらを聴いてみてください。Wilhelm Kempffの弾く「月光」は一味違います。演奏のすばらしさは聴いていただければよいのですが、ピアノを弾いているWilhelm Kempff氏本人はトリップしちゃってます。(笑)
 
余談ですが、CD(コンパクトディスク)の演奏時間も「第9」がまるまる入ることを前提に決められたとされています。真相はどうあれ、規格上は74分42秒となっています。CDはSONYとPHILIPSの共同企画ですが、当時、PHILIPSの主張していた60分が採用されていたら、相当使い勝手がよくなかったでしょうね。
 
ブログ記事もこれが今年最後になります。みなさん、よいお年をお過ごしください!
 

2009年12月5日土曜日

2009年12月5日(土) 映画のタイトル

Carsの主人公、ライトニング・マックィーン
昨日、テレビでPixarの映画「カーズ【Cars】」を見ました。ストーリーをものすごく簡単に言うと、ある町の道路を壊してしまった主人公のライトニング・マックィーンが道路を直していくというものです。もちろんその過程でさまざまな車(この映画には人は出てきません)とふれあい、愛と友情の物語を形成していくんですけど、とても面白かったです。最後にはちょっとお涙頂戴的なシーンもあり...。やっぱりPixarの作品は秀逸ですね。これまでも「モンスターズ・インク【Monsters, Inc.】」や「トイ・ストーリー【Toy Story】」、「トイ・ストーリー2【Toy Story 2】」、「Mr.インクレディブル【The Incredibles】」、「ウォーリー【WALL•E】」を見ましたが、全てよかったです。
 
今日から「カールじいさんの空飛ぶ家【UP】」が上映開始されます。これも面白そうですね。ただちょっと待ってください。この映画、邦題は「カールじいさんの空飛ぶ家」。ところが、原題は【UP】です。ぜんぜん違うんです。確かにUPという単語には、ニュアンス的にはいろいろな意味があります。日本語の「上」だけではなく、「上空」とか「上昇」とか「あがれ!」とか。そういう意味で、日本語で映画を分かりやすく表現するためには、単なる直訳では足りなかったということでしょう。原題が邦題とまったく違っているのって、他には...「俺たちに明日はない【Bonnie and Clyde】」、「海の上のピアニスト【The Legend of 1900】」、「氷の微笑【Basic Instinct】」、「おしゃれ泥棒【How to Steal a Million】」、「遊星からの物体X【The Thing】」などがあります。こうしてみてみると、邦題のほうが親切かも知れませんね。「氷の微笑」なんて、原題を直訳すれば「本能」ですからね。これまでのPixar映画はほとんどが原題=邦題だったので、タイトルを考えた人も悩みに悩んだタイトルだったのでしょうね。映画の内容にぴったりのタイトルだと思います。ただ、【The Incredibles】の邦題だけはいただけません。映画を見ればわかるのですが、いわゆる超人一家のお話しで、パパもママもその娘(長女)も息子(長男)も、つまり家族全員が活躍します。なのに、「Mr.インクレディブル」。さすがにこれだけは「ちょっと...」と思いました。
 
ところで「カールじいさんの空飛ぶ家」に関して、ちょっとした話を小耳に挟みました。以下、あるブログにあった内容(2009年6月30日付の記事)を転載しますので、ご一読ください。これがもし眉唾でなければ、感動モノです。
 
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日本では12月に放映予定のこの映画。
 
今向こうでは放映されている。そんな中、 映画好きなある少女とこの映画についての心温まる物語を聞いた。
 
元気いっぱいだった小学生の女の子が癌と懸命に闘いながら生活をしていた。学校にもそのうち通えなくなってしまった…。そう、癌が転移をしてしまっていたんです。
 
そんな中、 彼女の楽しみは映画を見に行くこと。闘病中も映画館に行って色々な映画を見ていました。そして【カールおじさんの空飛ぶ家】の番宣をみて、母に言ったそうです 「この映画面白そうだね、見たいね」。
 
そして月日は過ぎました。
 
【カールおじさんの空飛ぶ家】は放映されているのですが、彼女は映画館に行くことが出来ません。そうなんです、 しんどくて大好きな映画を見に行く事が出来なくなっていたのです。
 
それを知った彼女の友達のお母さんが、映画が大好きで【カールおじさんの空飛ぶ家】を観るのを楽しみにしていた…。そんな彼女に何かしてあげたい。
 
そんな気持ちから、ディズニーかピクサーに連絡を入れたんです。すると翌日彼女宛にプレゼントが届きました。ディズニーとピクサーから、DVDと【カールおじさんの空飛ぶ家】のポスターなどなどが届いたんです。
 
すぐにDVDを彼女と母は開いて観ました。……カールおじさんの空飛ぶ家……
 
DVDを見終わり、彼女と母はこんなやりとりをしていました。
「面白かったね」
「うん、面白かった」
 
そして彼女は数時間後、その日のうちに、神様の元へ…天へ召されたのです。 ご家族と周りの愛に包まれて、ディズニーとピクサーの優しさに包まれて…。
 
彼女が最後に観た映画は 向こうでは【UP】と言う題名らしいです。
 
皆さんの優しさと愛情に見送られながら、彼女は【UP】したんですね…。
 
ディズニーさんとピクサーさんの素早い行動。夢と希望が沢山詰まった物語を即決で送って下さったから、翌日にDVDが届くことが出来たんですよね。
 
広報のひとつとして取り扱わず、即決で送って下さった夢と希望と優しさの純粋さに心をうたれました。
 
そして【カールおじさんの空飛ぶ家】が観たくなりました。何とか時間を作るようにしよう。
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パパペライザーもこの映画、見たくなってしまいました...。

2009年12月1日火曜日

2009年12月1日(火) 新型インフルエンザ(2)

新型インフルエンザにかかった娘。タミフルを服用し始めたその日(11/28)は40度を超える発熱!瞬間的に40.8度にまで上昇し、熱性譫妄【ねっせいせんもう】らしき症状もちょっとはあったため、やきもきしてしまいました。やっぱりインフルエンザ脳症は怖いですからね。でもタミフルの効果が出てきたのか、あくる日の朝(11/29)も発熱は続いていたものの、状態としては落ち着いていました。そんなこんなで今日(12/1)、まだ咳は続いているものの、ようやく体温が平熱に下がってくれました。ちなみにタミフルは5日分処方されているため、まだ明日1日飲み続ける必要があります。
 
以前、娘がインフルエンザ(季節性)にかかったときは、二峰性発熱【にほうせいはつねつ】(一度下がった熱が再び上がってしまう)で5日くらい発熱が続いていたため大変だったのですが、今回のはタミフルが効いたのか、割とすぐに熱が下がり、そのまま症状が安定してくれているため、ほっとしています。季節性のインフルエンザのときは麻黄湯(風邪のひき始めで、悪寒のするときに用いる漢方薬)を服用していたのですが、二峰性発熱には関係ないですね、きっと。
 
なにはともあれ、娘はまだ登園できません。幼稚園のルールで、新型インフルエンザに感染した場合は、完全に治癒してから2日間は日を置かなければならないらしく、このまま順調に完治したとしても、次に登園できるのは来週の月曜日(12/7)からということになりそうです。そんなこんなで子ども達を中心にして流行している新型インフルエンザですが、最近はママさんたちにも感染が広まっているそうです。今のところ我が家は娘以外、皆ピンピンしていますが、これからもしっかりと感染予防対策を行い、インフルエンザウィルスを移されないようにしたいと思います。
 

2009年11月29日日曜日

2009年11月29日(日) 新型インフルエンザ

診察イメージ
とうとうこの日がやってきました。そうです。我が家の新型インフルエンザ感染第1号が出てしまったのです。
 
これまでまわりで幾多の感染者が身近に発生してはいたのですが、幸いウチの子どもは感染することなく、意外とタフだなぁ、なんて思いながらこれまで過ごしてきました。いや、これでものんきになんて過ごしてはおらず、アルコール消毒を始めとした手洗いやうがい、人ごみでのマスクといった基本的な感染予防は徹底していたんです。ところが、我が家にも順当に当番が回ってくることになりました。
 
感染したのは下の子。娘です。かみさんいわく、症状的にちょっとおかしいかな、って思ったのは一昨日の午後。母親の勘と言うものでしょうか、元気ではあるものの、いつもと様子がちょっと違うと思っていたそうです。そんな中、やっぱりちょっとおかしいかなと思い、18時頃になってから体温を測ってみたところ、37.4度。その夜、体温がぐんぐんと上昇し、深夜1時頃には39度にまで達してしまいました。ウチの娘の場合、過去に熱性痙攣の既往症があるため、痙攣防止のためにとりあえずダイアップを処方。その後、娘の体温は37度~39度をいったりきたりといった感じで落ち着くことはなく、咳や嘔吐の症状も加わりながら翌朝を迎えました。なにはともあれ、まずは医者に診てもらわなくては、ということで、朝一番(9時頃)にかかりつけのクリニックに電話。11時30分のアポイントをとって、行ってきました。
 
クリニックに着いたら、患者さんでいっぱい!待合室の空席がなかったことから、近くの非常階段で順番待ちをしました。とはいうものの、待合室は決して広くは無いので、むしろ非常階段のほうが安心して待つことができることから好都合ではありました。そんなこんなで1時間ほど待ったところで、ようやく呼ばれて診察です。ひととおりお口の奥を診せ、聴診器をあててもらったあとで、「念のために検査してみるか!」ということで、インフルエンザウイルス簡易検査キットの出番です。参考までに、このクリニックで使用していたのは「クイックナビ-Flu」。デンカ生研が製造し、大塚製薬が販売しているものです。ちなみに8分でインフルエンザのABどちらかがわかります。どうやって検査するのかと思いきや、細長い綿棒のようなものを鼻に入れ、鼻水を先っぽに付着させます。そして、これを検査キットにセットして反応を見ます。が、ウチの娘の場合はなかなか反応が現れず。8分たってもはっきりとは見えませんでした。とはいうものの、ほんのわずかAという反応が出ていたことから、「Aであればほぼ新型インフルエンザで確定」ということに相成り、我が家の新型インフルエンザ感染第一号が誕生しました。
 
さて、そうと決まればタミフルを処方してもらっておうちに帰りましょう、ということになるのですが、タミフルは品薄らしく、最初に寄った調剤薬局では在庫が足らず、提携している他の調剤薬局を紹介してもらって、やっと規定の5日分を処方してもらうことができました。(その調剤薬局も我が家への処方を最後に在庫がなくなったそうです)ちなみに足りないのは子ども用タミフル(甘みを加え、子ども用に飲みやすくしたドライシロップタイプ)であって、大人用は在庫があるとのこと。したがって、大人用のものを小分けにして子どもに与えることも可能なのですが、子どもが飲めるように苦味を緩和させるなどの工夫をする必要があるらしく、一言で言えば「大変」なのだそうです。じゃあ、リレンザはどうなんだ、となりますが、リレンザは粉末を専用器具で吸引する必要があることから子どもへの投与は難しいのだとか。ということもあって、中外製薬では休日返上でドライシロップタイプのタミフルを生産しているのだそうですが、需要に供給が追いついていないというのが現状のようです。
 
そんなこんなでなんとかタミフルを入手した我が家では、さっそく娘にタミフルを投与。とはいうものの、まだまだ熱は39度前後を推移していて、咳や嘔吐の症状も治まっていないことから、今夜も寝付けない夜を過ごすことになりそうです。
 
ところでこの新型、症状が軽い人も多いようですが、娘の場合はそれなりの症状が出ていることもあり、決して軽くはありません。まだ熱は下がっていないので、しばらく様子を見ていきたいと思います。
 

2009年11月21日土曜日

2009年11月21日(土) ヘッドホン

これがMDR-CD900です!
最近、ヘッドホンで音楽を(CD Walkmanで)聞きながら寝ることが多くなりました。今までもそんな時期はあったのですが、心に余裕がなかったためか、会社から帰ってきたらちょっとネットサーフィンしてすぐに寝ることが多かったのです。そういう意味では、ちょっと心に余裕ができたのでしょうね。
 
ところでパパペライザーは実はプチオーディオマニア。マニアといっても、単にオーディオが好きなだけで、ぜんぜん造詣は浅く、しかもお金もあまりありません。じゃあ、どこにお金をつぎ込んでいるかというと、ヘッドホンです。
 
ちなみに以下のものを所有しています。
 
■MDR-CD900
■MDR-E888
■MDR-CD1700
■MDR-Z900HD
■MDR-E90SL
 
他にもiPod shuffleやCD Walkmanに付属していたイヤホンもありますが、それはそれとして...。(それにしても、SONYばっかり)
 
これらの製品、ヘッドホンの中では比較的高級の部類に入りますが、高価なアンプやスピーカーをそろえることを考えると、断然安く良い音が手に入ります。高級と言っても、せいぜい1~3万円程度ですからね。
 
中でも思い出の1品といえば、MDR-CD900でしょう。20年以上前にCDP-55(CDが普及し始めた頃のCDプレーヤー)を買ってからしばらくして購入したMDR-CD900(当時の定価 25,000円)は、「CDってこんなにも音がよかったんだ!」と思いっきり感動させてくれた思い出深い製品です。ちなみにこの製品、当時のミュージシャンがレコーディングの際に猫も杓子もスタジオモニターとして使用していた製品としても知られています。今でも、その後継機 MDR-CD900STが現役で売られていることから、その信頼度は押して知るべしだと思います。ただ、パパペライザーの所有するそれは20年以上前の製品なので、イヤーパッドの部分がかなりぼろぼろになってしまい、このパーツだけは交換しないと耳の周りがイヤーパッドの崩れた皮だらけになってしまいます。そうそう、この製品さすがにスタジオモニターとして使用されていただけあって、レーベル各社の音の傾向を手にとるように知ることができます。当時はCBS SONYやVICTORが結構いい音だったのに対して、P〇NY C〇NYONや日本コロ〇ビアはアーチストが可哀相になるくらいの音質レベルでした。同じCDでここまで違うのか、と驚いたくらいです。最近はどうだかさっぱり分かりませんが、本当に顕著でしたね。
 
それからMDR-E888は、15年くらい前に購入した製品だったと思います。実売で8000円ちょっとしたように記憶していますが、いい音出してくれました。現役で使用しているのは MDR-E90SL(実売で10000円近く) で、これも携帯電話で音楽を聴くときに重宝しています。MDR-CD1700(実売で25000円くらい)はサイズがサイズだけに、寝ながら音楽が聴けるのが便利です。しかも長時間音楽を聴いても耳が疲れにくいので、クラシック系の音楽を聴くときに使っています。MDR-Z900HD(実売で22000円くらい)はポップスなど速めのテンポの音楽を聴くときに適しています。ってな具合にそれぞれのヘッドホンにはそれぞれの特徴がありますので、TPOに応じて使い分けて楽しんでいます。
 
これだけあればもうヘッドホンなんて、って思われてしまうかも知れません。が、好奇心旺盛なパパペライザーは他にも気になる製品に目をつけています。買う買わないは別として、SHURE社のイヤホンSE310とかなんでもいいのですが、たいそう評判みたいなので、いつかは聞いてみたいと思います。
 

2009年11月3日火曜日

2009年11月3日(火) 視界クリア!

江戸川が東京湾に流れ込んでいるのがよくわかります
今日は祝日。一昨日、最高気温が25度を超えたのが嘘のように冷え込み、最低気温一ケタ台の寒い寒い朝を迎えましたが、その分冬らしいクリアな視界が開けていました。そんな日は、、、ということで、市川市で最も高いところから眺望を楽しめる場所、「I-linkタウンいちかわ タワーズウエスト」の展望フロアに行ってきました。
 
無料ということで、多少視界が悪くても気軽に行けるのがよいところ。オープンしてからかれこれ4度目の訪問です。
 
さすがにすごく視界が開けていましたね。富士山や筑波山はもちろんのこと、横浜のランドマークタワーや三浦半島までくっきりと見ることができました。東京湾のほうを見れば、風の塔(東京湾アクアラインの換気塔施設として作られた、川崎市川崎区浮島沖合5km にある直径約100m の人工島)も見ることができます。視界がクリアだと気分がいいですね!
 
今日は何枚か撮影したうちの2枚を紹介します。1枚目は東京湾に流れゆく江戸川。それと、茨城方面です。特に茨城方面ですが、何かが写っています。わかりますか?全高120mの牛久大仏(うしくだいぶつ)がかすかに...。(画像をクリックして拡大後にみてください)

かすかに牛久大仏が...

2009年10月31日土曜日

2009年10月31日(土) かがやきフェスティバル

いい天気でした。
今日は朝から息子の小学校(市川市立市川小学校)のイベントを見に行ってきました。その名も「第14回市川小まつり~かがやきフェスティバル~」。プチ文化祭という感じでしょうか。各学年が日ごろの学習の成果を歌や演劇、踊りなどで表現して披露する「子どもの発表の部」。おにぎり、カレー、コロッケ、フランクフルトや飲み物などが販売される一方で、腕相撲・輪投げ・玉入れコーナーが設けられる「食品・ゲームの部」。そして、手作りバッグやアクセサリー等が販売される「バザーの部」。以上3部構成となっています。
 
パパペライザーの息子は1年生ということで、先日の遠足(行き先:千葉市動物公園)の思い出を歌と踊りで表現して披露していました。踊りを踊る児童は、ちゃんとクラスで希望者を募った上でオーディションをして決めているほど力を入れていたそうで、選ばれたメンバー(各クラス3名×3クラス=9名)の踊りはそれはそれはすばらしかったです。残念ながらそのオーディションで落選してしまったパパペライザーの息子は、ステージで頑張って歌をうたっていました。(笑)他の学年は、オペレッタや音楽朗読劇、英語劇などを披露していて、それぞれが学習内容を上手に、かつ個性的に表現していてたいへん楽しかったです。来年も必ず見に行くと思います。
 
それから、食べ物はどれも大変美味しかったです。我が家4人でコロッケ、おにぎり(シャケ・おかか・赤飯)、パフェ、ちびっ子ラーメン、おもち、豚汁、キムチ、ジュースを食しました。カレーも食べたかったのですが、早いうちにライスがなくなってしまい、結局食べ損ねてしまいました。我が家が手を出さなかった(お腹いっぱいで手を出せなかった!?)炊き込みご飯とカットパインは売れ残ってしまったようで、父兄のボランティアが会場を練り歩きながら販売してまわっていました。聞くところによると、売れ残りは毎年こうやって練り歩いて販売しているとのことです。
 
さてこのイベント、小学校が舞台ということで、当然新型インフルエンザが心配されていました。ひとクラスでも学級閉鎖があれば、このイベントは中止だったようですが、幸いこのイベントが開催される前日時点で学級閉鎖がなかったということで、無事に開催されました。当日になって、4年生の1クラスだけ学級閉鎖となってしまいましたが、急なことでもあったため、決行を決めたそうです。そのひとクラスにとっては残念なことではあったと思いますが、このご時勢にイベントが予定通り開催されたということは、驚くべきことと思っています。
 
このイベントの後、家族で買い物にでかけて家路についたのですが、今日はハロウィーン。私はともかく、かみさんと子どもたちは続きがあるのです。近所のお友だちとハロウィーンイベントへの参加!ということで、Trick or treat!( お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ! )と言ったかどうかは知りませんが、仮装してお友だちの家を何軒かまわり、お菓子を集めていました。(その間、パパペライザーは昼寝してました...)
 
それにしても、もう10月も終わり。明日からはいよいよ11月です。最近、涼しくなってきたこともあり、ちょっとでも気を緩めると体調を簡単に崩してしまいそうです。現に、ここ数日間、咳がとまらないのです。熱は無いのでインフルエンザではないと思うのですが、原因がわかりません。あるホームページに書かれていたことをちょっと思い出してしまいました。
 
BGM:「シフォンの囁き」 by 小林麻美
 

2009年10月26日月曜日

2009年10月26日(月) 年代物のストップウォッチ

30年もののストップウォッチです!
ただいま会社制度のフリーバカンス休暇で家でごろごろしています。先週の木曜日から明日までの計6日間もあるため、歯医者さんにいったり、マンションの理事会に出席したりでそれなりにやることはあるのですが、ぼーっとする時間もあるため、棚の奥などを物色しながら時間をつぶしています。
 
そんななか、かみさんが小学生の頃に使っていたというSEIKO製のストップウォッチが出てきました。つまり、約30年ほど前の代物ということになります!
 
ちなみにそろばんを習っていたときに、時間を計るために使っていたとのことで、パッと見には今のものとそれほど変わりないスタイルです。
 
ところがよく見ると、「1/5 SEC.」という表示があります。つまり、最小計測時間は0.2秒!しかも、最大で30分しか計測することができないんです。最近のストップウォッチはほとんどがデジタル表示で、かつ「1/100 SEC.」が当たり前のため、すいぶん新鮮に感じました。しかも、裏面には「組立 シンガポール(日本語表記!)」と書かれています。「MADE IN CHINA」ではなかったので、これまたずいぶん新鮮でした。盤面をよく見ると、同じセイコー製でも第二精工舎(現:SEIKO Instruments Inc.)製か精工舎(現:SEIKO EPSON CORPORATION)製かが分かるマークがあるのですが、このストップウォッチは第二精工舎(現:セイコーインスツル)製でした。
 
第二精工舎のストップウォッチが世に知れ渡ったのは、東京オリンピック(1964年)の公式時計担当メーカーになってからだと思いますが、さすがその流れを受けたストップウォッチだけあって、まだ動きます!電池で駆動しているのかどうかはわかりませんが、未だに普通に使用できます。いじってみた限りではゼンマイ式ではなさそうなので、きっと電池式なのでしょう。だとすれば、普通、これだけ長期間放置されていると、電池の液漏れなどが起こり、何らかの不具合が生じてしまうのではないかと思います。それだけに、ちょっと感動しました。
 
そんな年代物のストップウォッチですが、最近は小学校1年生の息子のおもちゃと化しています。かなり乱暴に扱っているのですが、まったく大丈夫なようです。最近のハイテク製品もこんなに長持ちしてくれるのかな?
 

2009年10月18日日曜日

2009年10月18日(日) 全駅達成記念賞品、届く!

これが達成記念賞品です!
7月から8月にかけて息子と一生懸命取り組んだポケモンスタンプラリー。当然全駅達成しているのですが、その成果がようやく我が家に届きました!その名も「JR東日本オリジナル ピカチュウおやすみルームライト」。
 
バッテリー式電源(単三電池×3本)なので、どこへでも置くことができます。その代わり電池の容量に限りがあるため、つけっぱなしにはできません。子どもがつけっぱなしで寝て、あとから親が消しに来る。こんな使い方を想定しているんでしょうね。
 
ちなみにこのルームライト、スイッチが見当たりません。というのも、スイッチはピカチュウそのもの。ピカチュウを手のひらで包み込むように上から押すとライトがつく仕掛けです。ライトを消すときは、もう一度ピカチュウを上から押します。
 
なんとも愛らしい表情をしていませんか?来年、息子は小学校2年生。その頃までポケモンに興味を持っているかは知りませんが、また一緒に全駅まわることになるのかなぁ。
 

2009年10月16日金曜日

2009年10月16日(金) ベイブレード

これがベイブレードです!
子ども達の間で流行っている遊びについていけないとき、年をとったなぁと思いませんか?カードゲームだったり、ニンテンドーDSのゲームだったりといろいろあります。そのなかで、「ワン!ツー!スリー!ゴー!シュート!」という掛け声が聞こえてくる遊びがあります。なんだと思いますか?パッと見にはコマを回しているとしか思えないのですが、それがベイブレードと呼ばれるものです。
 
その昔、ベーゴマというおもちゃがありましたが、ベイブレードは現代版のベーゴマというように言い換えることができます。現代版といっても、ハイテクが満載されてるわけでは決してなく、ちょっとした改良がなされているだけです。
 
では、改良点とはいったいなんでしょうか?まず、ベーゴマはうまく回すのにそれなりの慣れが必要ですが、ベイブレードはいとも簡単に回せてしまうという特徴をもっています。それから、ベーゴマは黒光りした鋳造ベイですが、ベイブレードは画像のように、パーツを組み立てます。組み合わせるパーツによって、攻撃力の強いものや防御力の強いもの、安定してまわり続けるものというように自分だけのオリジナルベイブレードをつくることができるのです。
 
さすが現代っ子の特性に合わせたいいおもちゃだなと思うのですが、最大の欠点はなかなか入手できないこと。子どもから買ってきてくれとせがまれるものはことごとく品切れしていて、不人気のベイブレードで済ませてしまうかいつも悩むところであります。(幸い我が家の子どもは妥協しないので、無駄なものを買わなくて済んでいますが)ちなみにこのベイブレード、アマゾンでも購入はできますが、人気タイプはプレミアムがついていて、定価の2~3倍で売られているのがざらにあります。定価で買えれば安い!と感じるのっておかしいですよね。
 
ということで、既に親父であるパパペライザーがここまで「現代っ子の遊び」を理解するのはちょっと骨が折れました。しかしながら、親としてどんなものかを知らずに買ってあげることはできなかったため、頑張って調べ、なんとか理解することができました。(世のお母さんのための簡単ベイブレード講座みたいなブログを運よく見つけることができたためではありますが)しかも、子どもと一緒に遊んでみたら、これが意外と面白いんです!子どもには悪いけど、親がはまっちゃいますね。
 
はてさて、これから当分の間おもちゃ屋さんから目が離せなくなりそうです。

2009年9月29日火曜日

2009年9月29日(火) セロトニン欠乏脳

最近、地元の図書館で「セロトニン欠乏脳」という本を借りてきました。読んでみると面白く、いろいろ参考になる情報があったため、内容を簡単に説明したいと思います。
 
まずもって、セロトニンとは何か?簡単に言うと、心の状態を演出する3つの神経のひとつです。人の心を大きく2つに大別すると、快と不快、好きと嫌い、報酬と罰のように、ポジティブな面とネガティヴな面に分けることができます。ポジティヴな面、快楽や欲望、報酬に関連する心の状態は、ドパミン神経によって主に制御されています。一方、ネガティヴな面、不安やストレスなどに関連する心の状態は、ノルアドレナリン神経によって主に制御されています。これら2つの神経に対して抑制をかけているのがセロトニンになります。で、このセロトニン神経がしっかり働いていると、不安にもならず、舞い上がりもせずに平常心で生活できるということになります。
 
ひきこもりやキレるという状態(感情を爆発させ、常軌を逸した行動をとること)は、脳内のセロトニン神経が弱っているから起こるということを、この本では訴えています。他にもセロトニン神経が弱っていると、うつ病やパニック障害、摂食障害などの症状があらわれてくるそうです。
 
では、どうなるとセロトニン神経が弱ってしまうのか?そもそもセロトニン神経は、歩行や呼吸、咀嚼などの基本的なリズム運動によって活性化されるというユニークな特性をもっています。従って、毎日の生活の中でこれらのリズム運動を極端に抑えた生活を継続していると、セロトニン神経が弱ってしまうことになります。それから、セロトニン神経は太陽の光(2500ルクス以上の照度の光)でも活性化されます。室内照明程度の光(100~250ルクス程度)では効果はありません。したがって、昼夜逆転の生活もセレトニン神経を弱めてしまうことになります。さらには、心労や疲労もセロトニン神経の働きを阻害することになります。疲労によって乳酸が血液に蓄積してくるのですが、その乳酸がセロトニン神経の運搬機能を促進してしまい、セロトニン神経が標的細胞に十分な影響を与えるまもなく、再取り込みされてしまうのです。
 
リズム運動を極端に抑えた生活の具体例をひとつあげますと、ゲーム漬けの生活があります。ゲームというハラハラドキドキの状況は、極度に息を詰めた状態に相当します。例えば呼吸のリズムひとつとってみても、非常に抑制されることになります。この状態が長く繰り返されると、やがてセロトニン神経の働きにマイナスに作用してしまうことになります。
 
ということで、どうすればセロトニン神経を活性化させることができるか?リズム運動を継続することに他なりません。ウォーキングやジョギング、水泳、エアロビクス(やさしいもの)、太極拳、呼吸法などがあります。大切なことは、20~30分継続することですが、やりすぎて疲れてしまうと逆効果(セロトニン神経に備わっている自己抑制機能が働いてしまう)になってしまうので、ご注意ください。もうひとつ、太陽の光を浴びることです。これも、20~30分程度がよく、浴びすぎるとリズム運動同様に逆効果になってしまいます。加えて、十分な休養です。
 
ちなみにどの程度リズム運動を継続すればよいかですが、1日20~30分。期間としては、セロトニン神経の基本的な構造を変更(自己受容体の数が増え始める)させるのに、まずは3ヶ月。その期間を過ぎたら3年(セロトニン神経が恒常的に高い活動レベルにシフトする)と言われていますので、参考にしてください。(たぶん私にはできませんが...)

2009年9月18日金曜日

2009年9月18日(金) うるるとさらら

うるるとさららのぴちょんくん
鳩山新政権がスタートしました。閣僚の方々は知らない方々ばかり...。大阪府の橋本知事もそういってましたね。さすがに民主党の党首経験者やミスター年金の長妻さん、社民党と国民新党の党首くらいはわかりますが、官房長官を務めていらっしゃる方も存じ上げませんでした。ホリエモンも「なんだか長老とか功労者みたいなのが閣僚ポストに付いてるし。ていうか、偽メール問題で代表辞任した前原が大臣に就いてる。どんだけ人材不足なんだ。ほんと、野党の時期を頑張った論功行賞みたいな感じの人事だよ。自民党の年功序列制度並みに酷い。」ってブログに書いてましたが、そういうことなんですかね。
 
個人的な印象ですが、鳩山内閣は、良くも悪くも政府と国(官僚)との一体感に欠ける嫌いがあります。逆に言えば、これまでが一体感ありすぎだったのかもしれません。これが鳩山内閣の「政治主導」なんでしょうね。ですが、「八ッ場(やんば)ダム」しかり「高速道路無料化」しかり、マニュフェストありきではなく、真摯に関係者の話を聴いた上で、あらためて判断をくだして欲しいなぁと思うときもあります。結果は同じでもいいのですが、話を聴くと聴かないとでは大きく違いますからね。そういう意味で「八ッ場(やんば)ダム」については、前原国交相が連休中の9月23日に現地を訪れるそうですが、「推進派」だけではなく「反対派」もいるでしょう。それらの方々とどんな話をするのか注目したいと思います。それにしても、これまで与党をさんざん非難していた立場の方々が非難される側になった。プレッシャーたるや相当なものなんでしょう。心中お察しいたします。
 
ってなわけで、まったくタイトルと関係ないことを書き連ねてしまいましたが、本題は我が家のエアコン「うるるとさらら」です。実はこのエアコン、冷気を出しながら湿度も保つという画期的な機能を有しています。しかも200Vの電源で動いているので、実にパワフルなんです。買ってから4年以上経っているのですが、実に快適に動いています。が、3週間くらい前に本体から水滴が滴るようになって大騒ぎ。ダイキンに連絡をして診てもらったところ、原因はパパペライザーがエアコンの水を排出するホースに取り付けた細いホース。どうやらこのホースが細すぎたことから水が逆流し、本体から水滴が滴ってしまったとのこと。実際にホースを外したら、みごとに水滴は滴らなくなりました。
 
てなことで原因がわかって万々歳かと思いきや、サービススタッフのおじさんについでに我が家のエアコンの手入れ不足を指摘され、「末期症状を呈しています。分解清掃をお勧めします」と言われてしまいました。「は、はぁ~」という感じで話を聞き、分解清掃の見積書発行を依頼してから数日後、金額を見てビックリ!なんと8万円を超えていたのです!こりゃあさすがに無理とあきらめ、今回は分解清掃をお断りしたのですが、機種によっては新品が買えてしまう費用というのはちょっと問題でしょう、ダイキンさん!たかが清掃に「本体価格の1/3もはたく」なんて余裕はパパペライザー家にはありません。ということで、とりあえず壊れるまであと何年持つかは分かりませんが、大事に使っていこうと思っています。そして、壊れた暁には、きっとまたダイキンのエアコンを買ってしまう...でしょうね。
 
BGM:"Tears" by X Japan

2009年9月12日土曜日

2009年9月12日(土) ジブリ美術館

ジブリ美術館です!
今日は「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました。思い立った時にふらっと立ち寄れる美術館ではないんですね。ローソンでチケットを購入しないと入場できない、いわゆる完全予約制のスタイルをとっています。だからでしょう、決して混みあうことなくゆっくりと美術館の中を見てまわることができました。
 
最寄り駅はJR三鷹駅。バスでも行けますが、パパペライザーたちは徒歩で美術館に向かいました。といってもそれほど遠くはなく、15分ほどで現地に到着することができます。道すがら、玉川上水沿いを歩いていくのですが、「閑静な住宅街」を絵に描いたような住宅街が玉川上水沿いにあり、それを見ているだけでも飽きることはありませんでした。
 
ということで、あっという間に現地に到着。まず最初に出迎えてくれるのは、「となりのトトロ」のほぼ実物大トトロ(&まっくろくろすけ)!受付に鎮座して来場者を迎えてくれます。本当の受付はもう少し奥のほうにあるのですが、とりあえずここで写真をパチリというのが王道パターンなのでしょう。みんなパチパチ記念撮影をしていました。そのあと、いよいよ本当の受付へ向かいます。予約時間より30分程度早かったので、少し待たねばならぬことを覚悟していたら、「12時の方、時間前でもご入場いただけます!」アナウンスがあったため、早めに入場することができました。早めに行ってみるものですね。ラッキーでした。
 
さてこの美術館、どのようにまわればいいのか、よくわからない構造になっています。意図的にそうしているようですが、案内表示がとても少ないんですよね。幸いそれほど広くはない規模の美術館なので実害はありませんでしたが、もう少し案内表示が多めに欲しかったです。また、館内は写真撮影やビデオ撮影が一切禁止なんです。したがって館内の写真は一切撮れず仕舞いでしたが、外(屋上)にも展示物があったため、写真はその時に撮ったものです。ちなみに屋上には「天空の城ラピュタ」でおなじみのロボット兵とラピュタの石版があり、よほどみんな写真が撮れないことにストレスを感じていたのでしょう。ここぞとばかりに記念撮影しまくっていました。
 
ロボット兵です!
 
見所はいろいろありますが、屋上のロボット兵とラピュタの石板以外では、子ども連れであれば「となりのトトロ」のネコバスでしょうか。たぶんこれも実物大だと思うのですが、子どもであれば実際に乗ったりして遊ぶことができます。それにしても、親であればここは絶対に写真に収めたいスポットのひとつだと思うのですが、何でダメなんでしょうね。ちなみに館内には「ジブリ美術館は物語の入り口です。物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。そして、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰って欲しい、これが私達の願いです。皆様のご協力をお願いします。館主 宮崎駿」と書かれています。美術館会館当初は撮影できたようですので、きっと何かがあったのでしょう。
 
他の見所ですが、独自の短編映画(16分程度のショート作品)やジブリ作品ができるまでの工程説明などがあります。驚いたのは、「崖の上のポニョ」の映画が出来上がるまでに描かれた膨大な枚数の原画が積み上げられていたことです。ひとつの作品ができあがるまでにどれだけの人(ちなみに「崖の上のポニョ」は400人らしいです)が苦労しているかなど、単に映画を見に行っているだけでは知りえないことがここでは知ることができます。そういう意味で、子どもだけではなく、大人だけで来場しても十分に楽しめる内容になっています。
 
美術館鑑賞後は、せっかくなので井の頭公園を散策しながら吉祥寺駅に向かって歩き、途中子ども達と「白鳥のボート(自転車のようにペダルを漕ぐのですが、とても疲れました...)」に乗り、井の頭公園至近の「磯丸水産(安くてウマイ!お勧めです!)」で食事をして帰りました。
 
BGM:「君をのせて」 by 井上あずみ
 

 

2009年8月29日土曜日

2009年8月29日(土) 気になるニュース

新型インフルエンザウィルス
今日、息子とお風呂に入っていたら、NHK教育の「にほんごであそぼ」のコニちゃんの話題が出ました。そのとき、ひょんなことからお相撲さんの話へとつながったので、「コニちゃんも昔はお相撲さんだったんだよねぇ」という話をしたら、なんと息子から「え~っ!!」という驚愕の反応が返ってきました。齢7歳ですが、そんな世代なんですね。
 
ところで最近気になるニュースといえば、新型インフルエンザでしょう。毎日のように煽りまくるマスコミに踊らされている気がするのはさておき、報道内容を鵜呑みにすれば、かなり流行っているようですね。幸い、パパペライザーのまわりでは感染者が出たとかいう話は聞きませんが、噂では会社でも少なからず感染者は出ているようです。
 
そこで気になるのが「季節性インフルエンザ」との違いです。そもそも季節性インフルエンザも毎年1000万人もの推定感染者を出していて、それにより亡くなっている方も約1万人いるのです。現在、新型インフルエンザは推定11万人の方が感染していて、亡くなった方は7人(2009年8月29日 23:10現在)。新型が季節性と同じ致死率とすると、110人が既に亡くなっている計算になりますが、実際はその10分の1以下。一方で、新型は季節性の4~5倍の致死率であるという報道もあり、何が真実だかわからない状況にあります。ただ、大人より子どものほうがはるかにかかりやすい傾向はあるようですし、かかってしまえば咳が出るなど苦しくなるのは間違いないので、気をつけなければならないのは確かです。
 
それから、減災どっとこむによると、新型は「主に先天性疾患などの基礎疾患(糖尿病・心疾患・循環器疾患・自己免疫疾患・喘息等)をもつ5歳以下の子どもや20歳から50歳代の成人、妊婦(特に妊娠後期)」などの場合に重症化する恐れがあるとされていますが、季節性の場合は「主に高齢者や、基礎疾患をもつ人(非常に重篤な基礎疾患を持っていたり、80歳代、90歳代の高齢者が重篤化して死亡する例が多い)」という具合に、若干の違いがあります。加えて、季節性インフルエンザでは、インフルエンザをきっかけとして80歳代、90歳代の高齢者が肺炎を併発するといった症例が多いのに対し、新型インフルエンザでは、インフルエンザが直接の死因になっている症例がみられること、また基礎疾患をもたない健康な成人が重症化・死亡している例がみられることがあげられるのだそうです。
 
季節性とほとんど変わらないというように高をくくっていると、とんでもないしっぺ返しがくるかもしれないので、注意したいと思います。

 
BGM:「太陽の破片」 by 尾崎豊
 



2009年8月23日日曜日

2009年8月23日(日) 1000万ベル達成!

『街へいこうよ どうぶつの森』。最近、パパペライザーはすっかり手離れしてしまい、興味も示していなかったWiiのゲームソフトですが、いまは夏ということで、現実世界同様に様々な虫が捕れる季節でもあります。そして、我が家には未だにこのゲームに熱中し、虫捕りに精を出しているゲームフリークがいます。(誰かは申しあげないことにしますが)なぜ虫捕りかといいますと、およそ日本では生息していない珍しい虫が(ゲームの世界であるが故に)たくさん存在しているというのも理由のひとつかと思うのですが、珍しいが故に高値で売買できるという魅力もあるのではないかと思っています。で、我が家の某ゲームフリークは地道に虫(&魚)を捕まえ続け、地道に捕った虫(&魚)を売買してお金を稼いでいたのですが、なんとその額が昨夜、1000万ベルに達しました。苦節何年ではありませんが、3ヶ月くらいかかったというから並みの根性では稼ぐことはできません。
 
1000万ベル達成!!!

 
預金額がある一定の金額になると、何かがもらえます。まるで本物の銀行みたいですね。ちなみに1000万ベル貯まると何がもらえるか?実はぶたのちょきんばこなんです。1万ベルでクレジットカード、10万ベルでティッシュ、100万ベルでゴールドカード、1000万ベルでぶたのちょきんばこという具合にステップアップしていくのですが、最後に9億9999万9999ベルまで貯めると、なんとATMまでもらえてしまいます。でも、1000万ベルを貯めるのにこんなにかかってしまうというのに、9億9999万9999ベルも貯めることができる人はいるのでしょうか?まぁ、いるのでしょうね。というのも、お金を稼ぐ手段は虫や魚を捕るだけではないですから。
 
やったぜ、ぶたのちょきんばこ!!!

 
ちなみに我が家の某ゲームフリーク、どこまで目指すのかはわかりませんが、今朝もやってました。そうそう、言い忘れましたが、これまでに稼いだお金の総額が1000万ベルに達したわけでは決してありません。実はこのゲーム、家を買ったり、服や家具を買ったりと様々な日常生活を送る過程でお金が飛んで行きますので、もっとたくさん稼いでいるのです。さりげなくかぶっている王冠だって、120万ベルもする代物ですから。いやはや、(このゲームにハマッている方々は)超人だ。
 

2009年8月22日土曜日

2009年8月22日(土) PowerShot G11

PowerShot G11です!
キヤノンから新しいデジタルカメラが発表されました。デジタルカメラの新製品はいろいろな会社から魅力的なものが出ているけど、画質的なものとか使い勝手を総合的に考えると、やはりキヤノンかなと思っているパパペライザーです。そんな中、モデルチェンジのたびにどこが変わったのかが気になるシリーズがPowerShot Gシリーズです。IXYやEOSもいいのですが、CCDが小さかったり、本体が大きすぎたり、ズーム比が小さかったりで何かしらが足りず、触手が動かない日々が続いていました。実は、PowerShot Gシリーズも同じことが言えるのですが...。そこに、今回のG11の発表!うれしたのしのバリアングル液晶モニタの復活です!PowerShotシリーズで何が物足りなかったって、実は個人的にはこれだったんです。
 
パパペライザーが初めてPowerShot Gシリーズに興味を持ったのは、2002年にPowerShot G2のユーザになったときです。実はこのG2、バリアングル液晶モニタ搭載機で、かつレンズはF2.0という明るいもの!それはそれは魅力的な製品で、(その後に友人に譲ってもらったIXY Digital 50の使い勝手がよかったために)だいぶ使用率は下がりましたが、未だに現役で使用しています。その後のPowerShot Gシリーズの変遷は確かに正当なものだったかも知れませんが、バリアングル液晶モニタ、またも搭載されず!ということでずっと進化の内容を期待しつつ、待っていたのです。
 
いやぁ、実に嬉しかったですね。更に嬉しいことに、画素数が1000万画素に下がっています。前機種G10の画素数は、実は1470万画素。実はこれ、Too muchだと思っていました。1000万画素は高画素至上主義の時代からすれば退化かも知れませんが、日常的な使用においては必要にして十分なんですよね。(今までも400万画素機をずっと使い続けてきたのですが、何ら不満はなかったですし)やはりパナのDMC-LX3に感化されたんでしょうね。いい傾向です。別に大判に印刷することもないし、ほとんどの場合はパソコンの画面で眺めるだけなので、無問題ですね。欲を言えばF2.0クラスの明るいレンズが欲しかったのですが、そのあたりは最新の技術(DIGIC4)が助けてくれるので、あまり問題ないかな?ということで、これは狙いたいです!いや、すぐには無理なので、安くなってきたときに...(笑)。
 
ついでに言うと、EOSのフラッシュが装着できるのもPowerShot Gシリーズのよいところ。室内の光量の欲しい場面(大人数の集合写真など)ですごくこれが役に立つんです。実はパパペライザー、銀塩のEOS55ユーザでもあり、外付けフラッシュを持っていたこともあって、(活路の道が見出せて)助かっています。
 
ということでこのG11、パパペライザーにとって、本当に久しぶりに触手の動いた機種となりました。いつになるかは分かりませんが、Get!したいと思います。
 

2009年8月15日土曜日

2009年8月15日(土) 夏休み

実家の家庭菜園での収穫物
夏休みも残すところあと2日。遠出はしなかったけど、例年通りポケモンスタンプラリーをクリアしました!今回も95駅に設置されていたスタンプを地道に捺し続け、5日で全駅を制覇。今回の景品はく「JR 東日本オリジナルピカチュウおやすみルームライト」で、さっそく昨日、全駅のスタンプの捺されているスタンプ帳を送付してきました。景品が届くのは10月頃になるとのことです。
 
それから夏休みといえば、実家への帰省です。かみさんの実家はそれこそ毎日のように訪れていますので、パパペライザーの実家に日帰り帰省してきました。ところは千葉県八街市。千葉市に隣接しているのですが、あまり知られていないんですよね。とはいえ自然はまだ豊かで、実家の隣の雑木林には、カブトムシやクワガタなども寄ってくる木もあります。また、母の手による(子ども達にとってはおばあちゃん)家庭菜園があり、きゅうり、ピーマン、トマト、ゴーヤーにインゲンなどをとって楽しんでいました。(画像参照)子ども達にとっては普段そういった環境に接し慣れていないためか、かなり新鮮だったようです。
 
もうひとつおまけといっては何ですが、市川の自宅から見える景色のひとつに「東京スカイツリー」なるものがあります。新しい東京タワーと言い換えたほうがわかりやすいかな?実はこれがだんだん目だってきたため、本日、写真に納めに行ってまいりました。場所は、京成の押上駅と東武の業平橋駅の間にあります。業平橋駅のほうが近いように思っていたのですが、実際はどっちも同じくらいでした。ちなみにこの「東京スカイツリー」、現時点で100メートルの高さに達しているのだとか。100メートルでもかなりの高さだと思うのに、完成時にはこれの6倍にもなるというのはちょっと想像しにくいですね。建設の模様はこちらこちらに詳しく載っていますので、ご興味のある方はどうぞ。
 
8月15日現在の東京スカイツリー

 


2009年8月14日金曜日

2009年8月14日(金) アサガオ

たくさん咲いたアサガオ
パパペライザーの夏休みも終盤に入ってきました。日課として夏休み真っ盛りの子どもの遊びにつきあっているのですが、多少は宿題の面倒をみてあげることもあります。そのひとつにアサガオの観察日記なるものがあり、たくさん咲いた日には写真に納めてあげたり、咲いた花の数を数えてあげたりしています。それにしてもアサガオってたくさん咲くんですね。毎日のように咲いては枯れ、咲いては枯れしていますので、日記をつけている子どもも大変です。
 
ちなみにアサガオは英語で morning glory といいます。日本語でも英語でも「朝」がつくんですね。ということで名前の由来を調べてみたのですが、少なくとも「朝花が咲き、昼にはしぼんでしまう」からではないようです。Wikiを読んでみたのですが、よくわかりませんでした。誰かサルでもわかる教え方で教えてくれませんか?
 
アサガオに関する詳しい情報は、九州大学の研究室にあります。興味のある方は覗いてみてください。
 
BGM:「心のアンテナ」 by 中川翔子
 

2009年8月11日火曜日

2009年8月11日(火) 地震

気象庁のホームページ
おとといに引き続き、今朝も割と大き目の地震が起きました。今回も結構長いこと揺れたのですが、おとといのと異なり、震源の深さは23キロと普通でした。従って、日本全国を揺るがしたわけではないのですが、揺れは最大で震度6弱と大きかったですね。千葉県市川市でも震度3の揺れを観測しました。ということで、パパペライザー家では朝からテレビ&インターネットに釘付けで地震情報に注目していました。
 
それにしても、台風は近づくわ地震は起きるわで気象庁のみなさんは暇がないですね。気象庁のホームページを見ていたら、「8月 トップページをリニューアルします。(地震発生のため、作業を延期します(日程未定))。」とありました。予報官とホームページ作成者とでは担当が違うはずなので関係ないはずなのですが、リニューアルすることによって生じる一時的な閲覧性の混乱を避ける意味合いがあったのでしょうね。
 
ところで今回の地震では亡くなった方こそ出なかったものの、静岡県を中心に数十名の負傷者が出ました。ただ、もしこれが日本以外で起こったらこの程度の被害で済んだのでしょうか。そういうことを思うと、日本ってすごいなって思います。とはいうものの、この地震の影響で東名高速の一部区間の路肩が崩れてしまったため、日本の大動脈のひとつが一時的に寸断されてしまった影響は少なくないと思います。なんといっても、夏休みですからね。サンデードライバーが運転しまくっているためにただでさえ事故が多いところにもってきて、地の利のないドライバーが一般道に流れていくことによるさらなる事故の増加。いわゆる二次災害とでもいいましょうか。さらに、トラック輸送等の物流面における影響。鉄道が動いているのが救いといえば救いですが、東海地震が来れば両方寸断され、その影響たるや甚大なものとなるのでしょうね。他方、今回の地震は東海地震と直接関係はないとされていますが、東海地震の観測情報が出ていますので、とても気になります。
 
ということで、パパペライザーがふだん地震情報をウォッチしているホームページをいくつか紹介します。
1)「地震情報 - Yahoo!天気情報」 このページは地震が起きたときに必ずチェックしています。速報性もさることながら、見やすいのがポイントです。過去50件の有感地震もチェックできますので、重宝しています。
 
2)「Hi-Net高感度地震観測網」 防災科学技術研究所のサイトです。揺れが始まった直後に震源を知りたい場合などに、このサイトを見ています。地震発生から10数秒で震源とおおまかな規模を知ることができます。
 
3)「待夢地震予知研究所」 個人のサイトです。過去の深発地震などを科学的に分析して、地震を予知しています。このサイトの掲示板(予知情報)に赤く大きな文字で「厳重警戒」とか「地震警報」とか出たら注意するようにしています。
 
4)「ポッポの《体感》地震予測日記Ⅱ」 これも個人のサイトです。待夢さんのサイトと異なり、「体感情報」をもとに地震予測を行っています。私にはない能力ですので、こういった感覚の持ち主の言うことにも注目をしています。
 
5)「地震予知ブログ 的中率88.3%」 これまた個人のサイトです。このサイトも「体感情報」をもとに地震予測を行っています。的中率はあまり気にしていませんが、時々的中率の数字が変わります。
 
他にも「東海アマチュア無線地震予知研究会」なるサイトもチェックしていますが、これは地震予知の参考とするためではなく、起きた地震に際してどんなコメントが掲載されるのかが気になり、見ているようなサイトです。地震以外にも様々な情報が掲載されますので、見ていて飽きません。
 
最近思うのですが、地震、台風、ゲリラ雷雨などの気象情報のみならず、裁判員制度や芸能人の麻薬汚染問題などワイドショーネタが尽きませんね。本来ならみなさんゆっくりお休みしているはずの時期なのに、関連業務に携わっている方々には「お疲れ様です」と言ってあげたいです。
 
BGM:「YAH YAH YAH」 by Chage & Aska

2009年8月9日日曜日

2009年8月9日(日) ポケモンスタンプラリー

めったに見れないポケモントレイン!
さっきの地震は久しぶりに大きかったですね。(当方千葉県市川市在住)しかも、震源がとても深かったために、揺れの範囲が九州を除く日本全国!一度収まったかと思ったら、またもやゆれ始め、かなり長いこと続きました。でも、地震は大きいのが一発やってくるよりも、このクラスのがたくさん起きて欲しいですね。少しでも貯まりつつあるパワーを開放していって欲しいです。そして、もしどうしても大きいのが起きてしまうのならば、せめて家族が一緒にいるときに起きて欲しいと思います。そうは問屋がおろさないということは分かっているのですが...。
 
さて今日もポケモンスタンプラリーに行ってきました。「今日も」というのは、既に4日目だから。初日のみ家族4名で出かけ、後は息子と2人でのお出かけとなります。なぜ初日だけ4名なのかというと、一人ひとりがスターターパンフレット(そう呼ぶかは知りませんが)に6駅分のスタンプを押し、ゴール駅でスタンプ帳と引き換えなければならないからです。ここまでやっておけば、後は代理でスタンプ帳にスタンプポン!できるので、家族全員で出かける手間も省くことができます。(本当は一人一冊でまわらなければならないのですが)
 
ちなみに初日と2日目は都区内限定でスタンプを押しにいったため、それほど遠出はしなかったのですが、3日目(8/8)と4日目(8/9)はホリデーパスの通用区間に範囲を広げたことから、かなりの移動距離となりました。特に昨日は我ながらよく移動したと思いました。というのも、朝一番で高崎線の熊谷駅に行き、都心方面へ向かいながら各スタンプ設置駅でスタンプポン!それから今度は常磐線に乗り換え、土浦駅まで行き、またもや都心方面に向かいながらスタンプポン!という行程だったからです。ただ、路線(埼京線と常磐線の取手以東)によっては電車の本数が少なくなるので、効率的にスタンプを集めるのが難しくなります。次の電車がくるまで20分も待たされることなんて珍しくないですからね。普段から都内近郊に住んでいるために贅沢が身に付いているのかも知れませんが、スタンプの設置時間が限定されているため、Mottainaiことこの上ないです。ちなみに今日は千葉から都心へ向かい、常磐線のおこぼれ駅のスタンプを拾いつつ八王子へ向かいました。これも移動距離が長いのですが、電車の本数が多いため、さして苦ではありませんでした。
 
ところでスタンプラリーでのお楽しみといえば、「秋葉原駅のミルクスタンドでの一杯!(ビールではありません)」でしょうか。ヨーグルトドリンクとかコーヒー牛乳とか本当に美味しいんですよね。コンビニのコーヒー牛乳やヨーグルトドリンクとはぜんぜん味が違うんです。次に何を飲もうかな?なんてことを考えるのも楽しみにひとつになりつつありますね。
 
話は変わりますが、今日はゲリラ雷雨が千葉駅周辺部と北区赤羽周辺で被害をもたらしました。ポケモンスタンプラリーの時はほとんど屋根の下にいるため関係ないのですが、いつも携帯サイトでゲリラ雷雨の急襲地域を確認しています。ウェザーニュース社のサービスなのですが、ホント重宝しています。
 
ということで、明日は羽田空港エリアと横浜方面を制覇しに行ってまいります!
 
BGM:「バナナチップス」 by 少年ナイフ
 

2009年8月7日金曜日

2009年8月7日(金) 酒井法子

こんな時代も...
「酒井法子に逮捕状」という衝撃ニュース!清純派というイメージもあり、覚せい剤取締法違反容疑というのはショックでした。失踪してどこかに潜んでいるみたいだけど、マスコミはいろいろと想像して書きたてるから、早く出てきて真相を話して欲しいです。
 
そういえばパパペライザーのアイドルコンサートデビューは酒井法子でした。大学生のときだったかな?新宿厚生年金会館でのコンサートに、友人の誘いで行ったことが思い出されます。当時のニューアルバムは「ホワイト・ガール」だったと思います。「ロンリー・ハートによろしく」とか好きでした。(以降、アイドルのコンサートって行っていないので、最初で最後かも!?)
 
酒井法子の歌でなんといっても気に入っているのが「アクティブ・ハート」。OVAの名作「トップをねらえ!」の主題歌でした。メロディーというか、ノリが特に好きです。「ノ・レ・な・いTeen-age」や「GUANBARE」もいい曲だと思います。でも、一般的にはドラマで使われた「碧いうさぎ」のほうがよく知られているんでしょうね。メロディーがおとなしめのため、個人的な印象は薄いのですが...。で、最近の酒井法子は何を歌っているのかなって思ったら、「世界中の誰よりきっと」をカバーしたりしていたんですね。この映像を見ると、昔に比べてずいぶんきれいになった気がします。初期のPV(Promotion Video)と比較するとよくわかるのですが、顔がほっそりしています。また、当然のことながらキャピキャピ度は完全になりを潜めていますので、大人になったんだなぁとしみじみ思いました。
 
再び彼女の歌を聴ける日は来るのかな?
 
BGM:"Now and Forever" by Richard Marx
 

2009年8月2日日曜日

2009年8月1日(土) 花火大会

とにかくカラフルでした!
8月1日(土)は各地で花火大会が開催されました。首都圏の主なものだけでも、江戸川、横浜、横須賀、千葉で開催。幸い天気がもってくれたので、花火大会は無事に開催され、満喫された方も多かったことと思います。パパペライザーもそのうちのひとつ、市川市民納涼花火大会を鑑賞しました。実はこの花火大会、千葉県市川市側から鑑賞すると、「市川市民納涼花火大会」で、東京都江戸川区側から鑑賞すると「江戸川花火大会」といいます。(どっちだっていいのですが、名称はひとつのほうがありがたいです。)一説によると、毎年100万人が見ているとか聞いたことがありますが、会場が江戸川の河川敷で、遮るものがあたりにそれほどないため、その数字も当たらずとも遠からずといったところでしょうか。
 
ところで今回の花火大会、例年と異なる点がいくつかあります。花火そのものではないのですが...
 
(1)例年になく涼しい!これは鑑賞するほうとしてはありがたかったですが、やや肌寒いと感じた方も多かったかもしれません。
(2)人出がやや少ない!?気のせいかもしれませんが、昨年と比べてやや人出が少なかったように思いました。
(3)風向きがよかった!風向きが悪かったり、風量が足りなかったりすると煙が滞留して花火そのものが見えにくくなるのですが、今年は市川市側に軍杯があがり、とても綺麗に見えました。勝率でいうと江戸川区側のほうが高いため、いつも気になっています。
 
それと、途中でハプニングも!なんと打ち上げた上空で花開くはずの花火が、途中でひとつ地上で花開いてしまったのです。ものすごい数の花火を集中して打ち上げていたとき、地上で不自然な光の軌跡がいくつか見えました。見た瞬間に、これは何かが起きたのかな?と思うようなもので、本来なら空中で360度に渡って花開く光の軌跡が、江戸川の河川敷沿いに蛇のように走っていったのです。ということで、ここで安全確認のために花火大会が一時中断してしまいました。幸い、ニュースになるような事故もなかったようで、約15分後に花火大会は再開され、無事にフィナーレを迎えることができました。遠方からこの花火を観賞していた方は途中の中断理由がわからなかったため、訳がわからなかったでしょうね。
 
夏の風物詩のひとつとして不動の地位にある「花火」。景気の悪化で中止された大会も少なくなかったようですが、いつまでも続いて欲しいと思います。
 

2009年7月25日土曜日

2009年7月25日(土) 木星に彗星が!?

彗星の衝突跡!?
7月22日(水)の日食は残念なことに曇天で見ることができませんでしたが、その翌日、ハッブル望遠鏡が不思議な映像を捉えました。どうやら、木星に彗星だか小惑星だかが衝突したらしく、その痕跡がはっきりと捕らえられたのです。
 
最初の発見者はオーストラリアのアマチュア天文家ですが、シューメーカー・レビー第9彗星の破片が1994年に木星に衝突して以来の珍しい出来事だったため、NASAはハッブル宇宙望遠鏡の調整作業を中断して撮影したそうです。
 
驚くべきことに、今回衝突したとみられる彗星の直径は推定でわずかに500~1000メートル程度。なのに、その痕跡は地球がすっぽりと入ってしまう大きさなのです。その衝突の凄まじさは、少なくとも1908年にシベリアのツングースカに衝突した隕石(推定直径100メートル)の数千倍はあるそうです。ちなみにこのツングースカに衝突した際の衝撃波は、直径50キロにわたって森林をなぎ倒し、1000キロ離れた家屋の窓ガラスを割ったそうです。その数千倍ということなので、威力は推して知るべしですね。地球にこんなのが衝突したらひとたまりもありませんね。
 
でも、過去にはこのツングースカクラスなど足元にも及ばないものが6500万年前に地球に衝突したことがあるそうです。その衝撃の凄まじさは、厚さ30キロの地殻を完全に突き破り、その衝撃波は衝突地点の反対側(つまり地球の裏側)にまで大規模な地殻変動をもたらしたのだとか。津波も高さ数キロにおよび、地球の反対側ですら高さ150メートルに達するものだったようです。しかも、この衝突により舞い上がったチリが地球を覆ったことにより10年間日光の届かない暗闇が続き、寒冷化(氷点下30度クラス!!)が進んだそうです。そのため、地表の動植物の8割が死滅したそうで、恐竜が絶滅したのもこれが原因ではないかという説すらあります。余談ですが、この衝突によってできたクレーターは直径200キロとあまりにも大きかったため、近年、人工衛星によって確認されるまでわからなかったそうです。
 
こんなのが地球に衝突する確率は1億年に1回あるかないかとのことですが、ゼロではないのが恐ろしいです。今回は木星でよかったと思いますが、そもそも木星の大きさは地球の11倍ですので、地球よりはるかにこういった小惑星が衝突する可能性が高いわけで、参考になりませんね。あまり考えないようにするというのが一番かも。
 
BGM:Fan Ja by Bird, Nat, Jintara, Kat

2009年7月19日日曜日

2009年7月19日(日) 劇場版ポケットモンスター

この映画で活躍したポケモンたち
今日は年に一度の恒例行事、劇場版ポケットモンスターを家族で見に行ってきました。タイトルは「劇場版ポケットモンスター アルセウス~超克の時空へ~」。神ポケモン3部作の最終章でもあります
 
いや、特に期待せずに見に行ったのですが、なかなかの内容でした。これまで出てきた神ポケモン、ディアルガとパルキアとギラティナとの関係性の解説もありました。ちなみにこのアルセウス、ディアルガ、パルキア、ギラティナの神ポケモン3体が束になってかかっても敵わない強さの持ち主でもあります。アルセウスは全てを生み出したといわれる神のようなポケモンなので、当然といえば当然なのですが。このアルセウス、ネーミングはギリシャ12神の全知全能の神ゼウスにちなんでいるのかな?スタッフはこの映画の構想を練るためにギリシャを訪れたといっていますので、きっとそうなのでしょうね。
 
ちなみにこの映画でパパペライザーが最も興味を引かれたのが地球儀ならぬ時空儀。世界中で刻々と変化する時間と空間の状態を示すもので、具体的には「この世界の空間(=我々の住まう地球)」「ギラティナの空間(反転世界)」「ディアルガの空間(時間)」「パルキアの空間(空間)」「アルセウス(全ての創造主)の空間」を示しています。いったい誰がつくったの?という問いにはこの映画では答えてくれていませんが、欲しい!です。
 
ところで、この映画の主人公、アルセウスは人間語を話します。テレパシーとも解釈できますが、とにかく人間が理解できる言葉を操ります。人間語を話すポケモンは、このほかにニャースとダークライとシェイミと(他にいるかな?)がいるのですが、仲間がひとり加わった感じです。ちなみにアルセウスの声優さんは三輪明宏さんで、正直言ってやや違和感を感じてしまいました。決して全体の流れを阻害するものではなかったのですが、アルセウスが話をするたびに彼の顔が浮かんできてしまい...ちょっとね、という感じでした。
 
それから全ての創造主であるアルセウスさん、ツッコミどころが結構あります。例えば...この物語で身を挺して隕石の衝突から地球(というより豊かな自然に囲まれた美しい町ミチーナか?)を守り瀕死の重症を負うのですが、時間や空間を司る神々をつくれるのであれば、別空間に隕石を移動させてしまうことも簡単にできたのではないか?なんてことを思ってしまうわけなんです。それから、人間の罠に簡単に引っかかってしまうところも謎です。ダボスという人に預けていた命の宝玉を返してもらいに神殿を訪れたところ、あれよあれよという間に罠にかかってしまい、自力では抜け出せなくなってしまう...。繰り返しますが、このアルセウスは(命の宝玉なしでも)ディアルガ、パルキア、ギラティナの神ポケモン3体が束になってかかっても敵わない強さの持ち主なんですよ。
 
とまぁ、大人が冷静にこの映画を見るといろいろ見えてきてしまうものですが、個人的には過去の劇場版ポケットモンスターの中でもトップスリーに入ってくる内容と思っています。久しぶりにDVDを買おうと思いましたし。(今のところのトップは『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』 です)
 
最後に、もしみなさんがこの映画を見に行かれるのであれば、他の神ポケモン2作品『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』 と『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』 を事前に見ていったほうが楽しめます(特にエンディング!)ので、ご参考まで。
 
BGM:「ハイタッチ」 by 松本梨香
 
 

2009年7月18日土曜日

2009年7月18日(土) ガンダム

すごい人でした
今日は3連休の初日。ということで、「機動戦士ガンダム」の放映開始30周年を記念してお台場の潮風公園に2カ月間限定で展示されている18mの等身大ガンダムを見てきました。
 
最初は最寄り駅がよくわからず、とりあえず行けばわかるだろう的な感じで出かけたのですが、新橋からゆりかもめに乗るとイヤでも最寄り駅がわかります。というのも、ガンダム目当てと思われる方々のほとんどが「台場駅」で降りるから。それにしても、てっきりパパペライザー世代(つまりアラフォー)くらいしか興味ない展示かと思いきや、さにあらず若い世代もたくさんいました!仕事を途中でさぼって来ていると思しきリーマンの方々や、遠方からはるばるやってきましたバリに大きな荷物を抱えた方など、本当に様々な方々が見に来ていました。
 
信じられないことに見学は無料で、実際に足元に行き、触れることもできます。大きさもさることながら、ハリボテなんかではなく、かなりしっかりとした作りになっているのには感心しました。足を触った限りでは、はっきりいって車のボディに触っているような感じです。製作を担当した乃村工藝社のホームページによると、鉄骨の骨組みを設置し、そこにFRP(繊維強化プラスチック)を取り付けていく構造とのこと。それでも36トンとか。しかも、ギミックも凝っていて、頭部が上下左右に作動するし、頭部や両眼、両肩警告ライトなど、約50カ所が発光するし、両胸スリット部や足首部分など14カ所からはミストまで噴射されます!(そのたびに、会場に割れんばかりの拍手が鳴り響いていました)「今にも歩き出しそうだ」と思わせることが課題となっていたそうですが、見た感じでも「アムロ、行きまーす!」というアムロ・レイの声と共に、本当に動きだしそうでした。製作費は非公表だそうですが、2ヶ月限定の展示はあまりにももったいなさすぎます。こりゃ、全国行脚かな?
 
余談ですが、このイベントには息子(7歳)を連れて行きました。ところがガンダムにはほとんど興味を示さず、このガンダム像のすぐ近くでやっていた「カブト・クワガタふれあいジャングル」に興味津々。有料(一人300円)ですが、本物の生きたカブトムシ・クワガタムシに自由に触れるコーナーです。カブトムシもクワガタムシもでかく、日本でよくみかける種じゃなかったのですが、相当楽しかったのでしょう。あんな狭いコーナーに40分くらいはまってたかな。それだけでも連れてきた甲斐があったってもんです。
 
ふれあいジャングルには、こんなのがうようよ

 

 
 
BGM:「哀戦士」 by 井上大輔

 

2009年7月11日土曜日

2009年7月11日(土) 高尾山

「うかい鳥山」の越中五箇山(現富山県)より移築した合掌造り
久しぶりの更新です。先月の更新以来、2週間連続の静岡県三島市への出張があったり、法事のための1泊2日の高山行きがあったりで、ゆっくりと更新作業にいそしむことができませんでした。
 
ところで先週のことですが、家族&かみさんの両親とで高尾山に行ってきました。高尾山は都心から約50キロメートルに位置する東京都八王子市の国定公園です。パパペライザー家は車を持っていないので、電車ででかけてきたわけですが、東京都内にもこんな自然が残されていたんですね!素直に驚きました。後で知ったことですが、高尾山はミシュランの3星観光スポットにも選ばれていたとか。だからなのか、いやにインターナショナルな観光客が多かった気がしました。標高はたいしたことない(標高599メートル)のですが、都心から近いため、都心方面の眺望は一見の価値があります。
 
結局パパペライザー家は山頂まで行っている時間がなかったため山の中腹までで引き返しましたが、そこまではケーブルカーかリフトで登ることができますので、体力がない方でも海抜472メートル付近までは行くことができますし、そこからの眺めだけでも十分堪能できます。ちなみにケーブルカーかリフトかの選択に迷われたら、開放感のあるリフトをお勧めします。ただしベルトがついていないため、少し前のほうに重心を傾けてしまうとリフトから落ちてしまう危険性があります。お子様連れの場合は注意してください。ちなみに、中腹では団子とか小腹がすいたときに適した食べ物が結構充実していました。少しお腹を空かせて出かけてもいいかもしれません。
 
高尾山観光が済んだ後、次の予定地「うかい鳥山」へ。奥高尾の自然に囲まれた六千坪の敷地に離れの個室が40室ありまして、そこに食事をしに行きました。初訪問なので全貌がよくわからないのですが、この施設、食事スペースだけではないんです。入口から入っていくと、手前に越中五箇山(現富山県)の合掌造りの建物があります。そこには民俗資料館が併設され、この地方の風土・歴史が感じられる農具や武具・武器(火縄銃)なども展示されていました。古き良き時代の日本の生活を垣間見ることができる貴重な施設かも知れません。加えてこの施設というかこの敷地(庭園)、撮影スポットがたくさんあるので、カメラ好きの方も大満足すること請け合いです!
 
さて肝心の食べ物、雰囲気に負けていませんでした。特選鶏の炭火焼が自慢のようですが、和牛も選択できたため、パパペライザーは和牛を選択。竹の筒に入った日本酒とともに舌鼓をうったのですが、本当に美味しかったです!ナスのみそ焼きも豆腐も美味しかったし、最後に出てきたとろろご飯も美味しかった。時間とお金さえ許せばまた訪れたいです。
 
ところで「うかい鳥山」へ来たメインの理由。それは「ほたる狩り」のため。ほたるはゲンジではなくヘイケだったため、やや明るさはおとなしめでしたが、それでも子ども達含めて大満足!それにしても、「ほたる狩り」の時間帯は敷地内全ての照明が消されるため、見える明かりはほたるの明かりのみ。誰かが携帯電話をいじろうものなら、その明かりが観賞をじゃましてしまうくらいの闇といえばイメージ沸きますでしょうか。ここのほたるは完全な自然で育ったのではなく飼育されているものらしいのですが、目の前に飛んでいる姿を見れば、そんなこと関係ありません。美しいものは美しいですね。前回ほたるを見たのは中学生の頃だったので、25年ぶりにほたるを堪能しました。
 
BGM: 「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」 by ASKA
 
 

2009年6月7日日曜日

2009年6月7日(日) 泣ける話

この本、泣けてきます!
みなさんは泣ける話や目頭がうるうるした話、ありますか?パパペライザーは泣き上戸ではないため、めったなことでは泣いたりうるうるしたりしないのですが、子どもに「本を読んで!」とせがまれていろいろな本を読んでいるなかで、今日、「読んで!」とせがまれた「アルプスの少女ハイジ」のストーリーはなかなかうるうる来てしまいました。「アルプスの少女ハイジ」といえば知らない人はいないのではないかというくらいの名作で、話は知らないまでも、アニメのオープニングのブランコシーンが目に焼きついている人は多いのではないでしょうか。恥ずかしながらパパペライザーはオープニングの曲は知っていたのですが、ストーリーはまったく知らなかったのです。
 
ハイジをご存じない方のために、どういう話かを簡単に説明しますと・・・。
幼いころに両親を亡くした主人公のハイジ(画像中央の赤い服の女の子)が、それまで育ててくれたおばさんの就職に伴い、アルプスのふもとに住んでいたアルムおじさん(画像左上のひげのおじさん)のもとで暮らすことになりました。ペーター(画像左下の男の子)という友だちもでき、アルプスの暮らしがすっかり気に入ったハイジでしたが、ある日突然、フランクフルトのお金持ちのもとに・・・。ハイジは、そのお金持ちの足の悪いおじょうさま、クララ(画像右側の青い服の女の子)のための遊び相手として引き取られることになったのです。フランクフルトでの生活は物資面ではめぐまれ悪くなかったのですが、アルプスの生活がどうしても忘れられないハイジ。その思いは日増しにつのり、とうとう毎晩アルプスの夢を見ながら、無意識のうちに夜中にさ迷い歩くまでに。いわゆる夢遊病にまでなってしまったハイジは、アルプスでの元の生活に戻ることになりました。翌年5月、ひと夏を過ごすために、足の悪いおじょうさまクララがハイジの住むアルプスに。アルプスでの生活がよほど刺激的で楽しかったのか、クララの足にもいい影響をもたらし、最後にはとうとう立って歩けるまでになりました!
 
ということで、特にクララが歩けるようになっていく過程の話が泣けましたね。子どもに読み聞かせながら、ときおり言葉につまってしまうこともあったのですが、半分上の空で聞いていたためか気付かれることはなく(笑)、最後まで読み通すことができました。それにしても、こういう泣ける話、たまには読んでみるものですね。アニメでうるうる来たのなんて、小学生のころに見た大長編ドラえもん「のび太の宇宙開拓史」(ロップル君&チャミーとの別れのシーン)以来かもしれません。
 

2009年6月6日土曜日

2009年6月6日(土) 最近はまっているもの

KEEPVIDのサイトです!
今日は6月6日。ドラえもんの日?・・・ではありません。単にドラえもんの絵かき歌に「6月6日にUFOが・・・」という歌詞があったのを思い出しただけです。このように、昔はまったものがあったとして、久しぶりに見たいなぁ~と思ったときに役に立つのが 動画投稿サイト "YouTube" です。(ドラえもんの絵かき歌を見たわけではありません) "YouTube" は以前の記事にも取り上げているため、詳細は割愛しますが、最近はまっているのは "YouTube" 閲覧だけではなく、"YouTube" の動画をPCに落とし、携帯で見ることができるように変換していくこと。それにしても、"YouTube" の動画をPCにダウンロードするのってめちゃくちゃ簡単だったんですね。今までは難しそうだった先入観もあって手を出していなかったのですが、次のサイトを使用すると別アプリを使用して変換する手間も無く、QuickTime や RealPlayerで再生できてしまうファイルが入手できるんです。

KEEPVID download streaming videos <http://keepvid.com/>

"YouTube" に表示されている URL をコピーして上記サイトのボックスにペーストし、Enter Key を押す。すると、低画質か高画質かを選択できるリンクが表示されるので、希望のリンクをクリックするだけ。なんとも簡単なんです。 Car Graphic TV Theme とか 日立の樹CM集 とか F1 Opening とか あばれはっちゃく とか 尾崎豊 とか 佐野元春 とか昔から気になる動画を次々にダウンロードして、携帯で閲覧可能なファイルに変換(これには別アプリ「携帯動画変換君」が必要)、通勤の道すがらなどで楽しんでいます。画像はやや粗めですが、携帯で見るには十分です。やっぱり動画つきの音楽は一味違いますね。
 
これからダウンロードするとすれば、タイに駐在していた5年以上前に良く聞いていた Thai Pops や t.A.T.u(タトゥー) とか かな。以前にも書いたかもしれませんが、あらためて考えるとみな懐メロばかり。なぜか最近の POPS(EXILEとか) になびけないパパペライザーでした。

2009年5月31日日曜日

2009年5月31日(日) 機能別訓練

こんなのを使って説明してくれました
昨日、マンションの理事会と自治会の共催で、機能別訓練というのを実施しました。自衛消防隊の災害時体制における機能ということで、「情報班」「消化班」「避難誘導班」「補給班」にわかれて、それぞれで行う訓練です。ちなみにパパペライザーは「救護救出班」。負傷者等が発生したときに、担架や簡易ベッド、救急セットを準備したり、その数を把握したりする係です。駆けつけた医者や救急隊がマンション住民の治療を行うにあたって、治療等をしやすくする環境を整備する係と言い換えることもできます。当日は市川西消防隊の皆さんにも来ていただき、自衛消防隊の役割や大災害の裏話や、AEDの使い方(写真のトレーニングシステムを使用)や救急セットの使い方なども直接指導してくださいました。
 
そこで印象に残った話をいくつか披露しますと...
 
■火災の原因は主に「台所での出火」「タバコの不始末」「放火」です。「タバコの不始末」や「放火」は論外としても、立ち消え装置などの安全装置を備えたガスコンロからなぜ火災が起こるのか。例えば天ぷらを揚げるときの油は、再利用するたびに発火点が下がります。新品の油を使うときは大丈夫でも、再利用していくうちに、同じような使い方をしていても、突然火がついてしまうことがあります。
 
■火の不始末ということではこんな話もあります。ある人が何日も徹夜をして成功させたプロジェクトがあったそうです。その成功を収めた日に、しこたま飲んだそうですが、翌朝、少し体をさっぱりさせようとして風呂を沸かそうとしたときに、バスタブの栓を直接持たず、鎖で栓を釣った状態で栓をしたんだそうです。そうしたらその栓が不完全な状態でしまっていたために水が漏れ、風呂を沸かす火が消えてしまったために、火災に発展したというのがありました。
 
■タイタニック号の沈没事故は単に氷河にぶつかったために沈没したのではなく、複合的な要因があります。まず、完成予定が1ヶ月延びてしまったこと。これにより、本来ならば氷山があまり流れてこない時期に航海ができたはずが、氷山が数多く流れ出てくる時期と重なってしまうことになりました。氷山が数多く流れ出てくれば危険なため、そこで航海をやめておけばよかったのですが、絶対に沈没しないというようなふれこみで建造していたため、ある種の過信もありました。そのため、当然のごとく出ていた氷山の警告も深刻に受け止めることなく処女航海に出たタイタニック号は、結果的に氷山にぶつかり、歴史に残る大惨事につながってしまいました。
 
■ある木造の2階建てアパートで火災が起きたときのこと。そのアパートは中央にしか階段がついておらず、ひとたび火災が発生すれば、火災発生場所より奥の部屋の住民は逃げ場を失ってしまうような構造になっていたのです。それなのに、奥の部屋にいた4人の子どもが助かった事例がありました。理由を聞いてみると、子どもたちは夜な夜な夜遊びに出かけるために、アパートの端にあった雨どいを伝って外に出ていたのだそうです。結果的にそのことが功を奏して命が助かったわけで、日ごろの訓練の大切さを教えてくれるいい教訓となりました。
 
■ホテルニュージャパンの火災も様々な要因がありますが、このホテルの火災を消防に知らせたのはホテルのスタッフではなく、近くを歩いていた通行人でした。あるフロアで火災が発生し、ホテルのスタッフがなんとか一人で消火をしようと頑張った。結果、埒が明かなかったためフロントに戻り、応援を呼んだ。そうこうしているうちに通報が遅れて火勢は広がり、取り返しのつかない惨事となった。
 
様々な話をしてくれたのですが、最終的には「機能別の訓練をきちんと行っておくことで、各人が各人の役割を認識でき、災害が発生しても、その拡大を最小限にすることができる」という話につないでくれていました。
 
やっぱり(職業とはいえ)災害という修羅場を数多く体験した人の話は説得力がありますよね。防災訓練というと、日常生活における忙しさにかまけ、ともすれば軽んじて扱ってしまいがちになりますが、こういう話はきちんと聞いておくことが大切ですね。

2009年5月16日土曜日

2009年5月16日(土) 新型インフルエンザのこれから

マスクを購入しました
今日は朝から神戸で確認されたあらたな新型インフルエンザ(H1N1)感染者のニュースで持ちきりでした。民主党の代表を決める選挙も大きく報道されていましたが、個人的には、即我々の生活に影響が出てくるであろう新型インフルエンザ(H1N1)のニュースのほうが気になりました。
 
弱毒性と言われる新型インフルエンザ(H1N1)は、幸いにも致死率が低く、症状も通常の季節性インフルエンザ程度らしいのですが、感染力はなんとなく季節性のものより強そうな印象があります。(季節性のインフルエンザの場合、徐々に暖かくなるこの季節は感染力も落ちていくはずなのですが、ニューヨークではこの期に及んで再び猛威を振るっているようです)
 
今のところ兵庫県神戸市で8人(16日22時現在)が確認されているのみですが、きっと既に全国に蔓延していることでしょう。(よりにもよって、何でまた神戸?)ということもあって、神戸市の高校生が1人感染確認された段階で、売り切れないうちにと薬局へマスクを買いに行きました。
 
最初はコクミン(薬局のチェーン店)へ。そこで「マスクを箱買いしたい」と店員に伝えたところ、箱買いできるマスクは鳥のクチバシのようなタイプしかなく、断念。(クチバシのタイプは印象が怖いので好きじゃないんです)次に、マツモトキヨシ(これまた薬局のチェーン店)に寄りました。欲しかったタイプがありました!玉川衛材の不織布マスクです(画像参照)。一応、N99のマスクも1枚通勤鞄に忍ばせてはいますが、息苦しいということなので、普段は息苦しくないlこのタイプでしのごうと思っています。(ちなみに、「医療用のいいマスクはきちんと付けるのも難しいので、いいマスクを1枚買うより、普通のものを10枚買って取り替えた方がいいと思います」と医療関係者も言っています。)
 
ちなみに、マスクでインフルエンザを完全に防げるわけではありません。とはいえ、一定の予防効果はあるので、大人用と子供用をぞれぞれ60枚づつ購入しました。首都圏で感染が確認された場合、会社からはマスク着用指示が出されることになっていますので、そのためでもあります。
 
ところで、このインフルエンザ、アメリカでは事実上野放し状態のようですね。アメリカに駐在している人から電話で聞いたところによると、アメリカでは、例え簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出ても、隔離されることなく自宅でゆっくり休むよう指示されるだけのようです。だからなんでしょうね。CDC(米国疾病対策センター)からして、アメリカでの感染者は既に10万人を超えているという推測値を出すのは。
 
鳥インフルエンザ(H5N1)が変異してヒト-ヒト感染するようになれば、それこそ致死率も異なりますので、さすがのアメリカも野放しにはしないと思うのですが、現在の(他国から比較すると大げさとも言える)日本政府の対応は将来のそれを見据えているんですかね。とするならば、いわゆる実地訓練をしているようなものなので、鳥インフルエンザ(H5N1)が新型インフルエンザとして猛威をふるうようなことがあっても、アメリカよりも適切に対策取れそうですね。(本当かな?)
 
ということで、新型インフルエンザ(H1N1)のこれからの動向は、日本政府の対応ともども、今後も目が離せません。
 

2009年5月5日火曜日

2009年5月5日(火) 毎日かあさん

毎日新聞にて連載中!
最近、かみさんの知人に借りた「毎日かあさん」なるマンガ。原作は西原理恵子さん。どちらかというとギャグマンガといってもいいかもしれないけど、泣ける作品も混じっているので、ジャンル分けがなかなか難しいです。ただ、いずれにしても、立ち読みはお勧めしません。今日、最新刊を書店でちょっとだけ立ち読みしたのですが、笑いをこらえることができず、すぐに本を閉じることになってしまいました。(笑)
 
画像は毎日新聞のホームページに貼り付いていた作品のひとつ。これでこの作品の雰囲気はつかめていただけると思います。ということで、ほかにどんな作品があるのかというと...
 
■お供え物のコーラの中身がなぜか水になっていた。犯人は息子だと分かっているが、放っておくことにした。ところが、ばあちゃんはそのことを看過できず、お供え物をサバ缶にしてしまったというエピソード。
 
■寝るのがもったいないと思っている保育園児の息子。おしっこに行ってくるといって、夜中の9時に近所の公園で砂遊び!二度と同じことが起こらないよう、水木しげるの妖怪本をたっぷり読み聞かせたというエピソード。
 
■仲良しママさんのところに遊びに行ったら、そこの息子さんがイスから落ちて動かない!すぐに救急車を呼んでCTもとるが、まったく意識が戻らない。そのとき、医者に呼ばれて告げられた言葉は...「お父さん、お母さん、お宅の息子さん...寝てます!」というエピソード。
 
■夏休みの最後の日、読書感想文だけが残った息子。そこで借りてきたのはハリーポッター全巻!読めるわけないじゃん、ということで、目測力ゼロと判明!というエピソード。
 
■夏休みに家族でハワイに行ってきた。ところが子どもの夏休みの思い出は...「市民プールでずっと泳ぎました」。ハワイへ行ってきたこと、忘れてしまったの!?という親の嘆きが入るエピソード。
 
という具合に、笑えるエピソード満載のこの作品。やっぱギャグマンガなのかなぁ。西原理恵子さんの別作品、「ああ息子」や「ああ娘」などと一緒に読むことをお勧めします。
 

2009年5月4日月曜日

2009年5月4日(月) 子どもの教育

Z会ペアワーク「体けんマップ」
昨日、大学時代の仲間と久しぶりに集い、楽しいひと時を過ごしました。そのとき、仲間のひとりの奥さまと話をしたのですが、子ども(2歳の女の子)の教育をどうしていくべきか悩んでいる様子でした。ということで、「そういえばうちの子どもたち(長男&長女)の教育はどうしているんだっけ」と思い、まとめてみることにしました。
 
パパペライザー家では、子どもたちのお稽古事は「スイミング」のみです。きっかけは、長男が水を怖がっていたこと。顔を水につけることすらできないうえ、幼稚園のプールで自分の順番がくると、順番を譲ってしまう様子を見て、これはヤバイと感じたのです。長女は長男も通っていたこともあり、いっしょに泳がせちゃえ!というくらいのものです。今では長男もクロール・背泳ぎ・平泳ぎも50メートルはいけるくらいに上達し、長女はバタ足7メートル程度でしかありませんが、お風呂感覚の癒しの場として楽しんで通っています。
 
中にはバレエやピアノ、英会話に空手など様々なことをさせている親御さんもいて、「スイミング」だけでいいのか悩んだこともありましたが、体で覚えるスイミングは一生ものだし、今後の社会生活や学校生活をふまえた実用性を考えれば、この時期に教えておくのが最良かと思っています。(経験則からいうと、他は自ら学ぼうと思う気持ちがないと長続きしないうえ、レッスンをやめたらすぐに忘れてしまう傾向がある)
 
それから、4月にうちの長男が小学生になったのですが、入学を機に、パパペライザー家では通信教育「Z会」を始めました。子ども用通信教育には他にも「ベネッセ」や「日能研」、「四谷大塚」などがありますが、なぜ「Z会」かといいますと...。
 
■「ベネッセ」・・・学習進度が、良くも悪くも通っている学校の指導要領に準拠している。コラショというキャラクターがいて、おまけ(おもちゃ)が多い印象。
■「日能研」&「四谷大塚」・・・うちの子にはちょっと難しい?
■「Z会」・・・独自カリキュラム(通っている学校の指導要領に準拠していないという意味)で、「よく考える子は、一生のびる」というキャッチフレーズが特徴。キャラクターもなく、おまけ(おもちゃ)がほとんどない。
 
上記コメントには知人の受け売りも混じっているため、ある程度の主観が入っているかもしれませんが、そんなこんなで「Z会」を選びました。
 
ちなみに一般論としての通信教育のいいところ、よくないところをちょっとまとめてみました。
 
■ いいところ
① 親子で楽しめる
② どんなことを学ばせるか迷わなくていい
③ 月の負担が適度(安いとは言いません...)
④ 定期的に教材が届くため、学習習慣が身につく
 
■ よくないところ
① 自宅学習なので親の努力が必要(人によりけりですが...)
② DVD等の見せすぎに注意
③ 付録が溜まる
 
ちなみにいま、うちの息子はミニトマトの栽培に力を入れています。これも「Z会」の親子学習(ペアワーク)の一環です。毎日のように鉢を覗き込んでは「芽が出た!」「いくつ出た!」と大騒ぎしています。一方で、親は子ども以上にその成長に一喜一憂していることは内緒にしておきたいと思います。(笑)
 

2009年5月3日日曜日

2009年5月3日(日) マンションの共用施設

3番目に訪問した東京都港区芝のマンション
昨日、東京近郊のいくつかのマンションを訪問しました。目的は、マンション共用施設の使用料金を調べるため。実はパパペライザーはマンションの理事を拝命しているのですが、共用施設の担当でもあり、その使用料金が適正であるかを調べる必要があるのです。ぶっちゃけた話、うちのマンションの共用施設の使用料金は安くないのです。
 
共用施設といってもいろいろありますが、だいたいどこの大規模マンションにもあるのが集会室であり、パーティールームであり、ゲストルームといったものになります。で、今回はその3つに絞って話を伺うことにしました。
 
ということで、まず向かったのは天王洲アイルにほど近い、東京都港区港南にある総戸数2090戸を誇る超大規模マンションです。ここの共用施設の充実振りは他の追随を許しません。屋内プールはもちろん、フィットネスにリラクゼーションルームにゲストルーム(9室も!)にパーティールームにシアタールームにカラオケルーム。加えて、品川駅までの専用送迎バスや朝食サービス(どちらも有料)もあったりするのです。マンションの理事をやっているためか、この施設の充実振りは(将来的な区分所有者の費用負担を考えると)羨ましいどころか同情すらします。でも、ここのマンションの共用施設使用料はうちのマンションよりぜんぜん安かったです。
  
次に向かったのは、東京都港区芝浦の、これまた巨大マンション。というか、マンション群。そこのCape Towerにいってきました。またもや共用施設について聞いてきたのですが、ここは付近一体がいわゆる街のようになっているためか、住民専用の共用施設は最初のマンションほど充実していませんでした。ただ、ここもやっぱり集会室にしても、パーティールームにしても、うちのマンションより使用料が安かったです。
 
3ヶ所目は写真のマンションです。いわゆる高級マンションです。住民がいかにもセレブっぽかったです。で、ここはさすがに共用施設の使用料が高く(といっても集会室の使用料はうちのマンションと同じ)、ゲストルーム使用料に至っては、うちのマンションの使用料の倍以上でした。ちなみにこのマンション、「ここの住民ではないのですが...」という前置きで、アポなし訪問させていただいたのですが、対応が丁寧で気持ちよかったです。
 
4ヶ所目は千葉県柏市の大規模マンション。総戸数977戸です。ここの集会室の使用料は無料!でした。ここのゲストルーム使用料は3ヶ所目の高級マンションとほとんど変わりませんでしたが、パーティールームの使用料はうちの1/3でした。ちなみにこのマンションの敷地は駅に隣接していて、駅の反対側はららぽーと!という好立地にあります!ある意味、羨ましいです。ただし、つくばエクスプレスの沿線にあるため、交通費が嵩むのは覚悟しなければなりませんね。
 
結論として、マンション共用施設の使用料金を4つの物件で比較検証した結果、
 「集会室」 ⇒ 現行の1/2~1/3程度とすべし
 「パーティールーム」 ⇒ 現行の2/3程度にすべし
 「ゲストルーム」 ⇒ 現行維持
ということで見直しを進めていきたいと考えています。
 
 

2009年5月1日金曜日

2009年5月1日(金) 緑内障

眼の構造
3月30日、かみさんが健康診断を受けました。その約2週間後、結果が届きました。そこには紹介状と共に、こう書かれていました。「眼底検査の結果、左目緑内障の疑いがあります。大学病院クラスの設備の整った眼科にて、至急精密検査を受けてください。」

へっ?緑内障ってなんだ?そのとき、パパペライザーはまだ眼の病気について無知だったのです。調べてみると、「緑内障とは、物を見る神経(視神経)がおかされ、物が見える範囲(視野)が狭くなっていく病気です」とありました。
 
かみさん、すぐに奥様ネットワークに相談。持つべきものは友ですね。「緑内障の治療はどこがいいだろう?」ということで相談したら、さまざまなアドバイスをいただくことができました。以下、そのときの会話をまとめたものです。
 
 「緑内障といったら井上眼科でしょう!」
 「三井記念病院は?」
 「そこは白内障の治療で有名な病院だよ!」
 「私(この方、看護師さん)のいとこの旦那さんが眼科医だから聞いてみるよ!」
 「四谷のしらと眼科がいいって!」
 
ということで、最終的には四谷にあるしらと眼科に決め、予約をとりました。
白土(しらと)先生は学会活動などで忙しかったらしく、結局予約が取れたのは4月30日でした。
 
1ヶ月が経ち、行ってきました、しらと眼科。
開口一番、 
 「こりゃ馬鹿でも分かるなぁ(紹介状に書いてあった「疑い」という言葉を見て)。」
 「緑内障!」
 「いちおう、初期だな。」
と言われたそうです。この白土先生、ぶっきらぼうなものの言い方をしますが、それだけに信頼できそうです。というのも、かみさん、他の病院も行ってみたそうなのですが、「緑内障の疑い」どまりで、はっきりと診断をくだしてくれなかったそうです。 
 
結局、左目は緑内障(既に視野の一部が欠けている)、右目も予備軍と言われたそうです。 
 
ちなみに、緑内障にはいくつかの種類があります。(万有製薬「みんなの健康百科」より)
 「原発性緑内障(要因がはっきりしないもの。正常眼圧緑内障もこのタイプ)」
 「続発性緑内障(他の病気や薬物が原因となるもの)」
 「発達緑内障(隅角の先天的異常によるもの)」
かみさんの緑内障は、眼圧は正常であることから、どうやら「原発性緑内障」のようです。
 
従来、緑内障は眼圧の上昇によって視神経が圧迫され、視野が欠ける(見える範囲が狭くなる)と考えられていました。ところが、眼圧が正常の範囲であるにもかかわらず、視野が欠けるなどの症状が起こる「正常眼圧緑内障(NTG)」という種類の緑内障も存在し、眼圧以外の要因も緑内障の発症に関わりがあると考えられているそうです。
 
緑内障で失われた視力は、二度と回復しません。ただし、早期に診断されて適切な治療を受ければ、それ以上視力が失われるのを防ぐことができます。緑内障治療の目的は、視力喪失が始まるのを防ぎ、あるいは視力喪失の進行を止めることにあります。そのために有効な治療方法は「眼圧を下げる」ことです。これは、眼圧が正常値の範囲内である正常眼圧緑内障においても有効であり、病気の進行を遅らせることができます。
 
とはいうものの、治療法は一朝一夕に決まるものではないらしく、6月に再び診てもらい、治療方針を決めていくということになりました。治療にあたっては、現在の緑内障の進行度合い(ステージ)や眼圧値、視神経乳頭の状況などから下降させる眼圧の目標値(目標眼圧)を定めることになります。治療は、点眼薬の投与からスタートするのですが、治療の経過や進行の度合いによっては点眼薬の種類を変えたり、レーザー治療や手術療法も検討されることになります。
 
うちのかみさんのケースの場合、どのような治療方法が適用されるかは分かりませんが、緑内障の治療は一生涯続くことになりますので、白土先生とは長いお付き合いになりそうです。
 

2009年4月29日水曜日

2009年4月29日(水) 新型インフル、アメリカで初の犠牲者

厚生労働省のPandemic Fluカードゲーム
豚インフルエンザあらため新型インフルエンザ(WHOがフェーズを3から4に上げると同時に、国内の報道機関は、新型インフルエンザと呼ぶようになった)ですが、とうとうメキシコ以外で初の犠牲者が出たとか。日本時間の4月29日19:40頃に第一報が伝えられたニュースですが、よくよく調べて見ると、亡くなったのはアメリカ人ではなく、治療目的にアメリカを訪れていたメキシコ人だったようです。(情報ソース:CNN.com
 
アメリカはメキシコに次いで感染者が多いため、死者が出るのは時間の問題だと思っていたのですが、たまたま亡くなった場所がアメリカであっただけで、この症例はちょっと特殊かもしれません。ただ、今回亡くなったのは1歳11ヶ月の幼児。季節性インフルエンザでもこの年齢の幼児が死亡することは希らしく、きちんとした治療を受けることのできる環境下で亡くなったということは、毒性が他より強かった可能性もあります。
 
そうなると、アメリカで死者が出たことより、問題の本質はもっと深刻である可能性があります。それは、ウイルスが人の間で感染を繰り広げてゆく過程で毒性を高めてくること。1918年のスペイン風邪がそうだったようですが、一旦流行が収まってから数ヶ月して、再び流行。その過程で、進化を遂げたウイルスが猛威をふるったというのです
 
豚インフルとは別に、『「H5N1」型の鳥インフルエンザ』が流行する可能性もあります。むしろ、こっちのほうが可能性として高いかも知れません。ちなみに『「H5N1」型の鳥インフルエンザ』は強毒性なので、人(ヒト)-人(ヒト)感染しだしたら、きっと人類はひとたまりもないでしょう。そういう意味で、インドネシアの豚が高い確率で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていたという報道がとても気になりました。「正しい情報を元に冷静な行動を取ること」と政府は呼びかけてくれてはいますが、イザ日本に上陸したら、果たしてみんなは冷静でいられるのでしょうか。