2008年10月8日水曜日

2008年10月8日(水) ノーベル賞

ノーベル物理学賞を受賞した3人
景気が底なしに悪くなっていて、日経平均もとうとう9500円を割ってしまいましたね。主要行の含み益がゼロになる株価水準(損益分岐点株価)が9500円と推定されているらしく、それを大幅に下回ってしまったわけで、以降、どうなってしまうのか想像もつかなくなっています。
 
そんな最中、唯一といっていいくらいの明るい話題がありました。日本人のノーベル賞受賞です!今回はノーベル物理学賞を3人の日本人(南部さんはアメリカ国籍を有しているため、日本人とはいえない!?)が受賞しました。私たちの身の回りのあらゆる物質を構成している最小要素(素粒子)の研究に関する功績で受賞と相成ったそうです。下世話な話かもしれませんが、賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)で、南部さんが半分を、小林さんと益川さんがそれぞれ4分の1ずつを受け取ることになるそうです。この配分って功績に応じてのものだと思うのですが、あんまり報道されていないですね。
 
加えて、今日、もう一人のノーベル賞受賞者が出ました。海洋生物学者の下村脩さんにノーベル化学賞です!受賞理由は、緑色蛍光たんぱく質の構造解明。細胞内で動く分子を追跡する便利な「道具」として世界中で使われているんだそうです。例えば、アルツハイマー病の人の脳神経細胞が壊れていく様子や、がん細胞の増殖する様子などがこれでわかるんだとか。ちなみに下村さんも他の研究者との共同受賞で、賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)の取り分は1/3だそうです。
 
日本人ってすげえなぁって思いつつ、4人のうち2人(南部さんと下村さん)は研究のベースがアメリカにあることを考えると、日本人の受賞者は実質2人ということになるのかな。

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