2008年12月31日水曜日

2008年12月31日(水) 薄型テレビ、購入

↓購入した薄型テレビ↓
今日は大晦日。その前日である昨日、遂に薄型テレビを購入しました!きっかけは、12月22日のある夕刊紙の見出し、「ノートPC「100円」家電値崩れ、壮絶サバイバル」です。そうなんだぁ、と思い、数日後、半信半疑で某大手家電量販店に入ってみると、確かに安い!期間限定の値付けをしているものが特に安く、ポイントを勘案する限りにおいては、日ごろからよく見ている価格.comの最安値とそう変わらないか、それ以下にまでなっていました。ちなみにその日はパナソニックの42インチ"TH-42PZ800"が198,000円で20%のポイントがつくというもの。つまり、実質154,800円!価格.comの最安値は167,798円ですので、それよりも10,000円以上も安いということになります。ただ、"TH-42PZ800"の198,000円という値付けは、翌日には228,000円となっていましたので、本当に瞬間的なバーゲンプライスだったようです。
 
とにかくそのプライスを見てから「薄型テレビを買うなら今がチャンス!」と思うようになり、店頭やネットでいろいろ調べ始めました。決して金銭的に余裕があるわけではなかったのですが、候補として3機種(「SONY KDL-40V1 期間限定特価157,500円 ポイント還元率10%」「SHARP LC-42EX5 同154,400円 同10%」「Panasonic TH-42PZ80 同168,000円 同20%」)に絞りこんでから、かみさんに相談したところ、「任せるけど、液晶はギラギラしているので...」ということだったので、プラズマに決定。床に直置きというのもなんなので、シアターラック(Panasonic SC-HTR310-K 109,800円 同15%)も同時購入と相成りました。
 
善は急げ、ということで、昨日の夕方、某大手家電量販店へ。ただ、買おうと思っていたものをそのまま足すと、277,800円となり、シアターラック同時購入割引の20,000円引きを利用しても、257,800円となってしまいます。なので、まずは予算が250,000円であることを店員に伝え、なんとか7,800円を引いてもらおうと思っていたのですが、10分ほど待たされた挙句、254,000円が限界であるという返事しかもらえませんでした。そうこうしているうちに、HDMIケーブルなるものが必要であるということがわかり、それがまた3,500円もします。そうなってくると、254,000円+3,500円=257,500円ということで、さきほどの値段に逆戻り!ダメモトで、別の店員さんにHDMIケーブル込みで、255,000円にならないか、とあらためて交渉をしたところ、5分ほどして戻ってきた店員から、OKとの返事!しかも、シアターラックの設置料と配送料(合わせて3,000円ほど)も込み込みにして、255,000円以内に収めてくれました。(後でわかったのですが、テレビの設置や配送は無料だけど、シアターラックの設置・配送は有料だったんですね)
 
ということで、結局その値段でパパペライザーなりに納得し、購入手続きをとりました。結果的には、45,934円分のポイントがつきましたので、実質209,000円ほどで購入したことになります。価格.comの最安値でテレビとラックとケーブルを別々に購入したとしても、205,000円はするうえ、設置は自前になりますので、この設置料の含まれた買い物は、個人的に大変満足いくものになりました。
 
“在庫よりマシ”ということで、急激に値が下がった薄型テレビ、本当に今が買い時だとつくづく感じた次第です。
 

2008年12月29日月曜日

2008年12月29日(月) 偏向報道

↓ガザ地区の場所はこちら(古い地図ですが...)↓
年の瀬に、恐れていたことが...。景気が悪くなると、アメリカがどこからか大義名分を持ち出してきて、戦争を始めるということが、過去、度々繰り返されてきましたが、今回も例に漏れず、始まってしまいました。間接的ではあるのですが、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃です。
 
これまでアメリカは、景気が悪くなってくると、経済を立て直す為に、何らかの形で戦争をしかけてきました。湾岸戦争しかり、アフガニスタンへの攻撃しかりで、最近でもイラク戦争が記憶に新しいと思います。戦争が始まれば、大量に武器を輸出でき、軍需産業を活発化させることができます。今回のイスラエル軍による攻撃ですが、アメリカはイスラエル寄り(=アメリカはイスラエルに対して武器を供給している)ですので、穿った見方をすれば、今回の攻撃にはアメリカ側の何らかの関与があったのではないかと推測されます。
 
ちなみに今回のガザ地区への攻撃の直接のきっかけは、パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエル側へのロケット弾打ち込みですが、こうなってしまったのも、そもそもがイスラエルが停戦合意の条件でもあった、「経済封鎖緩和などの義務を果たしていない」からなんです。このガザ地区は、そもそもがイスラエルの軍事占領下にあり、常にイスラエル軍が支配して弾圧を続けています。そして、人々に対する武力による直接的な攻撃はもとより、家屋破壊、農地破壊、道路封鎖、学校への攻撃や封鎖による教育システムの破壊、水道や電気などインフラの破壊、移動の自由の剥奪、経済封鎖、土地の収奪、入植地の建設、水資源の略奪などなど、数限りない犯罪行為を行っています。アメリカ寄りの報道だけを読んでいると、さもハマスが一方的に悪いという論調になっていますが、真実はどうなんでしょうか。ハマスの表現ひとつとってみても、「ガザ地区を実効支配するイスラム強硬派勢力ハマス」となっていて、これを読んだ人の印象としては、「ハマスというのは、武力によってガザ地区を無理やり制圧しているテロ集団なんだ」としか思えないでしょう。でも、ハマスはこの地区のいわゆる政権与党であって、選挙で支持されたちゃんとした政党なんです。
 
もちろん、ハマスによる抵抗手段としてのロケット弾打ち込みを正当化する気は毛頭ありません。が、それに対してのイスラエル軍によるハマスへの空爆を支持する気にも、当然なりません。そもそもが、経済を立て直すためであれば、何をやってもいいなんてことがあるわけありません。(もっとも、経済を立て直すためなのかどうかはパパペライザーの推測でしかありませんが)国連安保理の空爆に対する非難声明も、きっとイスラエル寄りのアメリカは拒否権を発動することでしょう。ですが、戦争を正当化するマスコミの偏向報道に踊らされていると、いつのまにか本質を見失ってしまう気がしてなりません。報道全てに言えることではありますが、字面だけを鵜呑みにすると、とんでもない思い違いをすることがありますので、くれぐれも注意していく必要があると思います。(マスコミの偏向報道に振り回され、あらぬ方向に煽動されてしまわないように、という忠告の意味で。)
 
いずれにしても、早くこの戦いが終わることを願って止みません。

2008年12月24日水曜日

2008年12月24日(水) どうぶつの森2

ジングルさんと記念撮影
みなさん、「どうぶつの森」やってますか?今日はクリスマスイヴ。どうぶつの森の世界では「ジングル」という名のトナカイがクリスマスプレゼントを配っています。とは言っても、ゲームですので、待っていてもダメなんです。ジングルさんを探して三千里...ではないのですが、彼に会うために街をくまなく探し回り、話かけなければならないんです。しかも、チャンスは年に一回、今夜しかありません。以前にも説明しましたが、このゲームはリアルタイムで時間が進みますので、本当に年一回しか会えないんです。まるで七夕さまみたいですね。
 
こんなに待ち焦がれて出合った彼からもらえるクリスマスプレゼントは何でしょうか?それは、家財道具なんです。といっても、普通の家財道具ではありません。ジングルさんからいただけるわけですから、「クリスマス仕様」のものがもらえます。クリスマス仕様の置時計とかベッドとか壁紙とか、いろいろあります。しかも、この「クリスマス仕様」の家財道具は市販されていない(ゲームの世界でお金を出しても買えない)ため、レアものなんです。ゲーマーにとっては垂涎の的なんでしょう。
 
ちなみにこのジングルさんに会って、もらえるクリスマスプレゼントはひとつだけ。再びプレゼントをもらいに行っても、既にもらっているため、ジングルさんから丁重に断られます。したがって、いくつものクリスマスプレゼントが欲しい人はグっと我慢...しなければならないかというと、その必要はありません。実はこのジングルさん、目がよくないのか、変装で別人になりすますことで、2つも3つもクリスマスプレゼントをもらうことができてしまうんです。帽子を変えたり、メガネを変えたり、といった簡単な変装で別人として接してくれます。もちろん子供の道徳教育という観点からすれば、よくないことなので、「夜中にこっそりと」系の技ではありますが、これが試せるのも1年後ということで、ご紹介させていただきます。

2008年12月23日火曜日

2008年12月23日(火) 別れ


1ヶ月振りのブログです。ネタがなかったわけではないんだけど、なんとなく書きそびれてしまいました。
 
考えてみたら、この1ヶ月、いろいろな「別れ」を経験していました。一時的な別れも永遠の別れも...。「出会い」と「別れ」はバランスよく訪れるものと思っていたのですが、この時期は特に「別れ」が多かったです。
 
最初の「別れ」は11月末。たいへんお世話になった同僚が退職をしたことによる別れです。ちなみにこの退職は、旦那さんの海外赴任に伴うもので、帯同家族としてドイツに行ってしまいました。
 
次の「別れ」は永遠の別れでした。12月中旬、会社の後輩が急逝してしまったのです。しかも、まだ30歳にもなっていなかったのに...。幼い頃に患った病気の後遺症が原因だったようですが、あまりにも急でした。本当に残念に思います。
 
その次は異動に伴う「別れ」です。会社の後輩がベトナムに赴任したのですが、本当に急な異動でした。我々が彼の赴任を聞かされたのも急でしたが、本人も異動の内示を受けてから1ヶ月半で異動しているので、かなりバタバタしていました。あまりにも急で準備が全て終わっていないため、早くも1ヶ月後に(ベトナムの長期休暇を利用して)一時帰国するとのことです。
 
日常生活に「別れ」はつきものですが、ここ一ヶ月における「別れ」は特筆すべきものが集中したため、書きとめて置くことにしました。

2008年11月24日月曜日

2008年11月24日(月) どうぶつの森

こんなふうに部屋を自分好みにカスタマイズ!
世間的には相変わらず暗い話題が多いですが、そんな世の中にもってこいなゲームの話題です。その名も「どうぶつの森」。なんじゃそりゃ、と思われる方も多いと思いますが、端的に言えばニンテンドーのゲームで、どうぶつたちが暮らしている小さな村で、コミュニケーションを楽しみながら「生活」するものです。
 
とにかく「生活」するゲームですので、死ぬことはありません。また、最終目標は特になく、好きなように進めて好きなときにやめるといった感じで気負うことなくゲームに没頭できます。目標ということでは、強いて言えば、ゲームの序盤は家のローンを返済することくらいですかね(笑)。
 
このゲームのすごいところは、ゲームマシンの時計機能と連動しているところで、日付・時刻・曜日・季節等が現実世界と同じように移り変わっていきます。 その時間や季節によって村の景色や住民の生活も移り変わり、特定の季節や時間にはイベントも開催されます。当然、昼間は明るく、夜は暗くなりますし、冬になれば雪が降ることもあります。(唯一不思議なことに、主人公の服装だけは年中夏服だったりするのですが...)主人公は自らの家を持ち、家具や壁紙を購入して自分なりの部屋にカスタマイズすることができます。 家具は、ベッド、タンス、テーブル、椅子、テレビ、コンポなど多岐にわたり、購入だけではなく、住民からもらったり、拾ったりすることもあります。
  
実際、ゲームはどのように進めていくのでしょうか。一例を紹介しますと、、、貝やフルーツや虫や魚などをとって、店で売ります。こうして得たお金で家のローンを返済したり、家の模様替えをしたり、生活するために必要な道具を買ったりします。バスで都会へ出かけることもでき、美容院へ行ったり、寸劇を見たり、オークションに参加したりといったプチ贅沢をすることもできます。都会へ行かないまでも、暮らしている小さな村でもライブ(週に1回、土曜日のみ開演。全部で70曲!あるようです。)を見ることができ、一度聞いた曲は、自宅のラジカセで再生することができるようになります。ちなみにこれを「とたけけライブ」というのですが、知る人ぞ知る人気イベントです。(Google検索で16,000件出ました)なんといっても、実際に土曜日の20:00にならないととたけけの演奏を聴くことができませんので、待ち遠しい人はゲームの時計機能を改ざんしているのではないでしょうか(勝手な推測ですが)。
 
そんなゲームなので、日ごろ、あくせく働いて疲れているときにこそ、癒しの清涼剤として効いてくるのではないかと思います。それにしても、こんなほのぼのとしたゲームは初めてです。自分でやらないまでも、人のやっているところを見ているだけでも癒される不思議なゲームです。百聞は一見に如かず。人がプレイしているところでもいいので、一度見てみることをお奨めします。

2008年11月20日木曜日

2008年11月20日(木) 米Big 3 の言い訳

公的資金の無心のために居並ぶ米Big 3のCEOら
今日もいい天気でしたね。しかも、寒い...。週間天気予報によれば今日を境にやや気温も上昇してくるようですが、昔はもっと寒かったことを考えると、これくらい我慢、といったところでしょうか。
 
ところで金融危機によってGMが危険な状況にあることは以前よりお伝えしていますが、その関連で興味深い記事がありました。
 
先日行われた米上院公聴会(11月18日)において、公的資金による支援を訴えにきた米3大自動車メーカー(ビッグスリー)の首脳が自家用ジェットでワシントン入りしていたというのです。自動車業界救済のため、250億ドルの緊急融資を訴えにきたのだそうですが、こういうことって、まずはCEO自らも経費削減に努めています、という姿勢が肝心なのではないかと思います。自家用ジェットを使用した言い訳として、3社とも「安全上の理由から、CEOの出張には自家用ジェットを利用するという規程があり、その規程に沿っただけ」としているそうです。そうはいっても公的資金、すなわち税金の陳情に来ているわけですから、規程は規程として、もう少し臨機応変に対応できなかったものでしょうか。これではいくら「合理化を進めています」といっても、説得力がなさすぎます。
 
自家用ジェットを使用したことに対する3CEOのコメントはなかったようですが、公的資金の陳情だけはしっかり行ったようです。GMのワゴナー会長は、「原因は世界の金融危機だ。(自動車産業が破綻すれば)雇用面など、米経済に壊滅的な被害が及ぶ。およそ300万人が職を失い、1,500億ドルの所得税が失われて、向こう3年に渡って1,560億ドルの税収減につながる。」と警告したそうです。また、クライスラーのナルデリ会長も、「破産を申請すれば、そのメーカーからは消費者は車を買わなくなる」と訴えたそうです。パパペライザーには、まるで脅しにしか聞こえません...。
 
企業のトップがプライドもかなぐり捨てて「破綻」に言及してまで国に助けを求めたようですが、自らの経営責任を認めたのは誰一人いなかったというのも特徴的ですよね。当然、ある議員から「その公的資金は何に使うつもりかね。ビジネスモデルや生産ラインの改善のためかね?それとも単なる(一時的な)延命措置かね?」と聞かれたそうです。コメントが記事になかったので、恐らく誰も返事ができなかったのではないでしょうか。
 
ところで、さきほどの自家用ジェットの話には続きがあります。翌日(11月19日)行われた下院金融サービス委員会の公聴会で、ある民主党の議員が、「豪華自家用ジェットでワシントンに乗り入れ、そこから降りて来た人たちがブリキのコップを手に持って、経費削減と経営合理化を行いますと言うのは大層な皮肉だ。生活困窮者のための食料配給所にタキシードと山高帽で出かける人たちを見ているようだ。せめて民間機のファーストクラスや(自家用機でも)乗り合いで来られないものか」と皮肉ったそうです。続いて別の民主党議員が、3人のCEOに向かって「民間機でここに来た人は手を挙げて」と質問。「手が挙がらないようなので記録しておこう。次に、自家用ジェットを売却して民間機で戻るつもりのある人は手を挙げて。これも手が挙がらないようなので、記録しておこう」と言ったそうです。まるでどこかの漫才みたいですね。
 
参考までに、自家用ジェットを一回飛ばすと、デトロイトとワシントンの往復で約20,000ドルかかるそうですが、定期便のファーストクラスにランクを落とすと(!?)約840ドルで来れるのだそうです。しかも、GMワゴナー会長の自家用機は3600万ドルもするそうですし、維持するだけでも相当経費がかかっていることでしょう。公的資金の無心を行う前に、まだまだ3社には行うべきことが山ほどありそうです。

2008年11月19日水曜日

2008年11月19日(水) 腕時計

今日はホンっトに天気がいいですね。富士山はもちろんのこと、横浜のランドマークタワーもくっきり見えるくらい視界がクリアでした。でも、巷では金融危機は継続していて、この間ブログで取り上げたGMも、自力では再建不可であるということで正式に公的支援を要請するなど、とてもクリスマス気分にはひたれないどんよりとした曇りの日々が続いています。
 
ところでみなさんは何で時刻を把握していますか?最近では携帯電話で時刻を把握しているという方も多いと思うのですが、やはり基本は腕時計なのではないでしょうか。ということで、パパペライザーの腕時計の変遷について、少しふれたいと思います。
 
パパペライザーが最初に腕時計をはめたのは、確か小学4年生の頃。デジタル式時計が徐々に流行り始めた頃でしょうか。しかも、その表示は液晶ではなく、LED!ずっと点きっぱなしだとすぐに電池を消耗してしまうので、ボタンを押すと表示が表れるというものでした。ただ、ラジオ付きでもあったので、すごいサイズでした。簡単にいうと、大判焼くらいかな。(笑)しかも、イヤホンで聞くタイプというよりは、スピーカーで聞くタイプでした。小型化の集積技術がまだそれほどこなれていなかった時代だったかもしれません。
 
それから小学校6年の頃かと思うのですが、アナログの10気圧防水のダイバーズウォッチでした。3年くらい持った気がするのですが、中学校の頃に九十九里浜に海水浴に行った際、紛失してしまいました。
 
紛失を機に、アナログ式ダイバーズウォッチを新規購入。これも5~6年もったものの、またもや海水浴で紛失!?わざとではないのですが、偶然どちらも海の藻屑となってしまいました。
 
それからまたまたアナログ式ダイバーズウォッチを購入。これは社会人になってからも、結婚する直前までずっと愛用していました。
 
結婚を機に、かみさんが腕時計をプレゼントしてくれましたので、その後はしばらくその時計を愛用していました。SEIKOのKINETICです。KINETICとは自動巻き機構で発電するシステムのことで、身につけてさえいれば、ずっと充電が行われ、電池交換の必要がない画期的な機能でした。ただ、そのシステムを搭載した初号機だったためか手のかかるダダっ子でありまして、2~3年に一回、時計そのものが動かなくなってしまうなどして幾度かの入退院を繰り返しました。反面、デザインが洗練されていたこともあって個人的にはとても気に入っており、健康状態であれば、いまでも愛用していた時計ではあります。
 
ということで、現在身につけているTag Heuer Kirium(画像参照)に至っているのですが、これもデザイン優先で購入した代物で、5年くらい前にバンコクのセントラルデパートチッドロム店で購入したものです。駆動システムに目新しい機構を搭載しているわけではないので、何年かに一度、電池交換が必要になってしまうのですが、どっしりとした重量感と相俟ってデザインも洗練されており、愛用を続けています。ちなみにこの電池交換、機構部の分解清掃と併せてお願いをすると、費用もさることながら、40日くらいのあずかりになってしまうのが難点です。日本ではできないので、スイスに送っているのだとか。
 
ということで、今回はあくまで自分で購入した腕時計についての話ししかしていませんが、もうひとつ、友人がプレゼント(お土産?)してくれたG-SHOCKがあります。実はこれ、電波時計(しかもソーラー発電機能付)ということもあって、正確な時間が不可欠なビジネスシーンにおいて、大変重宝しています。しかも、大変頑丈なので、扱うほうも気を遣わずにすむので、楽なのです。ほんっと助かっています。

2008年11月17日月曜日

2008年11月17日(月) Burberry

実は今日から一週間、リフレッシュ休暇なるものを取得します。リフレッシュ休暇とは、勤続5年ごとの節目に取得できる長期休暇制度で、パパペライザーも勤続15年という節目で取得とあいなったわけです。
 
で、さっそく今日から子どもの幼稚園の送り迎えでスタート。バタバタとリフレッシュ休暇を満喫(!?)しておりました。そうしていたところ、かみさんから「船橋に行かない?」とのお誘いがありました。目的は、「クリスマスオーナメントの購入」と「パパペライザーの普段着の物色」です。クリスマスオーナメントの話は別の機会に譲り、今日は「パパペライザーの普段着の物色」記について書きたいと思います。
 
目的地は船橋の西武。ブランドとか特に目的はなく、ビジネスカジュアルの服でもみてみようかな的な気持ちで入店。最初は五大陸とかを見ていたのですが、いつの間にやらBurberryのショップにいました。Burberryは、言わずと知れた、英国を代表するファッションブランドのひとつ。バーバリーチェックが特に有名ですね。自分にはきっとこんなブランドは高級すぎて似合わないんだろうなぁなんて思いながら展示品をながめていたところ、うちのかみさん、いつの間にやらあれこれと店員さんと相談を始めています。早っ、なんて思っているうちに、ジャケットを何着か出してきました。結局、紺系のものと茶系のものを1着ずつ試着。パパペライザーは保守派なので紺を所望していたのですが、かみさん&店員さんに「茶のほうが似合う」なんておだてられ、最終的に茶のブレザーを購入することに。その他、スラックスもベージュのものと濃い紺色のものとを試着。こちらは両方を買うことになりました。ジーンズも勧められたのですが、これは毎日のようにはくものなので、却下。さすがにジーンズはLevi's®といった老舗のジーンズブランドのほうがタフだろうし、気軽にはけますからね。あとはシャツも試着。もちろんバーバリーチェックではない柄です。こちらは3着試着し、2着を購入。最後に、ベルトも茶と黒を1本ずつ選択、購入しました。トータル的には安くない買い物にはなりましたが、よいものを買っておくと比較的長持ちするので、結果的に安い買い物をしたと思っています。かみさんからは「クリスマスプレゼント 兼 誕生日プレゼント 兼 勤続15年記念」だね、と言われていますけどね。
 
ところで、このBurberryというブランド、いつ、誰が始めたブランドなのでしょうか?ということでちょっと調べてみたところ、1856年、英国で当時21歳だったThomas Burberry青年が始めたものなのだそうです。Thomas Burberry氏は、小学校を卒業した後、生地屋さんで働いていたそうなのですが、羊飼いや農民が羽織っていたあるものに注目していました。それは、羊飼いや農民が仕事上での汚れを防ぐために使用していた、汚れにくく肌触りも良い、そして洗いやすい上着。Thomas Burberry氏は、この利点を利用できないかと考え、自らの生地屋を始めたのだとか。その後、青年は布を織る前に綿糸に独自の防水加工を施し、さらに織り上げた後に再び防水加工を行うことにより防水効果の高い「ギャバジン」を誕生させることになるのです。そして、青年の興した会社のその後の発展は、皆さまのご存知の通りです。

2008年11月16日日曜日

2008年11月16日(日) USBメモリ

激安!USBメモリ
今日はUSBメモリについて。何かとデータの持ち運びに使っている大変便利な代物ですが、今日日、ここまで安くなっているとは思わなかったという話題です。
 
USBメモリだけではなく、SDカードを始めとした他のシリコンメモリはどんどん安くなっています。昨年、携帯を新調した際に同時購入したMicroSDカードは2GBで3,000円程度(@ヨドバシカメラ錦糸町マルチメディア店)でした。これでも相当値が下がったと思っていたのですが、あれから約1年経った今、同じメーカーのUSBメモリ(写真参照)がなんと4GBで1,280円(@カメラのきむら市川シャポー店)で売っているではありませんか!(2GBのMicroSDカードは1,980円)
 
SanDisk社の「Cruzer® カラーズ プラスUSBフラッシュメモリ」という製品がそれです。倍の容量(つまり8GB)だと2,980円、半分の容量(つまり2GB)だと980円だったので、コストパフォーマンスを考えるとどう考えても4GBが一番オトクと言えるでしょう。4GBであれば、実質3.73GBを使用できますので、CD-ROMでいえば、1枚600MBの容量があるとして、およそ6枚分にもなります。
 
いやはや恐ろしい...。数年前まで256MBや512MBくらいまでが小遣いで買える範囲の製品だったはずで、4GBのUSBメモリは2万円以上していたはずなのですが、ここまで進歩が早いと、この分野で利益をあげていくのは相当大変だと思います。消費者である身からすれば喜ばしいことではありますが、SanDisk社の将来がちょっと心配になってしまいました。

2008年11月8日土曜日

2008年11月8日(土) 上野動物園

上野動物園の最長老?
うちの息子も来年4月にはいよいよ小学生に。ということで、先日、ランドセルをネットで注文しました。そのランドセル、息子の希望は黒。親の希望は茶色。結局、親のエゴを押し通して茶色を注文したのですが、息子があらためて黒を主張。だったら現物を見て判断しよう、ということになり、本日、注文先の工場へ行くことにしました。
 
場所は東京都足立区西新井にある土屋鞄製造所。ランドセルと革鞄・革小物を作っている創業40年の工房です。日暮里から日暮里・舎人ライナーに乗りかえ、西新井大師西駅下車1分のところにあります。ということでやってきたわけですが、さすがにランドセル選びのシーズンだけあって、工場に併設されている店舗にはたくさんの(うちの息子と)同年代のお子様を連れたファミリーが来ていました。で、さっそく現物を拝見。やっぱり茶色がいいなぁと思っていたら、なんと息子も黒が自分に似合わないとでも思ったのでしょうか、「やっぱり茶色のほうがいい」ということになり、息子の希望と親の希望が一致したということで、ホッと胸を撫で下ろすことができました。
 
ちなみに我が家はランドセルの素材にコードバンを選択しました。コードバンは馬のお尻の中心部にある一番丈夫でなめらかなところの革で、牛革に比べて摩擦や擦過に非常に強く、6年間使用するランドセルには非常に適した素材であるとのことです。希少性があるので若干お値段は高めではありますが、耐久性を考えると安物買いの銭失いにはならずに済むでしょう。
 
さてランドセルの件が一件落着したところで、上野公園に行ってきました。上野公園といっても大変広く、あの有名な上野動物園もその一部です。日暮里・舎人ライナーの終点が日暮里だったため、山手線に乗り換えずに歩いて向かいました。それほど遠くないんですね。谷中霊園の中を通って上野公園に向かったのですが、いい散歩道でした。ちなみに谷中霊園って著名人が多く埋葬されているんですね。パパペライザーが知っている人物だけでも渋沢栄一徳川慶喜横山大観鳩山一郎が挙げられます。桜の名所でもあるそうなので、その時期に再び訪れてみたいですね。
 
さて、最初は遊具で遊ぶことを目的に向かった上野公園ですが、行って見ればやっぱり上野動物園に行ってみたくなりますよね。入園料が安いのも魅力。大人で600円です。(息子は年齢的に無料でした)しかし、何年振りでしょうか。少なくとも25年以上は経っている気がします。したがって、当時の記憶はほとんどありません。でも、入園して何かが違うと感じました。すいてる...。どの動物を見るのも苦労をすることはありませんでした。「上野動物園ってこんなにすいていたっけ?」「いちおう、今日は土曜日だよな?」と自問自答してはみたものの、3歩も歩けばすっかり気分は動物たちに集中していました。後から知ったことですが、入園者の減少は、ジャイアントパンダのリンリンが2008年4月に亡くなってしまったことが少なからず影響しているんだとか。余談ですが、ジャイアントパンダがいたであろう檻には現在レッサーパンダがいます。それはそれでかわいいんですけどね。
 
トラとかライオンとかホッキョクグマとかの定番動物はひととおり見て楽しめましたが、ゾウが外に出ていなかったのが残念でした。そうそう、カバも見ましたが、知ってはいたはずなのに、その巨大さにあらためて驚きました。一緒に見ていた学生の「デケー!!」「この体で時速40キロ以上で走る能力を持っているなんて信じられねー!」っていう声がその大きさを物語っています。体の部分だけであれば、ゾウのそれにも匹敵するかもしれません。隣にいたコビトカバも決して小さくはないのですが、確かに普通のカバに比べたら小さい小さい。とにかくそれくらい大きな動物がいることに、あらためて驚いた次第です。
 
もひとつ地味な動物ではありますが、オオアリクイも見てきました。シロアリを1日に3万匹は食べるんだとか。さすがに上野動物園ではその数のアリを用意することはできず、普段はドッグフードや鶏肉などを混ぜたエサを与えているんだそうです。それでもものすごい勢いで食べてましたけどね。それから、上の写真は上野動物園の最長寿動物と言われているガラパゴスゾウガメ。さすがに貫禄十分です。パパペライザーの生まれた1969年2月から上野動物園にいるそうですが、いったい何歳なんでしょうね。(一説には78歳を越えているともいわれています)150歳を超えて長生きするゾウガメもいるそうなので、パパペライザーがこのゾウガメ(タロウくんと呼ばれています)の最後をみとることはないんでしょうね。(笑)
 

2008年10月13日月曜日

2008年10月13日(月) General Motorsの危機

主なGM車種
サブプライムローン問題に端を発した金融危機と共に伝えられるGMの危機。世界最大の自動車メーカーということは知っているけど、いったいどんな会社なのか。ちょっと調べてみたところ、1908年創業で従業員は266,000人。アメリカはミシガン州デトロイトに本社を置き、ブランドとしては、キャディラック、シボレー、ビュイック、ポンティアック、サターン、ハマー、GMCなどがあります。オペルやサーブもGMの傘下です。グローバル展開と言うことでは35ヶ国で生産を行い、年産937万台の車を供給しています。GMの最大マーケットは当然北米。次いで中国、ブラジル、英国、カナダ、ドイツとのこと。
 
でも日本では頻繁に見かける車種ではないので馴染みがあまりないですね。とはいうものの、ここが経営破たんすると、取引先や年金生活をしているOBを含めて一説には120万人に影響が及ぶとしています。多い少ないではないのですが、ここまで広範囲に影響が広がると、(誰が悪いかとは別として)アメリカ政府は国として何らかの対応をしていく必要があるのではないでしょうか。アメリカ政府は民間企業は救済の対象としないといっていますが、放っておいて破綻したら、結局国として失業者のケアをする必要がありますし、事前に手を打っておいたほうがいいのでは、と思うのは素人の考えですかね。

2008年10月8日水曜日

2008年10月8日(水) ノーベル賞

ノーベル物理学賞を受賞した3人
景気が底なしに悪くなっていて、日経平均もとうとう9500円を割ってしまいましたね。主要行の含み益がゼロになる株価水準(損益分岐点株価)が9500円と推定されているらしく、それを大幅に下回ってしまったわけで、以降、どうなってしまうのか想像もつかなくなっています。
 
そんな最中、唯一といっていいくらいの明るい話題がありました。日本人のノーベル賞受賞です!今回はノーベル物理学賞を3人の日本人(南部さんはアメリカ国籍を有しているため、日本人とはいえない!?)が受賞しました。私たちの身の回りのあらゆる物質を構成している最小要素(素粒子)の研究に関する功績で受賞と相成ったそうです。下世話な話かもしれませんが、賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)で、南部さんが半分を、小林さんと益川さんがそれぞれ4分の1ずつを受け取ることになるそうです。この配分って功績に応じてのものだと思うのですが、あんまり報道されていないですね。
 
加えて、今日、もう一人のノーベル賞受賞者が出ました。海洋生物学者の下村脩さんにノーベル化学賞です!受賞理由は、緑色蛍光たんぱく質の構造解明。細胞内で動く分子を追跡する便利な「道具」として世界中で使われているんだそうです。例えば、アルツハイマー病の人の脳神経細胞が壊れていく様子や、がん細胞の増殖する様子などがこれでわかるんだとか。ちなみに下村さんも他の研究者との共同受賞で、賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)の取り分は1/3だそうです。
 
日本人ってすげえなぁって思いつつ、4人のうち2人(南部さんと下村さん)は研究のベースがアメリカにあることを考えると、日本人の受賞者は実質2人ということになるのかな。

2008年10月5日日曜日

2008年10月5日(日) 金融安定化法案 その後


金融危機の話題ですが、75兆円の緊急経済安定化法案(金融安定化法案)は、"U.S. House of Representatives backs revised $700 billion bank bailout bill"ということで、上院"Senate"に続き、ようやく下院"House of Representatives"も(修正案を)可決しました。
 
でもこれで一安心ではないんですよね。結局問題は山積していて、パパペライザーは金融のド素人なので詳細はわかりませんが、本当のところ、75兆円の緊急経済安定化法案(金融安定化法案)ってアメリカ企業救済だけのものでしかないし、額面でもきっとぜんぜん足りていないんでしょうし、この事態の収束にはきっと数年はかかってしまうんでしょうね。しかも、アメリカの金融危機は世界中に伝播するしくみになっているので、世界中でアメリカ発の金融危機を打開するための対策をとらなければならなくなっている。アメリカの住宅バブルのツケを日本国民を含む世界中の人たちが支払わざるを得ない形ってなんだかしゃくに障りませんか。(そういえば、日本の住専問題のときはどうしたんだろう?)

2008年9月22日月曜日

2008年9月22日(月) IT製品、ソースコード開示せよ!?

中華人民共和国
今日は自由民主党の麻生太郎新総裁関連ニュースが目立っていましたが、解散総選挙前に補正予算は成立するのでしょうか?行く末が気になるところですが、その陰でホントかよ~!?というようなニュースを見つけてしまいました。3日前のニュースなのですが、『「IT製品、ソースコード開示せよ」…中国が外国企業に要求へ』という記事が9月19日付のYOMIURI ONLINEに掲載されていました。記事によると、、、
 
中国政府が外国企業に対し、デジタル家電などの中核となる製品情報を中国当局に開示するよう命じる新制度を2009年5月から導入する方針であることが18日わかった。
 
対象はICカードやデジタル複写機のほか、薄型テレビなども含まれる可能性がある。開示を拒否すれば、その製品の対中輸出や中国での現地生産、販売が一切禁止される。企業の知的財産が中国企業に流出するおそれがあるほか、デジタル機器の暗号技術が中国側に筒抜けとなる安全保障上の懸念もある。
 
経済産業省や米通商代表部(USTR)などは制度の撤回を強く求める構えで、深刻な通商問題に発展する可能性がある。
 
中国は、新制度を「ITセキュリティー製品の強制認証制度」と呼んでいる。具体的には、対象となる製品について、デジタル家電などを制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示を外国企業に強制する。対象製品は、開示されたソースコードに基づく試験と認証機関による検査に合格しないと中国で製品を販売出来ないという、国際的に例のない制度だ。
 
新制度の対象としては、ソニーが開発した非接触ICカード技術「フェリカ」や、デジタル複写機、コンピューターサーバーなど、暗号機能が含まれる製品が有力。中国政府は、ソースコードの開示を求める狙いについて、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスや、コンピューターへの不正侵入を防ぐためと説明している。しかし、開示内容が中国政府を通じて中国企業に漏れる恐れはぬぐえない。そのうえ、日本製デジタル機器の暗号情報も見破られやすくなり、中国の 諜報 ( ちょうほう ) 活動などに利用される懸念も指摘されている。
 
業界団体の試算によると、日本企業の対象製品は、現在の中国国内での売上高で1兆円規模に上る可能性がある。在中の日米欧の経済団体は、連名で中国当局に懸念を表明する方針だ。(以上、全文転載)
 
、、、パパペライザーはこの記事を読んで何を思ったか?もともとコピー天国で知られている中国、いよいよ中国政府も本腰を入れてコピーを国策としていくのかな?
 
というのは冗談としても、なんで中国ってこんなに強気に出られるんだろう。普通に考えると、外国資本の流出を招きかねない暴挙ともいえるわけですから。ソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示なんて始めちゃったら、例えば企業が現地法人に厳重に暗号化して送っている製品の設計図も筒抜けになりかねません。言うまでもなく、ソースコードはIT企業にとっては競争に生き残っていくための生命線であるし、そんなのを開示した日にはコピー商品を乱造されて大損害を被る可能性だってあるわけで。だったら地球の人口の六分の一を占める中国市場の撤退は惜しいけど、身を引きますか...。って思う企業があったっておかしくないでしょう。むしろ撤退したほうが被る損害が少ない場合だってあるかもしれません。それ以前の問題として、上記記事にもあるように、こんなことは世界を見渡してもどこもやっていないです。
 
それにしても、これって実際に施行されたらすごい経済摩擦を引き起こしそうですね。中国が外国資本流出のリスクや経済摩擦を引き起こしてまでも手に入れたいものってなんだろう?「軍事技術の獲得の為」ではないかって噂もありますが、真実は決して明かされることはないでしょう。

2008年9月21日日曜日

2008年9月21日(日) メラミン入り乳製品

北京オリンピック公式スポンサー「伊利」のホームページ
サブプライムローンに端を発した金融危機、アメリカのブッシュ政権は総額最大約7千億ドル(約75兆円)の不良資産の買い取りを想定した金融危機対策を進めているんだとか。株価急落の危険性を抱える金融市場の先行き不安を抑える狙いということですが、どれほどの効果があるのでしょうね。公的資金を注入されたFannie Mae(Federal National Mortgage Association)(連邦住宅抵当金庫) やFreddie Mac(Federal Home Loan Mortgage Corporation)(連邦住宅貸付抵当公社) といった政府系住宅金融機関にしたって、Bear Stearns(公的資金注入時アメリカ5位の証券会社)にしたって、AIG(米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ)にしたって、一度経営危機が表面化した金融機関へは消費者もなかなか手を出せないでしょうからね。

ところで話は一転しますが、最近の食品汚染の報道、ほとんど毎日のように新しい何かが発覚していますね。年初から高濃度農薬入りの餃子事件、事故米の転売問題など、枚挙に暇がありません。なかでもパパペライザーが気になっているのは、中国で問題になっているメラミン入り乳製品の問題です。1社ではなく、中国の乳製品加工業者の2割がメラミンを入れていたということで、そのあまりの汚染範囲の広さに驚愕しています。しかも、飲み続けることで健康被害が出てしまう。ちょっとした食中毒であれば、嘔吐によりその毒物は体外へ出され、命にも別状なく済むのでしょうが、今回のものは、長期にわたって体内に蓄積し、後になってから健康問題を引き起こす。即効性がないだけに、発見も遅れ、大きな問題に発展したともいえます。
 
ところでこのメラミン、なんなのでしょうか?「有機化合物で、構造の中心にトリアジン環を持つ有機窒素化合物の一種。ホルムアルデヒドとともに、メラミン樹脂の主原料とされる。」という説明はさておき、この物質そのものにはほとんど毒性はないのだそうです。では、何が問題になっているかというと、メラミンがシアヌル酸と特定の条件下で化学反応することによって結晶が生じ、これにより腎臓の機能が阻害されてしまうのが問題なんだそうです。腎臓結石の患者が出ているのはそのためです。で、このメラミンは、何のために乳製品に混ぜられたのか?実は、乳製品を水で薄めて量を水増しする(!?)際に、品質検査時のタンパク質量を多く見せかけるために使用されているのだとか。中国の大手乳製品メーカー「三鹿集団」やオリンピック公式スポンサーの伊利も加害者だったそうで、中国国内の消費者もこの事件を受けて、海外製品の購入に殺到しているとか。実際、中国本土から香港への買出し客が急増して、販売制限をしているくらいなんだそうです。

ちなみにシアヌル酸ってどこから来たのでしょうね。これがどうもよくわからないのです。メラミンそのものが粗悪品で、シアヌル酸が混じっていたという記事もあったのですが、いまいち信憑性に欠けていて、ネットを調べてもなかなかそのあたりに言及した記事が見当たりません。
 
いずれにしても、こういった食品問題は命に関わる問題ですから、対岸の火事と言う意識は捨てて、注意深く報道等に注目しながら可能な限り自己防衛していくしかないでしょう。事故米の転売問題も、大きな健康被害の問題に発展していないとはいっても、基準値を上回るメタミドホスが検出されたのは事実であって、いつメラミン入り乳製品のような(後から健康被害が出てくる)問題を引き起こすかはわかりません。思うに、こういった表面に出ている食品問題はきっと氷山の一角なんでしょうね。食品業界の闇は、洋の東西を問わず、底なしなのかもしれません。

2008年9月19日金曜日

2008年9月19日(金) インターネットの黎明期

昔(1996年頃)のNTTホームページ
最近、妙なサイトにはまっています。それはインターネット・アーカイブというサイトで、文字通り、インターネットのサイトを記録してくれているサイトです。例えば今見ているホームページは昔はどんなデザインだったんだろう?とか、ちょっと昔のニュースを見てみたいとか思ったときに、威力を発揮するサイトです。
 
ということで、左のサイトはNTTのサイト。Googleがまだなかった1995年頃のこと、パパペライザーはすべての検索をこのサイトから始めていました。当時、既にYahoo!はあったのですが、個人的にはあまり使っておらず、NTTホームページの「URLの広場」というのがあって、ここを起点に様々な情報にアクセスしていました。ちなみに当時は現在のようにGoogle一辺倒ではなく、この「URLの広場」のほか、いろいろな検索エンジンを使って情報検索をしていました。例えば、早稲田大学の「千里眼」や東京大学の「ODIN」、Altavistaなどなどです。
 
そうそう、ブラウザーは当然Netscape Navigator。Versionも1.0から使っていました。そういえばこのNetscape、開発とサポートが終了したのは今年の3月1日なんですよね。悲しいニュースでした...。実はパパペライザーが(やむなく)Internet Explorerに鞍替えしたのは3年半ほど前。ほとんどのホームページがInternet Explorerでちゃんと表示されるように作成されているため、本当にやむなくNetscapeとお別れしたのです。ちなみにInternet Explorerの最も嫌いな点は、「お気に入り」の整理がし難いこと。Netscapeのブックマークは本当に整理しやすかったんです。Internet Explorerは、自分の好きな位置に新しいお気に入りページをドラッグ&ドロップしても、なぜかお気に入りリストの一番下に現れてしまうので、もう一度位置を修正する必要があるのです。その点、Netscapeのブックマークは好きな位置にどんぴしゃと一発ではまるので、大層気に入っていました。Internet Explorerもversionを重ねるごとにこの欠点が修正されていることを期待しているのですが、一向に修正される気配はありませんね...。

2008年9月17日水曜日

2008年9月17日(水) LEHMAN BROTHERS 2

NYのLehman Brothers本社
リーマン・ブラザーズ破綻はどれくらいの規模か?金額を見てみるのが手っ取り早いので負債総額を見てみると、なんと63兆円を超えるようです!日本の国家予算の約3分の2ってことか!?それなのに、日本政府は自由民主党の総裁選に忙しいのか、いたってのんき。「現時点で日本の金融機関の経営に重大な影響はない」(茂木敏充金融担当相)って言っているようです。ホントなかぁ?
 
米証券会社最大手のゴールドマン・サックスも第3四半期(6月~8月)決算は前年同期比70以上の減益というし、米保険最大手のAIGも経営危機が表面化して保険の解約が相次いでいるなどヤバイ状況。こうなってくると、オイルマネーによるバブルを謳歌しているドバイも少なからず影響を被りそうですね。
 
ちなみにリーマン・ブラザーズ日本法人も民事再生法を申請したようですが、これも日本市場における破綻額としては戦後2番目に大きい3兆4000億円超!でも、本体の負債額があまりにも大きくて、実感わきません。
 
何はともあれ、この負の連鎖が我々の実生活に何らかのマイナス影響を及ぼすのは避けられないことでしょう。それだけに、経済の早期回復を切に願っています。

2008年9月15日月曜日

2008年9月15日(月) LEHMAN BROTHERS

リーマン・ブラザーズのホームページ(英語)
今日は3連休の最終日。子どもと外遊びをし、家に帰ってきたらトンデモないニュースが!あのリーマン・ブラザーズ(アメリカ第4位の証券会社)が連邦破産法第11条の適用を申請するとのこと!つまり、日本で言うところの民事再生法申請に相当しますので、経営破たんしたことになります。同社のホームページを見たところ、確かにその事実が記載されていました。リーマン・ブラザーズのブローカー・ディーラー子会社、およびその他の子会社は、この対象には含まれない、としていますが、この激震はどれほどアメリカ経済を揺るがすかはわかりません。しかも、リーマン・ブラザーズだけではなく、あのメリルリンチ(アメリカ第3位の証券会社)もバンク・オブ・アメリカ(アメリカ第2位の銀行)に買収される見通しで、さらにはアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)も航空機リース事業を含む資産の売却に踏み切るという報道もあります。
 
パパペライザーは金融に関しては超がつくほどのド素人だけど、日本で言えば、あの山一證券破綻級のインパクトがあることくらいはわかります。サブプライムローン問題に端を発したアメリカの景気後退局面は、創業150年を超えるあのリーマン・ブラザーズさえも破綻に追い込んでしまうくらい悪化していたんですね。アメリカ経済の凋落に会社の経営が大きな影響を受ける企業も少なくないと思います。そういう意味で、東京市場をはじめとした世界各国の株式市場がどのような動きをもってこの激震に反応するのか、もって世界経済そのものがどのようになってしまうのか、すごく心配です。

2008年9月14日日曜日

2008年9月14日(日) Wii Fit

これがフープダンス
いま何故か少年ナイフのバナナチップスという歌が頭を駆け巡っている今日この頃です。で、その歌とは全く関係ありませんが、10日ほど前に入手した新しいWiiのゲームソフト(?)について書きたいと思います。
 
2007年12月に発売され、一台ブームを巻き起こした「Wii Fit」。今回はそれを調達しました。きっかけは、メタボ予備軍数ミリ手前となってしまったパパペライザーの体型変化。いやぁ、いつの間にか過去最高の体重を記録してしまっていました。特に運動習慣のないパパペライザーですので、その体重増加の要因のほとんどは脂肪です。それで、何とか運動習慣をつけて少しでも体重を減らしていきたいという思いから、かみさんの薦めもあって、購入と相成ったわけです。余談ですが、「Wii Fit」って重いんですね。買って分かったことですが、バランスWiiボードと呼ばれている代物、ほとんど体重計と見まがう姿をしています。こんなのがついて8000円台で売っているなんて、儲けは出ているんですかね?ある意味、任天堂の底力を感じました。
 
さてさてこのソフト、細かな紹介はこちらに譲るとして、楽しみながら運動できる仕掛けが随所になされています。40種類以上のトレーニングプログラムがある中、「有酸素運動」のフープダンス、ジョギング、リズムボクシングが気に入っています。それから、「バランスゲーム」のヘディング、バランススキー、スキージャンプも面白いです。「ヨガ」と「筋トレ」はキツイので、あまり好んではやっていません。ホントはこういうのを重点的にやらなくちゃいけないんでしょうけどね。
 
ちなみに始めて10日ほど経ちますが、まだ目に見える効果は出ていません。体重も現状維持といったところです。でも、継続できそうです。実は40種類以上のトレーニングプログラム、最初からそのすべてができるわけではなく、ある程度やりこんでいく中で、徐々に使用可能なプログラムが増えていくというしかけになっています。普通にやっていたら自然に増えていくという感じなので、テクニックが必要というわけでもありません。慣れてくると上級に進むことができるプログラムがあるので、それだけは多少のテクニックが必要かも知れませんが。
 
このソフトって天候に左右されずに運動ができるってことでも有用ですよね。炎天下であっても雨が降っていても運動を続けられるので。欠点はジョギング時に気を遣う必要があること。戸建てであればまだいいのですが、その場でのジョギングは割りと響きます(特にヘビーな方)ので、マンション住まいだと階下に気を遣う必要があります。なので、パパペライザー家では座布団の上でジョギングするようにしています。それから、雰囲気を醸し出すには大画面テレビが必要かも。パパペライザー家はまだ大画面テレビを買っていないので、29インチのブラウン管テレビでやっているのですが、ジョギング時の風景変化は大画面で見たくなってしまいます。といってもこれは贅沢な悩みなので、2011年7月にいよいよアナログテレビが見れなくなってしまうタイミングまでに、ゆっくり考えることにします。

2008年8月31日日曜日

2008年8月31日(日) 豪雨禍

江戸川の様子
今朝、6時30分頃に目が覚めたら江戸川がとんでもないことになっていました。江戸川が増水すると、向かいの江戸川区側はよく冠水し、川幅が広がるのですが、手前の市川市側がご覧のように冠水することはあまりなく、ちょっと驚いてしまいました。
 
さすがに川の流れもいつもより速く、増水した状態の江戸川も半日くらいで元に戻りましたが、江戸川河川敷に広がる野球場やサッカーグラウンド、小岩菖蒲園などは完全に水没していたため、後片付けが大変そうでした。
 
ゲリラ豪雨(以前は集中豪雨と言ってましたね)がすっかり流行語となってしまった今年、本当に毎日のように局地的な大雨が続きますね。まるで東南アジアのスコールのような感じです。日本も熱帯性気候になってしまったのでしょうか。
 
それにしても、この極端な気象変動、まるで山の天気のようですが、いつまで続くんでしょうね。インドでは300万人が被災しているという洪水が起き、アメリカでも「グスタフ(Gustav)」というものすごいハリケーンが近づいている。世界的に気象がおかしなことになってしまったようです。

2008年8月30日土曜日

2008年8月30日(土) 崖の上のポニョ

ポニョと宗助
今朝、かみさんから近所のショッピングモール「シャポー」のポイントカードが増えているという話があったので、数えてみた。店の実名を挙げてしまいますが、「神田精養軒」「台所屋雑貨屋」「北野エース」「住吉書房」「HOUSE OF ROSE」「船橋屋」「市川 島村」「コクミン薬局」「Tanne」「Aoyama Flower Market」「VIE DE FRANCE」「千鳥屋」「ヤンレイ」「Y's mart」の14も!ありました。駅に隣接しているため、支払いはすべてsuicaでできるのですが、同じようにポイントカードも統一してくれないかなって思いました。
 
さて、冒頭の話とはまったく関係ありませんが、昨日、代休をとっていたということもあり、息子と2人で話題の「崖の上のポニョ」を観てきました!ストーリーについてはいたるところで語られているので割愛し、自分が気付いたことを中心に語ってみようと思います。(以降、ネタバレ注意!
 
この物語の舞台のモデルは、広島県福山市の鞆の浦(とものうら)とのこと。行ったことはありませんが、ホームページで事前に調べてはいたため、その風景がどんなふうに描かれているのかが楽しみでした。なるほど、港や街全体を眺望したときの雰囲気がどことなく鞆の浦(とものうら)という感じですね。家屋の数は実際の鞆の浦(とものうら)のほうが多いとは思いましたが。平坦な関東平野に住まう身としては、鞆の浦(とものうら)のような起伏のある地形は憧れますね。自転車での昇り降りを考えるとつらいかもしれないですが、最近は電動アシスト自転車もありますからね。
 
さて主人公のポニョ。出てくるだけで「ポーニョ ポーニョ さかなのこ ~ ♪♪」と頭に浮かびます(笑)。で、そのポニョですが、冒頭にたくさんのミニポニョも出てきます!えっ、ポニョってポニョ自身が子どもっていう設定じゃなかったっけ?もうこんなに子どもがいるの!?と思ってしまいましたが、後から妹たちであることがわかりました。でも、ポニョは1匹で、妹たちは何十匹?まぁ、細かいことはよしとしましょう。
 
次に、5歳の宗助くん。ポニョを気に入り、ポニョに気に入られるという主人公の男の子です。親を呼び捨てにする点がクレヨンしんちゃんぽくて違和感を感じましたが、性格は極めて温厚!サンドイッチにはさまれたハムをポニョにいきなり取られても、極めて冷静な口調で「リサ、ポニョはハムがすきなんだよ」と受け応え。ポニョに顔に水をふきかけられても、動じることなく「あはは、よかった」と元気になった様子を喜ぶ。加えて、モールス信号を知っているため、沖合いの船にいる父親とも交信ができる!しかも、交信の最後には、モールス信号で「航海の無事を祈る」ですよ!普通の5歳児であれば、「気をつけてね!」とか「いってらっしゃい!」くらいじゃないですか?これもまぁ、細かいことはよしとしておきましょう。
 
ポニョの父親、フジモト。元人間らしいのですが、魚ではありません。したがって、えら呼吸はできないため、海中にいるときは、空気の泡を頭部に被せて呼吸しています。当初、悪者のように描かれていたのですが、決して悪者ではありません。あくまでポニョの父親です!でも、一緒に見に行った息子には、すっかり悪者というイメージがついてしまったようです。
 
ポニョの母親、グランマンマーレはディズニーのキャラクター!?って思うくらいのイメージ。とにかく、これまでのジブリ映画にはないキャラクターです。肌の色は異なるかもしれませんが、アラジンに出てきても違和感なさそうな感じ。思わず、エンディングのテロップにディズニーという文字を探してしまいました。
 
ところでこの映画では主人公の宗助の住む町が海に沈んでしまうのですが、映画での描かれ方に悲壮感がないため、本当に沈んでいるのかどうかがよく分かりませんでした。気付いたら海面がめちゃくちゃ上昇しているだけで、たいへんなことになった!という描かれ方は一切していないのです。宗助も冷静で、住民も冷静。唯一焦っていたのはポニョの父親であるフジモトだけでした。人工衛星がおっこちてしまうというシーンもあったのですが、この「崖の上のポニョ」という映画では不要なシーンだったかなって思いました。
 
ということで、とりとめもなく気付いたことを箇条書きにしてみたのですが、個人的には楽しめました。でも、子どもにはやや難しかったかな?映画の最初のほうは子どもにとっては単調だったらしく、何度か「おうちに帰ろうよー」と催促されてしまいました。寝ててもいいよとなだめすかして最後まで観たのですが、一応息子も最後までいてよかったといってはくれたので、最後まで観てナンボかも知れません。
 
それにしても、公開されて40日程度経過しているだけあって、映画館はすっごい空いていました。まぁ、平日でもありましたからね。そういう意味で、公開されてから時間を置いて見に行くというのはいいかもしれませんね。
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【余談】今日は昨日からの雨で江戸川が増水し、隣接の野球場が軒並み水没しています。さきほども一時的に豪雨が降っていましたが、このうちの何パーセントかでも四国の早明浦ダム上流に降って欲しいものですね。降って欲しいところには降らず、降って欲しくないところには集中豪雨。なんともバランスが悪い自然現象です。

2008年8月23日土曜日

2008年8月23日(土) 北京オリンピック

悲願のメダル獲得、おめでとう!
今朝の話題はなんていっても昨日の男子400メートルリレーで悲願のメダルを獲得したこと!日本勢が五輪の短距離種目でメダルを獲得したのは史上初の快挙!トラック種目全体では、1928年アムステルダム大会の女子八百メートルで2位になった人見絹枝選手以来、80年ぶりということだそうです!昨夜、たまたまテレビにかぶりつきでオリンピック中継を見ていたこともあって、その瞬間を余すところなくテレビで視ていました。それだけに、感動もひとしおといったところです。今朝も6時に起きて、8時くらいまでずっとチャンネルを変えながらオリンピック関連報道を追いかけてしまいました。(笑)
 
スタート前、第一走者の塚原直貴選手(写真の一番左)がテレビカメラを前にして挑発的なパフォーマンスを繰り広げていたときには余裕あるなぁって思っていました。(今朝、そのことを某テレビ局での生出演時に指摘され、かなり恥ずかしがっていました)でも、結果は銅メダル!今季世界ランキング1位のアメリカがバトン渡しに失敗してゴールできなかったり、アテネ五輪金メダルの英国がオーバーゾーン違反で失格となったりといったラッキーな側面はありましたが、この競技は速さだけではだめで、バトンパスも非常に重要で、今回の走者4名はそれが絶妙に上手だった気がします。
 
アンカー走者の朝原宣治選手(写真の右から2番目)がゴールしたとき、本人に喜びの表情はあまりなく、そのことを今朝の生出演時にキャスターに指摘されていました。確かにそうだなぁと思っていたら、本人曰く「3位だか4位だかがハッキリしなかったため、電光掲示板の記録できちんと確認してから、、、」というようなことを語っていたので、なるほどと思いました。インターネット上のスポーツニュースにも、「あんなに掲示板を真剣に見たのは初めて」というコメントがありましたので、本当にわからなかったんでしょうね。確かに4位のブラジルとの差は100分の8秒という僅差。朝原宣治選手も4回目のオリンピックということで、ベテランらしい走りを見せてくれました。
 
ちなみに視ていて一番走りが早いなぁって思ったのは、高平慎士選手(写真の一番右)。頭が小さいなぁっていう第一印象はともかく、あの長い足がものすごい速さで回転していて、日本選手もすごいのいるじゃん!って思いました。
 
あまり関係ないですが、第2走者の末続慎吾選手ってエース格という立場もさることながら、喋りが上手ですね。何度もマイクを向けられているにもかかわらず、同じようなコメントを繰り返しているというような印象もありませんでした。「日本短距離として先輩方が培った歴史を結果にできた」などという言葉が普通に出てきていましたし。
 
記録は38秒15。平均すると、4人は100メートルを10秒切って走っているんですよね。第二走者以降はリレーゾーンで加速するため、単純に100mの記録を4倍するよりも速い記録が出るというのはあるものの、バトンパスもきちんとやりながらですからね。すごいです。これまでの日本記録は2007年の世界陸上大阪大会での38秒03だったかな?確か、この4人で出した記録だったと思いますが、それにはわずかに届きませんでした。でも、晴れの舞台でいい結果を出せたことは、すごいと思います。本当におめでとうございます!
 
さていろいろな感動のドラマを我々に与えてくれた北京オリンピックもいよいよ今日と明日の2日間になってしまいました。まだまだ見所はありますので、日本選手の活躍を期待したいと思います。
 
頑張れ日本!!!
 
<余談>
ジャマイカは本当に速かった!第三走者で世界記録保持者のボルトはいうに及ばず、アンカー走者も!2位との差も考えると、人間技とは思えませんでした。

2008年8月12日火曜日

2008年8月12日(火) ポケモンスタンプラリー

並ぶ並ぶ...スタンプのために...
今年も恒例のJR東日本主催、ポケモンスタンプラリーに参加しています。95駅に設置されたスタンプを目指し、いろいろな方々が懸命に汗を流しながらスタンプポン!その光景は、知らない人からすれば異様...なんでしょうね、きっと。
 
かくいうパパペライザー家も参加し、早4年目。そして過去3回中2回、全駅制覇を果たし、景品をゲットしています。今年も目標は全駅制覇!ということで、一家で挑戦中といったところです。
 
ポイントはホリデーパスの活用!2300円もしますので、如何にして都区外を効率的にクリアするか!最遠の駅に9時30分までに到着し、そこを皮切りに都心方面に向かって地道に一駅一駅クリアしていくのです。一昨日は神奈川県(最遠は大船駅)と23区内でありながら都区外扱いとなっているエリア(モノレール沿線)、今日は茨城県(最遠は土浦駅)と千葉県(最遠は千葉駅)、明日は埼玉県(最遠は熊谷駅)、明後日(?)は東京都(最遠は八王子駅)という感じです。
 
まあ、9時30分に遠方の駅に着くこと自体は苦でもなんでもないのですが、写真でご覧いただければ一目瞭然、とにかく並ぶんです!並んでいる時間は各駅1分~15分程度なのですが、暑いし電車のスケジュールも気になりますので、できれば待たずにポンポン押し進めていきたいとは思っています(願望)。
 
ちなみに今年は「JR東日本オリジナルピカチュウ貯金箱」がもらえるとか。貯金をするとおしゃべりするそうで、一昨年の「腕時計」、昨年の「モンスターボール時計」に引き続き、Get!するんだろうなぁ。

2008年8月10日日曜日

2008年8月9日(土) Tokyo Disney Land

ゲスト&キャストの笑顔で作られたフォトコラージュ!
会社も夏期連休に入りました。初日は以前から計画されていたTokyo Disney Land行き。それも朝からではなく、夕方から。つまり、アフター6パスポートを使って行くというものでした。夕方からとはいえ、以前からの懸案は暑さと突然の雷雨。不快指数なんかも高いんだろうなって思っていたのですが、幸いにしてこの日は比較的涼しく、雨の心配も杞憂に終わりました!
 
ということで出かけてきたのですが、夕方からの場合、なんていってもチケット売り場が空いているというのがGood!念のために事前にそれほど混まないという情報だけは確認してあったのですが、あっけないほどすんなりチケットを購入することができました。
 
一応夕方からということで、目的はショーのみ!だったのですが、当然子たちはそれだけでは済むわけもなく、It's a small worldやスタージェット、キャッスルカルーセルなど、思い思いのアトラクションをひと通り楽しんでからショーを見ることにしました。
 
さて、いよいよショータイム!「スターライト・ドリームス」と「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の時間です。幸い、時間差を設けてくれていますので、両方楽しむことができました。まず「スターライト・ドリームス」ですが、シンデレラ城を舞台にしたもので、相当凝っていました。炎と水が随所に出てくるのですが、炎は爆弾でも爆発したのではないかと思うくらいの勢いで空に向かって放たれ、水も前方のゲスト席の方々がびしょ濡れになるのではないかと思うくらいの勢いで放出されていました。それにしても当たり前のことですが、炎って熱いんですね!自分は相当その炎からの距離(50メートルくらい)があったのですが、かなり熱さを感じてしまいました。「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」は毎度おなじみのストリートパレードですが、何度観てもいいです!あの曲が流れると、「東京ディズニーランド!」にいるという気分を本当に実感させてくれます。
 
東京ディズニーランド。巷では「ねずみーランド」とか「出銭(お金が出ていくという意味で)ランド」とかほんの一部の方から言われていますが、大の大人になってから行ってみても様々な気付きをもたらしてくれるという意味ではすばらしい存在だと思います。

2008年8月3日日曜日

2008年8月3日(日) 250万人の漢字検定

Wiiでお勉強!?
昨日は市川の花火大会(「エキサイティング花火2008 第33回江戸川区・ 第24回市川市民納涼花火大会」)。風向きが悪く、連発ものの場合、煙で花火が隠れてしまうのが難点でしたが、やはり夏の風物詩。いいですね。
 
実はその日、7月31日に発売されたばかりの「250万人の漢検 Wiiでとことん漢字脳」というソフトを購入したのです。Nintendo DSでは既に発売されていたのですが、Wiiに移植されたということでWord Processorに慣れてしまった漢字脳を活性化させるべく、取り組んでみました!
 
このソフトのいいところはNintendo DSを手書き認識コントローラーとして使用できることです。つまり、書き取り問題が出題されたとき、回答を選択するのではなく、自由記述できるのです。専用コントローラー不要というのは顧客視点で考えられていていいですね!さて、早速チャレンジしてみた結果ですが...。
 
最大4人での対戦も可能なので、かみさんとやってみました。結果は、というと、さすがかみさん、とりあえず2級レベルまではだいたい書けるようです。一方、自分はというと、準2級どまりでした。故事成語や4文字熟語などが苦手のようです。誤字を訂正する問題もあるのですが、探せても、書けない!?、いやぁ、Word Processorに慣れてしまった脳は「漢字の選択」はできるのですが、案の定、「漢字の記述」能力は不十分であることに気付かされました。
 
このソフト、使用されているキャラクターが「みす▲学苑」という怒濤の英語指導で有名な某予備校の社内広告でよく見かけるヤマトタケルに似ていてあんまりかわいくないのですが、そのことを差し引いても問題の数もかなり豊富でお薦めです!
 
ちなみに250万人という漢字検定、2007年は270万人が受検されたそうです。受験者の年齢幅も3歳から97歳ということで、ある意味、これもすごいな。3歳の子ってどうやって受験したんだろう?おもえば自分も小学校のときに英検を受験したのですが、問題に書かれていた「異なる」という字が読めず、たいへんな思いをしました。(ぶっつけ本番だったため、過去問は一切見ていなかったのです。)

2008年7月20日日曜日

2008年7月20日(日) 劇場版ポケットモンスター

主人公のシェイミ (左:ランドフォルム、右:スカイフォルム)
今日は家族4人でポケモンの映画を観に行きました。行き先はTOHOシネマズ 市川コルトンプラザ です。実は一昨年と昨年は息子と2人でポケモンの映画を観に行ったのですが、我が娘も3歳になったため、映画に慣れ親しんでもらうために、今年は家族総出で観に行くことにしたのです。ところが今回のは子どもたちにはあまりウケがよくなかったみたいです。毎年楽しみにしている息子も、途中ところどころでよそ見をし、娘も「まだ終わらないの~?」という感じでした。とはいうものの、大人である私とかみさんにとっては昨年のものや一昨年のものに比べてかなり楽しむことができました。子どもたちにとっては話がやや難しすぎたかもしれませんね。
 
タイトルは「ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ」。どんな話だったかというと、「花はこび」という習性を持つポケモンのシェイミがサトシたちとともにグラシデアのお花畑に時間内にたどり着くまでのお話しです。まぁ、そこに様々な邪魔が入ってしまうのですが...。ところでこの映画の主人公の一人(一匹?)であるシェイミは感謝ポケモンらしいのですが、最初のうちは助けてもらっても「助けてくれ、と言った覚えはない!」などという態度をとり続け、特にサトシに対して憎まれ口をたたき続けます。映画も始まったばかりなのでストーリーは詳しく話せませんが、最後はシェイミがサトシにも感謝の言葉を添え、ちょっとお涙頂戴的なラストでした。それから、ギラティナもレジギガスもいいやつでした。
 
さて、来年の劇場版ポケットモンスターですが、ギラティナとディアルガとパルキアが登場するようです。今回の映画の最後のほうでギラティナがディアルガを追いかけていったので、きっとその続きになるんでしょうね。

2008年7月12日土曜日

2008年7月12日(土) 旅行記

初めて訪れた海外、アメリカ・ハワイ州 のダイヤモンドヘッド
久しぶりにブログを更新しています。今日は我が家の壁に貼ってある世界地図をみているうちに海外旅行に思いを馳せましたので、忘れないうちに、これまで世界のどこを旅行したことがあるか、それを記録しておきたいと思います。
 
順を追ってみますと...。最初はアメリカのハワイ。1976年のことでした。それから同じくアメリカのワシントン州。これも1976年のことです。次にカナダ。いついったか忘れましたが、1970年代の後半のことです。
 
それから10年ほど経った1987年、UK。たった一日だけの滞在でしたが、観光はしましたので、カウントすることにします。ちなみに当時は直行便はなかったのか、アンカレッジ経由の北回り便でした。どうでもいいことですが、アンカレッジ空港でのトランジットの最中に食べたうどんがとにかくまずかったことが強烈な印象として残っています。その翌日、フランスのパリへ移動。セーヌ川にある自由の女神を見て感動したことを覚えています。それからスイスに移動。スイス観光が目的ではなく、フランスのシャモニの町に行くことが目的でした。標高3800メートルの山、エギュイーユ・デュ・ミディにロープウェイで登頂。ガイドが驚くほど天気が良く、隣のモンブラン山をはじめ、かなり遠くの山々までの景色を楽しむことができました。
 
たまたまですが、翌年もヨーロッパ観光をしました。目的地はイタリア。イタリアではフィアット社のレンタカーを借りて、アウトストラーダを北上。ローマからフィレンツェに移動しました。ピサの斜塔もてっぺんまで登りましたが、だてに斜塔を名乗っていないですね。あの傾きは怖かったです。フィレンツェの町からはクウェートに移動。湾岸戦争前だったので、まだ平和でした。でも観光地ではないので、とにかく殺風景。金を売っている店が数百軒立ち並び、あとは石油精製施設しかないという感じで、初めて紅海を観たのが唯一印象的でした。気温が40度近かったのに、汗もかかないという不思議な現象も経験。気付いたら腕などに塩が吹いていました。
 
次の海外は会社に入ってから。1993年に、アメリカNYの一人旅を経験。その当時はまだWTCもあり、911のことなんて想像もつかなかった時代です。WTCをはじめ、自由の女神やメトロポリタン美術館、ウォール街などを散策しました。
 
その後、1998年にタイ赴任を命ぜられ、そこで6年駐在。その駐在期間中、ベトナム出張、中国出張(香港含む)、シンガポール観光もありましたので、東南アジアを中心に、訪れた国が少し増えました。こうしてみますと、これまでに訪れた国・地域は12ということになります。会社の後輩に51ヶ国を訪れたというつわものがいたのですが、いったいどこをどうやってまわったのでしょう。
 
さて次はどこに行こうかな?

2008年6月7日土曜日

2008年6月7日(土) インフルエンザ

市川発!インフルエンザプチパンデミック警報発令中!
我が家は今週インフルエンザにふりまわされました。先日ブログで「新型インフルエンザ」を話題にしましたが、今回はそれではなくふつうのインフルエンザです。ふつうのインフルエンザとはいうものの、なぜこの時期にという疑問が浮かびますが、とにかく3歳の娘がインフルエンザにかかってしまったのです。
 
いわゆるインフルエンザですが、インターネットで調べてみると「インフルエンザにかかると39℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛など全身の症状が強く、のどの痛み・鼻汁などの症状も見られます。さらに、気管支炎や肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。」とありました。
 
で、最初の症状は6月2日(月)にあらわれました。朝の時点で38℃くらいの熱が出て、翌6月3日(火)には39.5℃にまで上昇、脱力発作まで起きてしまいました。その頃はまだ夏風邪を疑っていたのですが、意識が朦朧としてくると、つい心配してしまうのが熱性譫妄(せんもう、熱譫妄ともいう)。熱性譫妄は幼児に高熱が出たときに起き得る症状で、幻覚をみたり意味のない言葉を言ったりするそうです。インフルエンザやヘルペス、そのほかのウィルスが脳に入ってしまう脳症の場合にも同じ初期状況になるそうです。熱が下がったときに元気であればいいのですが、そうでなかったときは脳症の可能性を否定できないということもあって、気が気ではありませんでした。
 
翌6月4日(水)、熱は朝の時点で37.8℃。元気もあったため、脳症の心配は杞憂に終わったのですが、とりあえずかかりつけの医院に行きました。この頃実は幼稚園で数名の園児がインフルエンザを発症したらしいとの情報があったため、その旨医師に告げたところ、「インフルエンザの可能性もあるので、念のために検査してみましょう」ということになりました。検査の結果は「陽性」。妊娠検査薬のように、Aの下に棒線があらわれていました。原因が分かってよかったのですが、その頃には熱も下がり元気さを取り戻していたため、治ったのかなあってひと安心していました。
 
その元気な状態は翌6月5日(木)の午前中まで続いていたのですが、午後から症状が再び悪化。熱と共に咳が出始め、なかなか寝付けなくなってしまいました。インフルエンザって一度治ってもまたぶり返すことってあるの?って思い、またググってみたところ、インフルエンザは30%~70%の割合で「二峰性の発熱パターン(高熱が数日続いた後に一端熱が下がり、その後に再び発熱する)」をとることがあるらしく、そのパターン通りの経過をたどることになりました。
 
6月6日(金)、再発熱した娘は39℃台まで熱が上昇してしまい、意識も朦朧、ふらふらで立てなくなってしまうほどでしたが、今朝は37℃台にまで回復、娘も元気さを取り戻しました。このままで終わってくれればいいのですが、とりあえず本当によかったです。
 
ところで肝心の幼稚園ですが、園内でインフルエンザプチパンデミックが発生したらしく、6月4日(水)から休園してしまいました。娘のお友だちが本当に次から次へとインフルエンザにかかってしまったのです。休園は2日間の予定だったのですが、あまりにも状況がひどいため、さらに2日間延長されてしまいました。今朝も朝から園長先生からの電話があり、娘の体調を聞かれました。つまり、園として週明けの再開が可能かどうかの状況調査(1軒1軒電話確認)をしているとのことでした。
 
ニュースではインフルエンザの流行に関する報道はありませんが、市川の局地的インフルエンザプチパンデミックが周辺に拡大するかもしれませんので、うがいや手洗いの励行などで気をつけていただければと思います。

2008年5月24日土曜日

2008年5月24日(土) 新型インフルエンザ

WHOによる新型インフルエンザの 警報フェーズ
最近、鳥インフルエンザ(H5N1)に関して、数多くの報道がなされています。その報道とともに、新型インフルエンザという言葉が紙面・雑誌等の各種メディアを賑わせています。同じインフルエンザということだけど、いったい何が違うのか?どうして鳥同士に感染するインフルエンザにそんなに過敏に反応しているのか。最近、そんな疑問にぶちあたり、ちょっと調べてみることにしました。

鳥インフルエンザといえば、「どこかの養鶏場で鳥インフルエンザに感染した鶏が発生し、半径数キロ以内を封鎖した」だとか「鳥インフルエンザがヒトに感染した」とかの報道は記憶にあると思います。それとともに、アジアを中心とした世界各国で「ヒト-ヒト感染が疑われる」という言葉を目にした方もいるかも知れません。

実は「ヒト-ヒト感染」するようになった鳥インフルエンザこそが「新型インフルエンザ」の正体であり、感染が拡大すれば日本だけで3200万人が感染、最悪の場合64万人が死亡するといわれています。鳥インフルエンザがヒト同士で感染する新型インフルエンザに変異すること自体は、実は過去から繰り返されてきたことなので、遅かれ早かれ新型インフルエンザが発生することは避けようがないことといえます。だからこそ、アメリカでは2003年からホワイトハウス主導で対策がとられており、国家安全保障会議で核戦争対策と同じレベルでの対応が進んでいて、日本政府もH5N1型鳥インフルエンザ感染者のウイルスから作られた「プレパンデミックワクチン」1000万人分を国で備蓄しており、さらに異なるウイルス株のワクチンを追加して備蓄する予定など、鋭意対策を進めているのです。

ところで普通のインフルエンザも毎年流行しているけど、こんなにまで感染拡大したり命が危うくなったりするケースはないはず。「新型インフルエンザ」はなぜこんなにも...。

実は新型インフルエンザは普通のインフルエンザとはまったく別物と考えたほうがよさそうです。このウイルスにさらされるとほぼ100%感染するらしく、しかも、もともとが鳥のインフルエンザであることからほとんどの人が免疫を持っておらず、症状が簡単に重篤化するらしいのです。

新型インフルエンザへの対策は、ウイルスに感染しないことしかないそうです。極論、外出しないのが一番。でも現実問題としてそういうわけにも行きませんので、実際に流行が始まれば病院は患者であふれ、食品や日用品の流通が滞り、電気やガス、水道などのライフラインにも大きな影響が出てくることが予想されます。流行がおさまるまで最低でも2カ月はかかるといわれていますので、その間を生き抜くための食料や日用品、医薬品の備蓄が必要不可欠となります。

こんなことが現実に起きて欲しくはありませんが、過去(20世紀だけで4回!)のインフルエンザの歴史が物語るように、私たちは「新型インフルエンザ」による災禍に対して心の準備をはじめたほうがよさそうです。

最後に、新型インフルエンザについて非常に詳しく解説しているHPがありますので紹介しておきます。
「こんなにひどい状況になるはずない」という先入観は捨てて読んでみてください。危機管理とは最悪の状況も想定してプログラムを考えるべきものということがよくわかります。

2008年5月17日土曜日

2007年5月17日(土) 有事への備え

四川大地震の震源
最近、甚大な被害をもたらす自然災害が立て続けに起こりました。5月2日にミャンマーで起きたサイクロン「ナルギス(Nargis)」と5月12日に中国で起きた四川大地震です。(22日に何も起きないといいのですが...)現地の情報も各種メディアで刻一刻と伝わってきますが、現場の凄惨さはこの世のものとは思えません。4月19日の記事でとりあげた「九寨溝(きゅうさいこう)」も少なからず被害を受けているようです。
 
日本では台風も地震も日常的な風物詩のようなもの。そういう意味では、めったにこういった災害がやってこない国や地域と違って、ある程度の自然災害に対する耐性ができているかもしれません。
 
とはいうものの、地震だけは別格だと思っています。声高に叫ばれている東海地震などが起きたら、震源に近い地域は恐らくひとたまりもないでしょう。揺れによって建物が倒壊するケースは中国のそれと比べて遥かに少ないと思います。でも、津波や火災、がけ崩れ、原発の放射能漏れなど、副次的にもたらされる災害が被害を大きくする可能性があります。(ゆえに、自身のブログの右下には地震に関する最新ニュースが常に表示されるように設定しています)
 
こういったニュース記事や映像を見ていつも思うのは、「明日はわが身」。いつかは自分がこういった境遇に遭うかもしれません。来る日に備えて、とはよくいいますが、ビニールシート、飲料水、携帯トイレ、非常用食料などなど、こういった機会に有事の際に必要なものを整備・備蓄しておきたいと思います。

2008年5月4日日曜日

2008年5月4日(日) マリオカートWii

マリオカートWiiのパッケージ表紙です
最近の我が家のブームは「マリオカートWii」。言わずと知れた任天堂のゲーム機、Wiiの人気ソフトのひとつです。パパペライザーやかみさんは言うに及ばず、5歳の息子や3歳の娘もはまっています。いわゆるレースゲームなのでルールが単純というのがいいんでしょうね。マリオやルイージをはじめとした任天堂の人気キャラクターが乗ったカートを操作して、ゴールをめざすだけ。競争相手の走行を妨害するためのアイテムや通常コースを外れた近道などの隠し要素がいっぱいで、これもまたはまる要因のひとつになっています。
 
操作はコントローラーを使うのですが、大きく4種類ある操作方法の中で、我が家ではWiiリモコンを使った組み合わせ(「Wiiハンドル」と「Wiiリモコン+ヌンチャク」)で楽しんでいます。ちなみにこの2種類の操作方法は操作感覚がそれぞれ微妙に異なるため、我が家では「Wiiリモコン+ヌンチャク」の組み合わせが定着しつつあります。
 
このゲームは任天堂キャラクターを操作してプレイするのですが、最初から選べるのは12人だけ。加えて12人の隠れキャラが存在していて、ゲームを進め、いろいろな条件をクリアするごとに1人ずつ使えるキャラが増えてきます。ところがマリオカートWiiでは使えるキャラはそれだけではないんです。これまたある条件をクリアする必要があるのですが、Wiiで作成したMiiを使えるんです。MiiはWiiを使って作成する自作キャラのことで、これがまたもうひとつのはまる要素になっています。この機能を使って自作の自分キャラを使えば、あたかも自分がレースに参戦している気分を味わうことができます。ちなみにこのMii、パパペライザー家では親戚の数だけつくっているのですが、これらのMiiがゲームの背景に随所に出現します。観客だったり看板だったり銅像だったり...。もちろん自作の自分キャラも!これもかなり面白いです!
 
それからもうひとつのはまり要素はなんといっても「Wi-Fi」通信による対戦でしょう。パパペライザー家ではインターネットに常時接続されたノートPCに"Nintendo Wi-Fi USB Connector"をつなげて遊んでいるのですが、世界中のまったくの見知らぬ人たちとの対戦が楽しいです。一番多いのは日本ですが、UKやドイツ、フランス、アメリカなど、本当に世界中のゲーマーが参戦してきます。時差によってWi-Fi対戦する人たちの熟練度に差があるのも面白いです。加えて、「Wi-Fi」通信ではタイムアタックモードにおける世界記録がリアルタイムで配信されていて、この世界記録目指してタイムアタック!という楽しみもはまる要素になっています。
 
このように様々な要素が盛り込まれたゲームを楽しむこともさることながら、親と子の遊びの関わり方も時代と共に変化していることを実感させられる今日この頃です。

2008年4月19日土曜日

2008年4月19日(土) 人類自然の遺産を残す事業

九寨溝です
最近、世界遺産関係の番組をよくみています。これまでに韓国の慶州(キョンジュ)歴史地域、中国の九寨溝(チウチャイゴウ)、チェコのプラハ歴史地区をとりあげたものを見たのですが、世界的に認められている遺産ってやっぱり人を惹きつけるものがありますね。ちなみに社団法人日本ユネスコ協会連盟のホームページによると、世界遺産は「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからもの」とされています。文化遺産・自然遺産・複合遺産3種で計851ある(2007年7月現在)のですが、すべて有形の不動産です。日本でも「原爆ドーム」「白神山地」「法隆寺地域の仏教建造物」「屋久島」など14の文化遺産と自然遺産が登録されています。

ところで国際連合の専門機関であるUNESCO(国際連合教育科学文化機関)は有形の遺産だけではなく、無形遺産の継承も行っていますね。無形遺産というのは、芸能(民族音楽・ダンス・劇など)、伝承、社会的慣習、儀式、祭礼、伝統工芸技術、文化空間などが対象で、日本では「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」があります。
 
と、ここまでは日本のものも登録されているので馴染みがあるのですが、UNESCOの遺産継承活動にはもうひとつ「世界の記憶」というのがあるのをご存知ですか?危機に瀕した歴史的記録遺産を最新のデジタル技術を駆使して保全し、研究者や一般人に広く公開することを目的としたユネスコの事業です。選定基準は、世界歴史に重大な影響をもつ事件、時代、場所、人、主題、形態、社会的価値を持った記録遺産となっているのですが、日本からの登録はまだありません。これまでに、韓国の朝鮮王朝実録・訓民正音解例本・承政院日記、中国の清代歴史文書・古代ナシ族トンパ文字による歴史的文書、アメリカのオズの魔法使い、セルビアのニコラ・テスラの記録など多数が既に登録されています。
 
そうした中、日本でもこれと似たような活動(記録遺産のデジタル化)をしていることを知りました。UNESCOの活動と結びついていないのが実に惜しいところですが、財団法人京都国際文化交流財団とキヤノン株式会社が共同で、かけがえのない資産である日本の文化財を最新のデジタル技術により保存し、後世に継承することを目的とした『文化財未来継承プロジェクト』(愛称:綴<つづり>プロジェクト)を発足したのです。初年度(2007年3月~2008年2月)は、メトロポリタン美術館に所蔵されている「八橋図屏風」(尾形光琳筆)、「老梅図襖」(狩野山雪筆 妙心寺天祥院旧蔵)、シアトル美術館「琴棋書画図」(狩野孝信筆 龍安寺旧蔵)、「洛中洛外図屏風(上杉本)」(狩野永徳筆 米沢市上杉博物館蔵)、「松林図屏風」(長谷川等伯筆 東京国立博物館蔵)の原寸大複製がつくられたとのこと。(ちなみに1点の複製品をつくるのに、500万円~1000万円かかるらしいです)こうした活動をきっかけに、将来的にはUNESCOの「世界の記録」のひとつとして、かけがえのない日本の文化財が世界的な継承遺産として伝えられていって欲しいものです。

2008年4月11日金曜日

2008年4月11日(金) 満地球

「満地球」です
今日、月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による「満地球の出」撮影の成功という記事がありました。「満地球」ってなんだ???というのが最初の感想だったのですが、全面が円く見える地球のことと分かるのにしばらくかかってしまいました。確かにまんまるの月のことを満月と呼んでいるから、まんまるの地球は満地球でよいわけですね。違和感はありますが...。
 
ちなみにこの映像は約38万km隔てた遠い宇宙からハイビジョン撮影したもので、世界初なのだとか。しかも、月、地球、太陽と「かぐや」の軌道が一直線という位置関係に並ぶタイミングは年に2回しかないらしく、大変貴重なものなのだそうです。
 
ところで地球のどのあたりが写っているのかというと、「地球の左下には北アメリカ大陸、中央は太平洋」が見えています。ただし、画面の上が地球の南になっているため、北アメリカ大陸の上下が通常とは逆になっています。
 
参考までに、「かぐや(SELENE)」というのは日本初の大型月探査機で、2007年9月14日に日本のH-IIAロケットによって打ち上げられました。主な目的としては、月の起源と進化を解明するためと、将来の月の利用のためのさまざまな観測ということです。具体的には、搭載される14の科学観測機器により、月全域にわたる元素・鉱物分布、地形・表層構造、表裏の重力分布などについて高精度なデータを取得しながら謎の核心に迫ります。
 
将来の月の利用のための...ということではありますが、30年くらい前の宇宙の本では今頃月面基地が実現しているはずだったのに、現実は厳しいんですね。

2008年3月30日日曜日

2008年3月30日(日) お花見

真間山弘法寺の伏姫桜(ふせひめざくら)
この週末は絶好の花見びより!昨日は別件で花見ができなかったので今日は家族で花見に行こうということになり、行ってきました、真間山弘法寺(千葉県・市川市)。
 
目玉は伏姫桜(写真参照)と呼ばれている推定樹齢400年の枝垂桜。ご近所では有名な桜で、パパペライザーの自宅から徒歩圏内でもあったため、歩いて行ってきました。
 
あいにくの天気だったため、あまりきれいには撮れなかったのですが、それでも満開の雄姿を写真におさめることができました。短い時間ではありましたが、境内のソメイヨシノの桜とともに花見を堪能することができ、満足満足!日本人に生まれて本当によかった!と思わせてくれる1日でした。
 
ところで枝垂桜といえば、福島県の三春滝桜(みはる(の)たきざくら)。いつかはその雄姿も見に行きたいものです。
 

2008年3月29日土曜日

2008年3月29日(土) おかあさんといっしょ その2

中野サンプラザ
桜が満開ですね。おとといも会社の帰りに九段下で途中下車して、ひとりで千鳥ヶ淵の夜桜を見物してきました。最近、毎年千鳥ヶ淵に来ているのですが、ここの桜は本当にきれいですね。そういえば沿道の入口のインド大使館、改築工事をしていました。あるはずのところに何もなっかたので、一瞬場所を間違えてしまったのかと思いました。
 
ところでそんな花見びよりの今日、家族で中野サンプラザまでおかあさんといっしょ「ぐ~チョコランタンがやってきた」 を見に行ってきました。公開録画かと思っていたのですが、普通のコンサートでした。ところでこの催し、自分的には目玉は杉田あきひろおにいさん(1999年から4年間、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」第9代目・歌のお兄さんとしてレギュラー出演)だったのですが、急病のため、代役として坂田おさむおにいさん(1985年から8年間、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」第7代目・歌のお兄さんとしてレギュラー出演)が出演。子どもたちの親御世代にとってはなつかしいピンチヒッターとなりました。とはいうものの、やっぱり杉田あきひろおにいさんがダウンしてしまったのは残念でした。髪は茶髪で肌はこんがり焼けており、およそ子どものおにいさん的さわやか風貌からは少々かけ離れているのですが、歌はバツグンに上手なんです。ちなみに今日の歌のおねえさんは瀧本瞳さん。初めて見た方ですが、子どもたちの盛り上げ方にそつがなく、歌もとっても上手でした。
 
そういえばこのコンサート、1歳以上は一律同じチケット代金なんです。そもそもが子ども向けのものなので、子ども料金や大人料金という考え方はないんでしょうね。なにはともあれ、子どもたちがとっても楽しんでくれたのがなによりでした。今度はおかあさんといっしょファミリーコンサートに行ってみたいです。

2008年3月9日日曜日

2008年3月9日(日) ねんきん特別便

ねんきん特別便です
今更ですが、最近、子どもたちと任天堂のWiiにはまっています。なかでも「SUPER MARIO GALAXY」は子どもたちのお気に入り。(かみさんや自分もですが...)Wiiが棚ぼた的に入手できるまではまったく興味を示していなかったのですが、評判も高かったため購入してプレイしてみたところ、かなり夢中度数の高いゲームということが判明。Wiiの独特なリモコンの機能を全て駆使してプレイするすばらしいゲームです。ハードがどんなに優秀であっても、ソフトが伴わなければ無用の長物であることを、逆の立場で痛感させられます。
 
さて今日のテーマはねんきん。といっても、詳細にその仕組みを解説するということではなく、3月7日(金)に噂の「ねんきん特別便」が届いたというだけなのですが。
 
「ねんきん特別便」ってどんな人に送られてくるのでしょうか。社会保険庁のHPによれば、「基礎年金番号に結びついていない約5000万件の記録について、平成19年11月からコンピューターによる名寄せ作業を開始し、その結果、まずは皆様の基礎年金番号の記録と結びつく可能性のある記録が出てきた方に、12月17日から平成20年3月までを目途に「ねんきん特別便」を順次お送りいたします。 また、それ以外の年金受給者・現役加入者の方は来年3月までにお送りする対象にはなりませんが、平成20年4月から5月までを目途にこれらすべての年金受給者の方々へ、6月から10月までを目途にこれらすべての現役加入者の方々へ順次「ねんきん特別便」をお送りいたします。」とありました。ということで、3月までに届いてしまったパパペライザーは、名寄せ作業の結果として「基礎年金番号に結びついていない記録」があったということになります。
 
では何をしなければならないかというと、社会保険庁による記録の修正・確認完了にいたるには、特別便の記載内容の訂正有無に関わらずねんきん加入者本人から確認結果を返送する必要があります。特別便に掲載されている加入履歴一覧は、社会保険庁が把握している記録であるため、記録漏れの可能性があるということですので、きっちりと確認する必要があるということになります。
 
でも、この確認をきちっと行い、確認票を返送したところで本当に大丈夫なんでしょうかね。民主党の「ミスター年金」こと長妻昭議員、今後とも頑張っていただきたいと思います。

2008年2月27日水曜日

2008年2月27日(水) ドバイ、またやってくれました

Infinity Tower
ドバイ、またやってくれました!世界一のビルを建て、世界地図や椰子の木を模した人工島をつくり、地上200メートルを超える高さに(フェンスのない)テニスコートをつくる。とにかくオイルマネーには果てがないようです。(笑)
 
今回はビルはその名も"Infinity Tower"。ビルそのものが90度ひねられています。しかも80階建てですので、日本一の高さを誇る横浜のランドマークタワーより階数があります。
 
完成は2010年とのことですが、ご覧のようにウォーターフロントに建てられていますので、地下部分の工事はたいへんだったようです。20メートル掘って基礎の骨組みを造ってなんてしていたら、海との境の壁が決壊してせっかく掘った地下部分が水に埋まってしまった...。なんてことが昨年の2月にあったようです。そのため工事も一時中断されてしまったようですが、ほとんど報道されていませんのでたいした影響はないんでしょうね。

2008年2月9日土曜日

2008年2月9日(土) おかあさんといっしょ

お兄さんとお姉さん(上段:現、下段:新)です
NHK教育の「おかあさんといっしょ」という番組を知っていますか?お子様がいる方であれば一度ならず見たことがある著名番組ですね。お子様がいなくても、昨日、「うたのお兄さん」と「うたのお姉さん」が交代するというニュースが発表されていましたので、知っている方も多いのではないかと思います。
 
実はあの番組でお兄さんとお姉さんの周りでたくさんの小さな子どもたちが歌って踊っているのですが、その出演権は抽選なのです。しかも、「3歳の誕生月から4歳の誕生月まで」という年齢制限付き。毎月抽選が行われるため、毎月ハガキを出し続けてきたのですが、ずっとはずれ続けてきました。ハガキを出し続けること苦節(足掛け)3年、パパペライザー家にもようやく悲願の当選ハガキがやってきました!そこで、2月7日、かみさんと息子・娘(出演権を得た本人)、祖父・祖母とで渋谷区神南のNHK放送センターに行ってきました。(パパペライザーは出張中のため同行できず...)
 
実は当選ハガキを受け取ってからが大変で、祖父によるルートの下見、かみさんによる子どもたちの体調管理など、、地味な努力の日々が続きました。そして迎えた本番当日、さすがに準備万端で臨んだだけあって、子どもたちの体調もばっちりで、かつ、NHK放送センターまでスムーズに行けたそうです。
 
会場は出演する本人(3歳の娘)と保護者(かみさん)しか入れません。そして、いろいろな子どもたちがいます。母親と離れても平気な子、泣き出す子、いろいろです。ちなみにうちは泣き出してしまったほうです(笑)。泣き出した子は、本番が始まるまで「うたのお兄さん(ゆうぞう兄さん)」や「スプー」、保育士さんと思われるみなさんが面倒を見てくれるのだそうです。「うたのお兄さん(ゆうぞう兄さん)」も「ぐー・ちょき・ぱー」のやり方を子どもたちに教えるなど、いろいろな方法で子どもたちの相手をしてくれました。途中、「頭(の上で)でぱー(のポーズ)!」となるべきところを「頭ぱー頭ぱー頭ぱー!と連呼していたため、うちのかみさんがゆうぞうにいさんに「頭ぱー(はマズイのでは)??」と指摘したところ、ゆうぞうにいさんもさすがにマズイと思ったのか、「(ハッと気付いたように)そうですよね、さすがに頭パーはマズイですよね...」と返事をされたというエピソードも。ちなみに「母親と離れても平気な子」たちは「体操のお兄さん」たちと一緒に体操の練習に勤しんでいたようですが、「親子」で出演者にこんなに触れ合えるのって、ぐずった子とその母親の特権のようです。(ここで泣き止まない場合は退場という地獄が待っているようですが)
 
幸いうちの娘も本番までには泣き止み、元気に本番へ!そして、その日の収録のメインである「ぱわあっぷたいそう」のとき、うちの娘がタタタってかけていって陣取ったところはステージのど真ん中!と思いきや、なんと「体操のお兄さん」のポジションだったため、娘は真後ろへ移動。娘的には「体操のお兄さん」の真似をする特等席ということでそこに移動したようですが、テレビ映り的には「体操のお兄さん」の影からときどき手の先か足の先が映る程度...。何はともあれ、娘はお土産(Tシャツ)ももらえてたいそうご機嫌な「おかあさんといっしょ」体験でした。
 
ところで奇しくも収録日の翌日に新しい「うたのお兄さん」と「うたのお姉さん」の発表が行われました。娘的にはテレビで見慣れた「お兄さん」「お姉さん」でよかったと思いますが、かみさんとしては5年間頑張ってくれた「お兄さん」「お姉さん」の最後のほうの収録となったわけで、感慨深いものになったようです。

2008年2月8日金曜日

2008年2月8日(金) 太陽

太陽です!
まだまだ寒い日が続きますね。明日も雪が降るとか降らないとか。暑いよりはマシですが、やっぱりもう少し暖かくてもいいかな...。
 
ところで最近5歳の息子が天文に興味を示し始めました。中でも身近な「太陽」に興味があるようで、その大きさと地球からの距離についてよく尋ねてきます。ちなみに太陽の大きさですが、約139万2,000キロメートルあり、地球のそれの約109倍になります。夜空に数多(あまた)輝く星々の中では普通の大きさのようですが、恒星の大きさもほんとうに様々です。地球の2倍程度の大きさしかない星もあれば、太陽の3,000倍もの大きさのある超巨星(ぎょしゃ座イプシロン星)もあります。太陽の直径の3,000倍っていうことは、その超巨星の直径はなんと約41億7,600万キロメートル!!ちょっと分かりにくいのでそれぞれの数値を200億分の1にしてみると、太陽の直径は69.6ミリメートル、地球は0.6ミリメートル、ぎょしゃ座イプシロン星は約210メートルとなります。
 
そんな大きさの太陽ですが、ひとつ不思議なことがあります。太陽と月ってほとんど同じサイズに見えませんか?太陽の直径は地球の約109倍。に対して、月の直径は地球の約1/4。同じ大きさに見えるってことは、太陽までの距離は、月までの距離の約400倍あるってことなんです。日食のような現象が楽しめるのも、この偶然の一致がなせるわざなんですね。
 
話がそれてしまいましたが、次に地球からの距離です。約1億5000万キロメートルあります。といっても良く分からないですよね。1秒間に29万9,792キロメートルの速さで進むとされる光でさえ8分19秒もかかってしまいます。実感わかないと思うので、身近な乗り物に置き換えてみましょう。例えば新幹線のぞみで地球から太陽に向かったとすると、時速270キロメートルとして、63年3ヶ月かかります!?なんと片道だけで産まれたての赤ちゃんがおじいちゃん/おばあちゃんになってしまうんですね。時速1,000キロメートルの飛行機ですら17年1ヶ月もかかります。ちなみに太陽からの距離をさきほどの縮尺例(200億分の1)に置き換えてみますと、地球は7メートル離れていることになり、土星は71メートル、最も近い恒星(太陽のように自ら光り輝く星)であるプロキシマ星は約2,100キロメートル離れていることになります。
  
やっぱり天文って面白いです。明日にでも図鑑を買って最新の天文情報をインプットしなおしたいと思います。

2008年2月2日土曜日

2008年2月2日(土) 冷凍食品

冷凍食品に関する統計データです。
先日、3名の死傷者を出した火災が荒川河川敷であったばかりなのに、今日は江戸川河川敷でも火災が発生。規模が小さかったため幸いけが人はいなかったようですが、消防車が4台も来て消火にあたっていました。乾燥しているので、火の元には注意しなくてはいけませんね。
 
ところでここ連日のように中国産の殺虫剤入りギョーザに関する報道が続いていますね。さすがにパパペライザー家でも速攻で冷凍庫の中身を確認し、「産地 中国(=メイド・イン・チャイナ)」という言葉を探してしまいました。幸い、「メイド・イン・チャイナ」も「自主回収となった対象」の冷凍食品もありませんでしたが、ひとつだけ「メイド・イン・チャイナ」のお菓子があったため、処分。「メイド・イン・チャイナ」の良品も数多く出回っているとは思うのですが、機関車トーマスのおもちゃに有毒の塗料が使われていたなど、かねてより食品以外でもメイド・イン・チャイナ製品に関する問題が取りざたされていることもあって、敏感に反応してしまいました。
  
ただ、「メイド・イン・チャイナ」は本当に我々の生活に欠かせないものとなっているんですよね。アメリカ人の女性ジャーナリストが家族で1年間チャイナ・フリー(中国製のものを使用しない)を実践したそうですが、相当大変だったとか。チャイナ・フリーを実践すると生活費がとても高くついてしまうため、現実的ではないのだそうです。ただ、電気製品や洋服ならまだしも、少なくとも口にするもの(食品、歯磨き粉、薬品)はできるだけ避けておきたいものですね。
 
ところで、今回の報道の真っ只中にある冷凍食品。我々の生活の中にかなり密着していますね。お弁当作りなどでも欠かせないものとなっていますし、しかも結構美味しいんですよね。実は3年半ほど前に、タイにある某A社100%資本の冷凍食品加工工場を見学しに訪れたことがあります。とてもしっかりと管理されていて、最終消費者という立場で客観的に見ても安心できるものでした。ついでに冷凍される前の温かい商品(鶏の唐揚げとかエビチリとか)を食べさせてもらったのですが、冷凍ものを調理したものと味は変わりませんでした。
 
参考までに、冷凍食品に関する統計データをとあるホームページから拝借してきたのですが、本当にたくさんの種類の冷凍食品があることに気付かされます。これが安心して食べられないという今回の事態は、「天洋食品製ではない」とか「ジェイティフーズの製品ではない」という問題では済まされず、冷凍食品業界に及ぼす影響も相当大きなものではないでしょうか。
 
とにかく現時点では殺虫剤の混入経路が特定されていないので、調査&捜査の行方に注目したいと思います。

2008年1月27日日曜日

2008年1月27日(日) 企業のキャッチフレーズ

久しぶりの更新です。(写真/画像はありません)ネタはいろいろと浮かぶのですが、なかなかどっしりとパソコンの前に陣取っている時間がとれず、早くも月末が近づいてしまいました。

そういえば市川駅前の45階建てマンション、鉄筋が不足していた問題で30階部分で工事が2ヶ月以上止まったままだったのですが、ようやく国土交通省の認可が出て、補強工事に乗り出しました。夜間も工事が進められていて、久しぶりにクレーンに照明が点いている姿を拝見することができました。ただ、地元の不動産屋の窓には45階建てマンションの解約物件と思われる物件紹介ビラが6件も貼ってありますが、ほとんど動きがありませんね。立地はよくても地震等で倒壊の危険性があるのであれば、怖くて買えない、といったところでしょうか。

さて、パパペライザーは最近あるものにとても興味を示しています。それは企業のキャッチフレーズです。馴染みのものとしては、日本マクドナルドの"I'm lovin' it"があります。そして、企業のキャッチフレーズというのはある種の魔力を秘めている気がします。というのも、共感できるキャッチフレーズがあれば、「その会社の製品を買ってみたい!」とか「その会社の商品を食べてみたい!」とか「その会社で働きたい!」とか思わせることができるからです。ということで、時価総額トップ20の会社のキャッチフレーズを調べてみました。結構企業の特徴が出ていて面白いです。

(01)トヨタ自動車株式会社
⇒"Drive Your Dreams."
⇒"The pursuit of perfection"(Lexusブランドのglobal slogan)

(02)株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
⇒"Quality for You"

(03)日本電信電話株式会社
⇒"新しい夢を、社会へ"

(04)株式会社NTTドコモ
⇒"DoCoMo 2.0"

(05)任天堂株式会社
⇒特に決まったものはなさそうです

(06)株式会社三井住友フィナンシャルグループ
⇒"LEAD the VALUE"

(07)キヤノン株式会社
⇒"make it possible with canon"

(08)日本たばこ産業株式会社
⇒"The Delight Factory"

(09)本田技研工業株式会社
⇒""The Power of Dreams"

(10)株式会社みずほフィナンシャルグループ
⇒"Challenge to Discovery"

(11)武田薬品工業株式会社
⇒"優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する"(キャッチフレーズというより、経営理念ですが)

(12)ソニー株式会社
⇒"like.no.other"(全世界で使用しているとのこと。結構好きです、これ。)

(13)松下電器産業株式会社
⇒"ideas for life"

(14)新日本製鐵株式會社
⇒"先進のその先へ、新日鉄"

(15)日産自動車株式会社
⇒"SHIFT_the future"

(16)三菱商事株式会社
⇒"For you, for the world"

(17)東京電力株式会社
⇒"Switch! 電気と、ちょっといい毎日。"

(18)三井物産株式会社
⇒"グローバル総合力企業へ"(タグライン)

(19)三菱地所株式会社
⇒"人を、想う力。街を、想う力。"

(20)東日本旅客鉄道株式会社
⇒特に決まったものはなさそうです

他にも、富士通株式会社の"THE POSSIBILITIES ARE INFINITE"とか、株式会社日立製作所の""Inspire the Next"、シャープ株式会社の"目の付けどころが、シャープでしょ。"、アサヒビール株式会社の"すべては、お客さまの「うまい!」のために。"、Adidas Ltd. AGの"Impossible is nothing"なども気に入っています。電車の吊り広告を見ているだけで、ずいぶんいろいろとキャッチフレーズが目に飛び込んできますので、アドトレインに乗り合わせない限り、退屈しないです。

2008年1月12日土曜日

2008年1月12日(土) パンダがなんだ

このアルバムのCDが欲しい...
今日は天気がよくなかったですね。しかも寒かった...。そんな中、遅ればせながら我が実家に年始の挨拶に行ってまいりました。ついでに十数年ぶりにコートを新調したりして、ちょっとウキウキのパパペライザーであります。

ところで、最近ある歌をよく口ずさんでいます。「パンダがなんだ(歌:石川進)」という曲なのですが、幼稚園だったか小学校低学年だったかのときに親に買ってもらった「およげ!たいやきくん」というアルバムに入っていました。当時(1975年頃)、日本はパンダブームに沸き立っており、あまりのパンダ人気にタヌキが嫉妬したというアイデアから生まれた歌だそうです。ちなみにこんな歌です。
 
パンダがな
あんまりにんきものだでな
タヌキもな
オイラもいっちょ なってみるべと
パンダにばけたとよ
ひあたりやまの タヌキがな
 
タヌキがな
あんまりうまくばけたでな
キツネもな
オイラもいっちょ やってみるべと
パンダにばけたとよ
ひあたりやまの キツネもな
 
そこへじんべえさんがやってきて
こりゃたまげた びっくらこいた
オラがやまにも パンダがいるぞ
ランランもカンカンも そろっているぞ
むらんしゅう はよこいみんなこい
パンダだパンダだ いけどりだ
ソレ! ソレソレソレつかまえろ
 
タヌキがな
いのちからがらにげだして
キツネもな
やっとこさっとこにげだして
くちをそろえて
パンダがナンダ パンダがナンダ
ひあたりやまで いったとな
 
パンダがナンダ・・・・・・・・

子どもの前で歌ってあげたら大うけで、子どももよく口ずさんでいます(笑)。
 
ちなみにこの手の曲で最近ウケたのは「クインテット」の「ただいま考え中」「目はおこってる」いう曲です。両方とも一度聞くと耳について離れない、不思議な感じの歌です。オススメです!!

2008年1月1日火曜日

2008年1月1日(火) ねずみ年

ねずみくんです!
あけましておめでとうございます!
 
年が明けて2008年になりました!今朝も市川からは雪化粧をほどこした富士山や遠方の山々が本当にきれいに見えました。それだけ空気が澄んでいるということでしょう。ところで今年は干支でいうとねずみ年ですね。
 
ねずみといえば実生活ではとても忌み嫌われているものですが、キャラクターになるととても愛されてしまう。なんとも不思議ですね。その代名詞ともいえるのがミッキーマウスであり、昨今ではピカチュウといえるのではないでしょうか。(ちなみに今年のパパペライザー家の年賀状はピカチュウです)
 
ところでねずみもののキャラクターといえば、もうひとつ知られているのが絵本のキャラクターの「ねずみくん(作・なかえよしを 絵・上野紀子)」です。キャラクター名にひねりもなく、「そのまんまやんけー!」って怒られそうですが、実はピカチュウより早い1974年に誕生し、30有余年の間に35冊出版されています。
 
この絵本を知るきっかけとなったのは子どものクリスマスプレゼントなのですが、ショートストーリーのなかに「思いやり」や「想像力」の大切さを教えてくれるエッセンスがつまっています。世知辛い世の中、一度この本を読んでみることをお勧めします。
 
余談ですが、お菓子の話。ベビースターのスナック菓子で有名な「おやつカンパニー」の「フランスパン工房」を食べたことありますか?フランスパンをポテトチップスのように薄くスライスしたスナック菓子です。実はこれ、美味しいことは美味しいのですが、とってもガーリックが効いていて、あとあとまで後味が残ってしまう。これから食べようと思っている方は、数枚で止めておくことをお勧めいたします。ひと袋を一人でたいらげようものなら...。
 
余談ついでにもうひとつお菓子の話。北海道限定販売のスナック菓子、カルビー「じゃがポックル」を知っていますか?パパペライザーは知りませんでした。実はそれを友人からお土産としていただいたのですが、聞くところによると、とても入手困難な代物なのだそうです。友人もやっと手に入れたって言っていました。生のじゃがいもをそのままスティックにして揚げているスナック菓子なので何も知らずに食べると普通に美味しい程度なのですが、人間心理とは面白いもので、事前情報としてそういう情報を耳にしただけで、ありがたみと共に美味しさが増すものなんですね。パパペライザー、小市民であることをつくづく実感した次第です。