2007年10月21日日曜日

2007年10月21日(日) 消防訓練

最新式の地震体験車
今日はマンションの消防訓練の日です。地震が起きて4階のエレベーターホールで火災が発生したとの想定でスタート。避難にエレベーターは使用しないように、とのことなので非常階段を地道に下りて地上階まで行き、バニラの香りのする煙のトンネル(火災発生時の煙を想定したもの)をくぐり抜けてマンション敷地の外まで出ました。
 
世帯数の割にはあまり参加者が多くなかったのが気になりましたが、お決まりの消防署の方からのお話があり、「消防署も最善を尽くしますが、イザというときには一人ひとりに手が回りませんので...」というようなことを話され、みなさんウンウン頷いていました。
 
続いてAEDの使い方の説明がありました。AEDというのは「自動体外式除細動器」の英語訳"Automated External Defibrillator"の頭文字をとったもので、「心臓の心室細動の際に電気ショックを与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器」のことです。知らなかったのですが、心臓が止まっている場合には使えないんですね!ちなみに心室細動というのは「心臓の心室が小刻みに震えて全身に血液を送ることができない状態」のことだそうです。
 
この機械、駅などでみかけることも多くなりましたが、(パパペライザーも含めて)どうやって使うのかを知っている人はそれほど多くないと思います。が、心配無用。この機械そのものは音声ガイドに従って操作をすれば簡単に使用できるということがわかりました。心臓が停止している場合には機械が自動的に判断して動作しないというところまでやってくれます。でも、それだけではダメだったんです。そばにいる者が心臓マッサージ・人工呼吸を継続して行うことも欠かせないということなんです。ということで、説明後の質問は心臓マッサージの仕方に集中。そりゃそうですよね。AEDの使い方は機械が説明してくれるけど、心臓マッサージの方法は予め知っておく必要がありますからね。とどのつまり、今日の説明だけでは使いこなせないということだけははっきりしました。
 
AEDの次は消火器の訓練でしたが、これは割愛。その次の起震車についてふれたいと思います。さてその肝心の起震車ですが、昨年の古びたものと異なり、最新式になっていました!さすがに最新式だけあって、過去の著名な地震の揺れがプログラミングされていて、たて揺れとよこ揺れが忠実に再現できます。さながら地震体験車、と思っていたら、そういう名前の車でした(笑)。都合により震度7の体験しかできなかったのですが、やっぱり震度7はすごいです!会社の防災訓練の際にも起震車で震度7を体験しましたのでこれで2度目なのですが、この揺れで無事な建物なんてないと思います。震度7を記録したという阪神・淡路大震災や新潟中越地震のすごさを身にしみて感じました。この規模の揺れに対しては、対策なんてとってとれるものではないですね。
 
いずれにしても、地震はいつくるかわかりません。きっと会社にいるときが一番確立高いんだろうなって思っています。そうすると、川崎から市川まで家族の安否を気にしながらの帰宅難民!?早く(ドラえもんのようにむくんでいる)足が治って欲しいものです。

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