2009年1月14日水曜日

2009年1月14日(水) 東京モーターショー

今年の東京モーターショーのポスター
景気は相変わらずよくないですね。本日、パパペライザーの勤めている会社でも緊急の経費・投資削減通達が出され、20時以降の残業禁止など、様々な規制がかかりました。また、この通達の影響で次から次へと業務計画の中止や延期の指示がかかっていて、仕事がどんどん減らされています。せっかくなので、空いた時間を利用して、(これまでやろうと思っていてもできなかった)考える時間や勉強の時間を増やし、自分自身に磨きをかけていこうと思っています。
 
ところで、本日のインターネットのニュース記事に、気になるものがありました。なんでも、アメリカの大手自動車メーカーであるGMとクライスラーが東京モーターショーへの出展を見送るのだとか。深刻な経営危機に陥っていることから、コスト削減を優先するのでしょう。出展には数億~数十億円の経費がかかるとされていますから、ある意味仕方がないことです。怖いのは、この動きに追随する会社が相次いでしまうと、ショーそのものがしょうもないものになってしまいかねないということ。日本メーカーにも、ショー向けの試作車製作費や会場の演出費を削減する動きが出ているようで、いずれにしてもショーの規模縮小は避けられそうにない情勢のようです。
 
東京モーターショーといえば華やかさが売りであり、パパペライザーもかつてはこの華やかさに魅せられて、一眼レフカメラを買ったこともありました。つまり、東京モーターショーの規模縮小によって影響を受けるのは、自動車産業だけじゃないんですよね。きっとカメラ業界も少なからず影響を被ることになるのでしょう。もちろんカメラ業界だけじゃなく、会場(幕張メッセ)周辺のホテルもある程度の集客をあてこんでいるでしょうし、飲食店や交通機関への影響も無視することはできません。とにかく、こういった負の連鎖が景気をさらに悪化させてしまうような気がしてならないのです。
 
もちろん東京モーターショーだけではなくて、ホンダのF1撤退やスバルのWRC撤退、カワサキのモトGP撤退などなど、モータースポーツ関連のショッキングなニュースが続いていて、その矢先に今日のニュースが飛び込んできたので、自動車産業、ひいては経済全体の先行きそのものの行く末がまじめに心配です。
 

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