2009年7月11日土曜日

2009年7月11日(土) 高尾山

「うかい鳥山」の越中五箇山(現富山県)より移築した合掌造り
久しぶりの更新です。先月の更新以来、2週間連続の静岡県三島市への出張があったり、法事のための1泊2日の高山行きがあったりで、ゆっくりと更新作業にいそしむことができませんでした。
 
ところで先週のことですが、家族&かみさんの両親とで高尾山に行ってきました。高尾山は都心から約50キロメートルに位置する東京都八王子市の国定公園です。パパペライザー家は車を持っていないので、電車ででかけてきたわけですが、東京都内にもこんな自然が残されていたんですね!素直に驚きました。後で知ったことですが、高尾山はミシュランの3星観光スポットにも選ばれていたとか。だからなのか、いやにインターナショナルな観光客が多かった気がしました。標高はたいしたことない(標高599メートル)のですが、都心から近いため、都心方面の眺望は一見の価値があります。
 
結局パパペライザー家は山頂まで行っている時間がなかったため山の中腹までで引き返しましたが、そこまではケーブルカーかリフトで登ることができますので、体力がない方でも海抜472メートル付近までは行くことができますし、そこからの眺めだけでも十分堪能できます。ちなみにケーブルカーかリフトかの選択に迷われたら、開放感のあるリフトをお勧めします。ただしベルトがついていないため、少し前のほうに重心を傾けてしまうとリフトから落ちてしまう危険性があります。お子様連れの場合は注意してください。ちなみに、中腹では団子とか小腹がすいたときに適した食べ物が結構充実していました。少しお腹を空かせて出かけてもいいかもしれません。
 
高尾山観光が済んだ後、次の予定地「うかい鳥山」へ。奥高尾の自然に囲まれた六千坪の敷地に離れの個室が40室ありまして、そこに食事をしに行きました。初訪問なので全貌がよくわからないのですが、この施設、食事スペースだけではないんです。入口から入っていくと、手前に越中五箇山(現富山県)の合掌造りの建物があります。そこには民俗資料館が併設され、この地方の風土・歴史が感じられる農具や武具・武器(火縄銃)なども展示されていました。古き良き時代の日本の生活を垣間見ることができる貴重な施設かも知れません。加えてこの施設というかこの敷地(庭園)、撮影スポットがたくさんあるので、カメラ好きの方も大満足すること請け合いです!
 
さて肝心の食べ物、雰囲気に負けていませんでした。特選鶏の炭火焼が自慢のようですが、和牛も選択できたため、パパペライザーは和牛を選択。竹の筒に入った日本酒とともに舌鼓をうったのですが、本当に美味しかったです!ナスのみそ焼きも豆腐も美味しかったし、最後に出てきたとろろご飯も美味しかった。時間とお金さえ許せばまた訪れたいです。
 
ところで「うかい鳥山」へ来たメインの理由。それは「ほたる狩り」のため。ほたるはゲンジではなくヘイケだったため、やや明るさはおとなしめでしたが、それでも子ども達含めて大満足!それにしても、「ほたる狩り」の時間帯は敷地内全ての照明が消されるため、見える明かりはほたるの明かりのみ。誰かが携帯電話をいじろうものなら、その明かりが観賞をじゃましてしまうくらいの闇といえばイメージ沸きますでしょうか。ここのほたるは完全な自然で育ったのではなく飼育されているものらしいのですが、目の前に飛んでいる姿を見れば、そんなこと関係ありません。美しいものは美しいですね。前回ほたるを見たのは中学生の頃だったので、25年ぶりにほたるを堪能しました。
 
BGM: 「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」 by ASKA
 
 

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