2009年7月19日日曜日

2009年7月19日(日) 劇場版ポケットモンスター

この映画で活躍したポケモンたち
今日は年に一度の恒例行事、劇場版ポケットモンスターを家族で見に行ってきました。タイトルは「劇場版ポケットモンスター アルセウス~超克の時空へ~」。神ポケモン3部作の最終章でもあります
 
いや、特に期待せずに見に行ったのですが、なかなかの内容でした。これまで出てきた神ポケモン、ディアルガとパルキアとギラティナとの関係性の解説もありました。ちなみにこのアルセウス、ディアルガ、パルキア、ギラティナの神ポケモン3体が束になってかかっても敵わない強さの持ち主でもあります。アルセウスは全てを生み出したといわれる神のようなポケモンなので、当然といえば当然なのですが。このアルセウス、ネーミングはギリシャ12神の全知全能の神ゼウスにちなんでいるのかな?スタッフはこの映画の構想を練るためにギリシャを訪れたといっていますので、きっとそうなのでしょうね。
 
ちなみにこの映画でパパペライザーが最も興味を引かれたのが地球儀ならぬ時空儀。世界中で刻々と変化する時間と空間の状態を示すもので、具体的には「この世界の空間(=我々の住まう地球)」「ギラティナの空間(反転世界)」「ディアルガの空間(時間)」「パルキアの空間(空間)」「アルセウス(全ての創造主)の空間」を示しています。いったい誰がつくったの?という問いにはこの映画では答えてくれていませんが、欲しい!です。
 
ところで、この映画の主人公、アルセウスは人間語を話します。テレパシーとも解釈できますが、とにかく人間が理解できる言葉を操ります。人間語を話すポケモンは、このほかにニャースとダークライとシェイミと(他にいるかな?)がいるのですが、仲間がひとり加わった感じです。ちなみにアルセウスの声優さんは三輪明宏さんで、正直言ってやや違和感を感じてしまいました。決して全体の流れを阻害するものではなかったのですが、アルセウスが話をするたびに彼の顔が浮かんできてしまい...ちょっとね、という感じでした。
 
それから全ての創造主であるアルセウスさん、ツッコミどころが結構あります。例えば...この物語で身を挺して隕石の衝突から地球(というより豊かな自然に囲まれた美しい町ミチーナか?)を守り瀕死の重症を負うのですが、時間や空間を司る神々をつくれるのであれば、別空間に隕石を移動させてしまうことも簡単にできたのではないか?なんてことを思ってしまうわけなんです。それから、人間の罠に簡単に引っかかってしまうところも謎です。ダボスという人に預けていた命の宝玉を返してもらいに神殿を訪れたところ、あれよあれよという間に罠にかかってしまい、自力では抜け出せなくなってしまう...。繰り返しますが、このアルセウスは(命の宝玉なしでも)ディアルガ、パルキア、ギラティナの神ポケモン3体が束になってかかっても敵わない強さの持ち主なんですよ。
 
とまぁ、大人が冷静にこの映画を見るといろいろ見えてきてしまうものですが、個人的には過去の劇場版ポケットモンスターの中でもトップスリーに入ってくる内容と思っています。久しぶりにDVDを買おうと思いましたし。(今のところのトップは『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』 です)
 
最後に、もしみなさんがこの映画を見に行かれるのであれば、他の神ポケモン2作品『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』 と『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』 を事前に見ていったほうが楽しめます(特にエンディング!)ので、ご参考まで。
 
BGM:「ハイタッチ」 by 松本梨香
 
 

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