2007年11月24日土曜日

2007年11月24日(土) architects

クライスラービルです!
本当に寒くなりました。そんなときは、同僚に教わった「アントキの猪木」や「細かすぎて伝わらないモノマネ」などを見て体を温めるのがいいようです(笑)。
 
ところで今日はarchitectsについてです。なぜかというと、日建設計という会社があるのですが、そこが関係している建物の工事現場(通勤途中にあります)近くを通ると、いやでもある言葉を目にすることになり、どうにも頭から離れなくなってしまったからです。それは、「planners │ architects │ engineers」」という3つの言葉。なかでも、なぜか"architects"が気になってしまい...。ということで、今回は気になる建築物について。
 
世界には様々な人工建造物があります。個人的に気になるものがいくつかありまして、それらをいくつか紹介します。
 
まずひとつめがアメリカはニューヨークにある「クライスラービル(Chrysler Building)」です。いわゆるオフィス系ビルの形としては一番好きな建物です。クライスラービルと言われながら既にクライスラーの手を離れているという話はさておき、こんなビルが1931年に建てられたという事実のほうがビックリしてしまいます。日本では昭和の一桁台、満州事変の年です!
 
次は英国のロンドンにある「ビッグベン(Big Ben)」。毎日正午に奏でられるビッグベンの鐘のメロディは、4つの音で奏でられる日本の学校等でお馴染みのチャイム(「キーンコーンカーンコーン」)のメロディの基となったとされているとか。英国国会議事堂に付属する時計塔なのですが、これも1858年にできているんですよね。ときの日本は江戸時代。井伊直弼が大老になり、アメリカ・ロシア・イギリス・フランスと修好通商条約を結んだ年です。
 
みっつめはピラミッド。なかでもエジプトの「ギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)」です。世界の七不思議のひとつとしても知られていますが、それもそのはず、このピラミッドができた(とされる)のは「紀元前2686年頃 - 紀元前2185年前後(日本では縄文時代!)」とされていて、こんな昔にこんなにも正確に石を積み上げる技術(例えば底辺の長さの誤差は20cm!)があったのかと驚いてしまうものだからです。
 
よっつめはインドの「タージ・マハル(Taj Mahal)」です。1653年(日本では江戸時代、将軍家光の頃か!?)に竣工とのことで、これもかなり古いです。世界中から2万人もの職人が集められ、22年の歳月をかけて作られたとか。総大理石造りというのもすごいですが、大理石を始めとした建材を運ぶために1000頭もの象が費やされたとか。
 
いつつめがイタリアの「ピサの斜塔(Torre di Pisa)」。今回挙げた建造物の中で、見ただけではなく、唯一実際に中に入ったことがあります。そのときは屋上まで行くことができたのですが、斜塔なのに途中階は手すりなどなく、バランスを少しでも崩したら転落!?「日本だったらありえない!」と思った記憶があります。実はこの建物、200年くらいかけて建てられているんですよね。完成は1372年(日本では室町時代、足利義満将軍の頃)だそうですが、設計者が完成形を見ることができないってどんな感じなんでしょうか。
 
ということで、最後(むっつめ)も設計者が完成形を見ていない建造物、スペインの「サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)」です。アントニオ・ガウディの設計で知られていますが、当初のサグラダ・ファミリアは別の方の設計でスタートし、ガウディさんは2代目だったんですね。ガウディさんは一から設計を練り直しているのですが、スペインの内乱などがあって、ガウディさんの息のかかった設計資料や模型がほとんど残っていないのだとかで、忠実にガウディさんの構想通りには出来上がらないようです。いずれにしても、サグラダ・ファミリアは1882年(日本では明治時代、大隈重信が立憲改進党をつくった年。3年後の1985年に内閣制度ができ、伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任)に着工していて、2026年前後に完成予定なのだとか。
 
今回は年代ものの建築物が中心でしたが、最近見た建物の中では、同僚が結婚式を挙げたところチャペルの建物がすごく気に入っています!ということで、そのうち現代建築物についてもふれたいと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「アントキの猪木」共有してくれてありがとうございます(笑)。

今回のブログを読んでいると、どうやらパパペライザーは「とんがった建物」に惹かれているような・・?!

ちなみにタージ・マハルとサントリー飲料のマスコットクー(Qoo)のシルエットが激似だと思うのは私だけでしょうか。

「例のところ」のリンク先は、こっちのほうが堪能できるかも♪デス。↓

http://www.anniversaire-w.jp/space/chapelle/index.html

匿名 さんのコメント...

ホントですね。実はトンガリ君だったんですね。自分でも気付きませんでした。(笑)

タージ・マハルのシルエットは...言われてみればそうですね!いかん、供養塔なのに、Qooにしか見えなくなってしまう!?