2007年9月2日日曜日

2007年9月2日(日) 不夜城

写真中央にそびえる異様に光り輝くビルは?
不夜城という言葉。広辞苑によれば、①「夜も日が出て明るかったという中国の東菜郡不夜県の城の名」②灯火が輝いて、夜も昼のように明るくにぎやかな所。歓楽街などにいう。」とあります。
 
でも、一般サラリーマンからすれば、夜、いつまでも電気が点いていて、誰かが働いている部署や会社というイメージがあるのではないでしょうか?
 
実は昨日(土曜日)、かみさんからひとつ質問を受けました。「(土曜日の未明の)夜中の3時頃に何気なく東京方面の夜景を眺めていたら、ほぼすべてのフロアの電気が点いているビルがあったの。あれって何かなぁ?」。しばらく考えてみたのですが、心当たりがありません。時刻は21時。ちょっと見てみるかってことで、東京方面、東京タワーのやや右側を見てみたら、ありました、ありました。確かにかみさんの言うとおり、煌々とビル丸ごと電気の点いたビルが。しかも土曜日の夜だけに、異様に目立っています。
 
早速デジカメで写真を撮り、別の日の昼間に撮影した同方向の写真と比べてみたところ、だいたいの目星がつきました。おそらくこれだというものが。でも、もう少しクリアな写真はないかと思い、昨年の12月の空気の澄んだ昼間に撮影した画像と比べてみたところ、あれ?それらしきビルがない!ということは、まだオープンしていないビルかも知れない!ということでググってみたら、どうやらTOKYO STATION CITY(東京駅)のGRAN TOKYO SOUTH TOWERのようだということがわかりました。どうりで!2007年10月竣工予定なので、昼夜を問わず、急ピッチで内装工事が進められているのでしょうね。最初は汐留の電通本社ビルかと思ってしまったのですが、いくらなんでもそんなはずはないですよね。(笑)
 
不夜城といえば、霞ヶ関を思い出します。その昔、10年くらい前でしょうか、毎週のように夜中の1時~2時頃、霞ヶ関周辺を通り過ぎることがあったのですが、煌々と点いた官庁街のビルとタクシーの行列が異様でした。国家公務員は本当に大変なんだなぁと思ったものです。最近は大臣など政治家のカネにまつわる不祥事が続いていますが、きっと今でも10年前と状況は変わっていないと思います。そういう意味でも上の者の不祥事で下の者の仕事を増やして欲しくないですよね。
 
そういえばパパペライザーの勤めている会社でも、15年くらい前に会社の知的財産部門が不夜城と呼ばれていたことを思い出してしまいました。土曜日も日曜日も、夜、会社の横を通り過ぎるたびに電気が点いていたことが思い出されます。

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