2009年4月25日土曜日

2009年4月25日(土) 豚インフルエンザ

忍び寄る影...
最近、少々気になるニュースがいくつかあります。まぁ、筆頭に挙げられるのは、やはり草なぎくん逮捕のニュースでしょうか。このニュース、少々騒ぎすぎの嫌いがありまして、彼をイメージキャラクターとして起用していたスポンサー企業に対しては、草なぎくん自身が丁重にお詫びしておいたほうがいいと思いますが、本人も反省していますし、もうそろそろマスコミさんは彼のことを放っておいてあげてもいいのかなと思っています。
 
それから世間的にはあまり大きく取り上げられていませんが、「中国で生産・販売するデジタル家電などIT(情報技術)セキュリティー製品の技術情報をメーカーに強制開示させる制度」が5月にも公表されるというニュース!「IT強国」を目指す中国政府は導入の意欲を改めて示したそうですが...。中国独自の安全基準である「強制製品認証制度(CCC認証)」というのがあって、これにITセキュリティー製品13品目(業界団体のまとめでは、日本企業の取扱金額は1兆円にのぼるそうです)を加えるのだそうです。ICチップ用OS(基本ソフト)やネットワーク監視システム、デジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システム、ファイヤーウォールなど、情報システムや情報機器の安全性確保に不可欠なソフトウエアで、日米欧企業が強みを持っている分野です。もしこれが導入されると、認証を受けられなければそれら製品を中国で販売できなくなるということで、日中間の通商貿易関係に悪影響を与えることは避けられなくなります。日本政府もあらゆるレベルで(中国政府に)再考を強く求めているそうですが、そりゃそうでしょう。どの先進国も採用していない異例の制度で、企業の知的財産が自国外に流出する危険性が高くなるわけですからね。中国側は申請で開示された情報を外部に漏らさないとしているものの、流出すればハッキングやコピー商品製造で「知的財産権が侵害されかねません。日中首脳会談も近日中に開催されるようなので、日本政府(麻生首相)の頑張りを期待したいものです。
 
気になるニュースはこれだけではありません。今日、相次いで報道された豚インフルエンザのニュース。英語では Swine Flu というそうです。(Pig ではないんですね、ハハ...)メキシコのコルドバ保健相は、24日、ここ1ヶ月にメキシコシティー近辺でインフルエンザに似た症状で少なくとも68人が死亡したと指摘。こうした症状の患者が1000人余り報告されたことも明らかにしし、死者のうち20人は豚インフルエンザが原因とこれまでに確認されたとのことです。一方、米疾病対策センター(CDC)は、メキシコで採取した組織サンプル14件のうち半数が、カリフォルニア、テキサス両州で豚インフルエンザと報告された8人のものと同じ遺伝子だったと説明しているとのこと。この事態を受けて、世界保健機関(WHO)は、ジュネーブ時間25日午後4時(日本時間同午後11時)に各国の専門家15人との緊急電話会議を開き、「国際的な懸念を招く公衆衛生の問題」かどうかを判断するとのことで、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)もどうなるかが気になるところです。このニュースで気になるのは、豚インフルエンザに感染したからといって、必ずしも豚と接触しているとは限らないということ。つまり、感染が「人(ヒト)-人(ヒト)」で起こっているということです。急に感染が広まっている印象があるので、誰かがウィルスを意図的に散布して、何ものかから世間の目を逸らそうとしているのかな?何はともあれ、パンデミック(世界的大流行)にならないことを祈りたいです。
 

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