2009年8月29日土曜日

2009年8月29日(土) 気になるニュース

新型インフルエンザウィルス
今日、息子とお風呂に入っていたら、NHK教育の「にほんごであそぼ」のコニちゃんの話題が出ました。そのとき、ひょんなことからお相撲さんの話へとつながったので、「コニちゃんも昔はお相撲さんだったんだよねぇ」という話をしたら、なんと息子から「え~っ!!」という驚愕の反応が返ってきました。齢7歳ですが、そんな世代なんですね。
 
ところで最近気になるニュースといえば、新型インフルエンザでしょう。毎日のように煽りまくるマスコミに踊らされている気がするのはさておき、報道内容を鵜呑みにすれば、かなり流行っているようですね。幸い、パパペライザーのまわりでは感染者が出たとかいう話は聞きませんが、噂では会社でも少なからず感染者は出ているようです。
 
そこで気になるのが「季節性インフルエンザ」との違いです。そもそも季節性インフルエンザも毎年1000万人もの推定感染者を出していて、それにより亡くなっている方も約1万人いるのです。現在、新型インフルエンザは推定11万人の方が感染していて、亡くなった方は7人(2009年8月29日 23:10現在)。新型が季節性と同じ致死率とすると、110人が既に亡くなっている計算になりますが、実際はその10分の1以下。一方で、新型は季節性の4~5倍の致死率であるという報道もあり、何が真実だかわからない状況にあります。ただ、大人より子どものほうがはるかにかかりやすい傾向はあるようですし、かかってしまえば咳が出るなど苦しくなるのは間違いないので、気をつけなければならないのは確かです。
 
それから、減災どっとこむによると、新型は「主に先天性疾患などの基礎疾患(糖尿病・心疾患・循環器疾患・自己免疫疾患・喘息等)をもつ5歳以下の子どもや20歳から50歳代の成人、妊婦(特に妊娠後期)」などの場合に重症化する恐れがあるとされていますが、季節性の場合は「主に高齢者や、基礎疾患をもつ人(非常に重篤な基礎疾患を持っていたり、80歳代、90歳代の高齢者が重篤化して死亡する例が多い)」という具合に、若干の違いがあります。加えて、季節性インフルエンザでは、インフルエンザをきっかけとして80歳代、90歳代の高齢者が肺炎を併発するといった症例が多いのに対し、新型インフルエンザでは、インフルエンザが直接の死因になっている症例がみられること、また基礎疾患をもたない健康な成人が重症化・死亡している例がみられることがあげられるのだそうです。
 
季節性とほとんど変わらないというように高をくくっていると、とんでもないしっぺ返しがくるかもしれないので、注意したいと思います。

 
BGM:「太陽の破片」 by 尾崎豊
 



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